575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

575の会の始まり。

2017年10月23日 | Weblog
名古屋は台風が通り過ぎて、ひさしぶりの青空です。
みなさん大丈夫でしょうか?
関東以北は、今が一番大変な時です。くれぐれもご用心を。

選挙という大風も安倍さん一人を残して去っていきました。
これからの日本、どうなっていくのか?

ところで、575の会は、いつ始まったのか?調べてみました。
最初の句会は、記録に残っているところでは、1994年6月14日でした。
その時の句はご覧の12句。

 自尊心いわれなき身に梅雨降りぬ
 夏の宵熱気にのった痴話ゲンカ
 ハイと出て悔やむ電話や梅雨の夜
 一周忌いのちおいしくいただきぬ
 傘と傘あじさい坂を下りけり
 父の日に期待もされず言い出せず
 夏の空仰いで見ればウワの空
 平成の猫おしゃべりになにぬねの
 初夏の色水面に写す五条川
 自尊心この梅雨空にかく重く
 佐渡の海空まで続く弾崎
 灰色の雨の街中咲くネオン

作者名が残っていないので、どなたの句なのか?残念ながらわかりません。
一人2句でしたから最初は6名でした。

また、亜子さんが参加されたのは1995年1月。
その時の句は。

 席ひとつゆずりゆずられ老いの春

同じ年の11月にアメリカ帰りの麗子さんが参加。

 おでん種積み木のように見えもする

この句が記録に残っていました。
おなじ年の12月の句会の志考さんの句。

 寝返っても寝返っても独り冬銀河

良い句ですね。
ところで、わたしの句はどれと、どれでしょう? 遅足

コメント (1)
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