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よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

文楽

2011-11-12 22:41:47 | 学・楽・感
日本の伝統芸能『文楽』を初めて観に行ってきました。
舞台好きの娘の希望に付き合った形です。

日本橋駅の劇場最寄出口からすでに雰囲気作りが始まっていて、
地上へ上がる階段は一定間隔ごとに緞帳カラーで壁が塗られていました。


  

恋女房染分手綱
 道中双六の段/重の井子別れの段
伊賀越道中双六
 沼津の段
紅葉狩

先の二演目は生き別れの親子の再会が軸のお話です。
あまり予習もせずに臨んだし、太夫の語りも難しいのですが、
分かる単語と人形の演技で話の筋はつかめていくというのは、
やはり、日本人の感覚がそうさせるのでしょうか。

最後の「紅葉狩」はタカラヅカでいえばレビューのような感じ。
短い演目ながら、太夫、三味線がずらりと並び、
セット(?)も華やかでした。

全部で4時間弱の公演ですが、
お昼をまたぐこともあって、昼食をどうするのかが疑問でした。
途中30分の休憩があり、ここでどうにかするということがわかりました。
レストランがあって、予約をしておくというのも一つですが、
私たちはお弁当を選びました。
食べきれないと判断し、2人で1つの松華堂弁当を分けることにしました。



こういう場所ですから、やはり和装のお客さんは多かったですね。
そして、外国人の方も大勢いらっしゃいました。
その中にビーサン履きの人を見つけたのには驚きました。

劇場の中に展示室があって、
初心者っぽい私たちにはすかさず係りの人が近づき、
親切に案内してくださいました。
娘人形の髪に使う人毛が、国産では手当が付きにくくなっている理由が、
ノーカラー、ノーパーマの日本人が少なくなったことだというのは面白い事実です。
また、人形も持たせてもらいました。

どちらかというと、私たちは、
メロドラマ風のお話の方が面白いと思っているので、
そういう演目の時に機会があればまた行くかもしれません。
コメント (3)
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