575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

10月句会の最終結果です。

2017年10月22日 | Weblog
難しい題詠「秋収」句会の結果はご覧のとおりです。
台風が接近中です。くれぐれもご用心を。遅足

題詠「秋収」
①秋収鈴軽やかに馬の塔(郁子)結宇・麗子
②爺様にわらじ教わる秋収め(立雄)能登・狗子・静荷・晴代
③不揃いの野菜も盛って秋収め(亜子)能登・結宇・等・晴代・立雄
④配るほど貸農園の豊の秋(静荷)佐保子・遅足・亜子
⑤久し振り擂粉木出だす秋収め(佐保子)静荷
⑥県外のナンバーならぶ豊の秋(遅足)郁子
⑦祝福の光に染まる秋収め(麗子)すみ
⑧秋仕舞ぐずる子を背に帰りかな(結宇)狗子・等
⑨広島の胴上げを見て秋じまい(狗子)能登・遅足
⑩秋仕舞二間続きの膳支度(等)佐保子・結宇・すみ・遅足・亜子・狗子・晴代・郁子・麗子・立雄
⑪秋収め節くれ太き指と笑み(晴代)すみ・等
⑫豊作にホッと安堵の皺だらけ(すみ)郁子
⑬みちのくや七年ぶりの秋収(能登)佐保子・亜子・静荷・麗子 ・立雄

自由題
①生きている生かされている生身魂(静荷)遅足
②あづかりし犬のよく吠ゆ金木犀(佐保子)結宇・すみ・狗子
③満月や地球に生を享(う)けしこと(亜子)佐保子・能登・すみ・遅足・麗子
④両の手に抱く銀河の一滴(遅足)亜子
⑤溜池に尻尾を垂らす虎とんぼ(立雄)静荷・晴代・郁子
⑥木犀の路地にこぼるる弦の音(郁子)佐保子・能登・等・麗子・立雄
⑦爽やかや街踏む靴の新しく(晴代)遅足・狗子・麗子
⑧写真館に小(ち)さき行列七五三(狗子)
⑨地言葉と浅間指さす萩の寺(結宇)
⑩大仏の両肩に乗る秋の空(麗子)結宇・すみ・亜子・狗子・等・静荷・晴代
⑪吾亦紅友の消息口籠る(すみ)能登・結宇・亜子・晴代・郁子・立雄
⑫「吊ししよまい」柿並べ道の駅(等)
⑬かくれんぼ藁堆(にお)は暖かいい匂い(能登)佐保子・等・静荷・郁子・立雄

次回は11月15日(水)午後1時半 芸文センター12階D
題詠は「晩秋」です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする