575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

冷奴

2007年06月24日 | Weblog
 冷奴とは、豆腐をよく冷やして大き目の正方形に切り、ネギ・生姜・鰹節などの薬味と醤油で食べる。夏向きであるが、湯豆腐を「湯奴」「煮奴」とも呼ぶ。
 冷奴の「奴」は江戸時代の大名行列の先頭で槍や鋏箱を持つ役のことで、奴が着ていた半纏には、「釘抜き紋」と呼ばれる四角い大きな紋がついており、豆腐の形が奴の紋に似ているところから、奴豆腐と言われるようになった。

「 奴のレシピ 」

 変わり冷や奴

夏の涼味にしょうゆが冴える

材料
絹ごし豆腐・・・・・2丁
シーチキン・・・・・小1缶
ネギ・・・・・・・・小1/2本
キュウリ・・・・・・1本
白ゴマ・・・・・・・少々
(A)
減塩しょうゆ・・・・大さじ4杯
酢・・・・・・・・・大さじ1杯
砂糖・・・・・・・・小さじ1杯
ラー油・・・・・・・少々
にんにく・・・・・・少々


作り方

きゅうりを薄切りにして、塩をふりしんなりとさせ、水気を絞っておきます。
ネギも薄切りにし、シーチキンは身をほぐしておきます。
(A)の調味料、ラー油、おろしたにんにくを混ぜ合わせます。
1と2を混ぜ、冷えた豆腐にのせます。白ごまをふりかけてお召し上がりください。

 若者には向きそうなレシピだが、年寄りには少々のネギとおかかでヒンヤリとした食感を味わいたい。

 「冷奴」の俳句は

 冷奴はや硝子皿のみ残る        徳永山冬子
 冷奴五山の一の鐘聴いて        天野更紗
 うすまりし醤油すずしく冷奴       日野草城
 もち古りし夫婦のの箸や冷奴      久保田万太郎
 
コメント (1)
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