*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

お・は・か

2014-12-31 09:18:33 | 
夫が休みの日に掃除しに行ってくれたお墓に、
正月用のお花を足しに行きました。
うちの近所には花屋さんというのがあまりなく、
お花を調達するのはスーパーです。
その方がちょっと安いからいいけどね。
お供えケチるのは良くないとは思うけど、どうしてもそんなこと考えます。

で、考えついでですが、
お墓用にセット組みされてるお花はなんであんな値段になるの?
1束¥980お正月Ver.だからもあるけど。当然2ついるよね。
これはスーパーの話ですよ。花屋さんなら2割り増しくらいかな?

セットされてるのは、
葉牡丹、南天、菊、デンファレなどです。

ん?これは…

葉牡丹2本、南天1本、菊1束、
単品のパックで見るとそれぞれが4、5百円です。
これでいいじゃない!
自分で組み替えればいいのよ。
それでも、いつもよりは豪華です。
うちの仏さんは許してくれはるでしょう。

そんな場合ではなく

2014-12-30 20:46:25 | 食・体
昨年のブログ投稿のお知らせが、また届きました。
たいていの場合、「ああ、そうだったな」という反応です。
そこで初めて思い出すわけです。
しかし、今年は違いました。

「うん、そうだったんだけど…」

去年の今日、私は夫と一緒に伏見稲荷に行ったのでした。
今年も行こうと思っていたのです。
だから、ずっと覚えていたんです。
まさか、あれではないですよ。
♪今年も 海に行くって~

夫は健在です。
いえ、「健」はうそです。

秋口から、夫は新しい仕事についていたのですが、
それから、
その仕事の都合で私とはほとんど休日が合わなくなりました。
それが、今日は年末年始の休暇に入った私と、
運よく休みが合うというのは月初めからわかっていました。
それで、今年も伏見稲荷に行こうと決めていたのです。
そして、今度は踏破しようと。

しかし、それどころではなくなりました。

今月は私が定期的に体調不良に見舞われ、
完全回復しない限り、ハイキングなんて無理だと思っていました。
胃腸の不調、風邪、発熱…直近ではインフルエンザも疑われました。
それでも、徐々に回復していきました。
ところが、入れ替わりのように夫が風邪をこじらせてしまいました。
こじらせ切りました。
仕事がハードで、家では食前食後にうたた寝という状態でした。
私は元々はそれがよくなかったのだと思います。
夫は認めないでしょうが。
そして、その後、
自分でもこれはまずいと思った時には、
仕事時間の都合で医者にも掛かれなくなってしまったのです。
ようやくやってきた休日がまさに今日。
だめだめです。
幸い、この年末押し迫った時期なのに、
かかりつけの医院は午前中のみですが開いていました。
行くしかありません。
予想通りのごった返し様。
しかし、兎にも角にも診てもらえて、点滴までしてもらえました。
飲みにくさ最上級の薬をいくつか手にふらふらと帰って来たのが2時。
そんなこんなの1日がもうすぐ終わろうとしています。

実は明日も仕事の予定の夫です。
分単位のシフトが組まれた仕事で、
どんなに体調が悪くても易々と休むことができません。
明日の朝、夫の体調がどうなっているか…

クリスマスの思いつき

2014-12-23 23:08:53 | 学・楽・感
男1人、女2人の3人グループがショッピングモールにある大型書店の入り口にいた。マフラーをほどき、コートのボタンをはずす。かなり寒い日だったが建物の中は暑いくらいだ。
「さあ、行こうか。」
誰がというわけでもないが声をかけて、3人は店内に進んだ。そして、お互いに顔を見合わせるでもなく三方に散った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3日前のことだった。3人は、仕事などで休日が合わず、丸一日一緒にすごすということが最近はほとんどなかったのだが、どういうわけか、クリスマスイブはみな休日で、しかも他に予定がないことがわかった。考えようによっては寂しい面子だ。昔はクリスマスと言えば特別な楽しみ方を計画したものだったが、いつ頃からだろうか、そんなこともなくなっていた。そこで、昼間から一緒に出かけようという話がまとまった。
普通、そういう場合の目的地はテーマパークなどを選択するのが手っ取り早いのだろうが、誰もそんなことは口にしない。頭にない。翌日が仕事だというのもあるが、そういったアミューズメントに興味のない、やっぱり寂しい人種とも言える。
ならばどうするか。まずは食事だ!食事をどうする?ここは昼食に力を入れるべきだと1人が主張した。理由は、夜は店が混む、たぶん昼より。
「おしゃれなレストラン?たとえばイタリアンとか?」
「うーん、昼だけど鍋でもいいんじゃない?」
「いいね!でも、もし、ものすごく待ち時間長そうだったら、その時は臨機応変に、てことで。」
12月24日クリスマスイブ昼鍋!と決まった。3人だし、昼だし、予約はなしで、当日ターミナル駅周辺で店を探すことにした。
話が一段落ついたとき、見て!と、1人がスマホに画像を表示した。覗き込むと、そこに映っていたのはケーキだった。もちろんクリスマス仕様、しかも見たことのない真っ赤のブッシュ・ド・ノエルだ。
「ケーキだけは予約してたんだ。24日の夕方受け取りで。」
つまり、夜に鍋を食べに行くことはもともと無理だったのだ。
「夕方って、時間は決まってるの?」
「4時から7時。」
3人はしばし沈黙した。
「時間、空くよね。」
仮に時間をずらして1時から食べ始めたとしても、そこは昼食だ、1時間もあれば堪能するだろう。少々のアルコールが入ったとしてもだ。ウインドウショッピングの後、お茶?しかし、ケーキを持って帰るのだから、その場合もドリンクのみなわけだ。 
「イルミネーションだって暗くならないと点灯しないしね。」
「光っていないワイヤーを見て回ってもね…」
自分たちの泥縄を実感して苦笑いする3人だった。
「プレゼント交換しない?空き時間に選びに行って。」
提案者以外が小さな驚きの声(?付き)を上げた。
「うん、だって、イブだよ。なんかクリスマス要素入れたいと思わない?」
「まあ…」
「鍋って、忘年会要素だしね。」
3人でプレゼント交換なんて、したことあっただろうか。そんな3人なので提案者も含めてイメージははっきりしなかったが、プレゼントという言葉の響きがほんの少しわくわくを誘った。
「でも、お金ないな。」
温度が下がった。給料日前日だ。それもしかたない。わずかなボーナスは、もう予め決められた位置に収まっていた。
「上限決めようよ。千円とか。」
「千円か…何買えるかな?」
「そうだね。気の利いた物を買おうとすれば、足が出るよね。」
気の利いた物…クリスマスに限らず、プレゼント御用達店のLoftとか東急ハンズの商品でも千円で買える物はもちろんあるが、地味なステーショナリーでは盛り上がらない。
「千円以下で個性が光るプレゼントって、ないかな…?」
「…文庫本…どうかな?千円以下で結構あるよね。」
「何にしようかな?」
賛成反対もなく、すでに3人の気持ちは次のステップに移っていた。
本を選ぶ。この行為は、かなり自分自身を試される。どの本に決めたかはもちろんのこと、選択の過程にもおいてもだ。
読む側に立って好みを考える。これは贈り物の基本だ。しかし、自分が読みたい本でもよいわけだ。自分のお薦め本がどう評価されるか見るのも面白いだろう。そして、あとで読ませてもらうことだってできるからだ。
こういうとき、女の中に1人だけ混じった男というのは必要以上に気を遣う。彼の思考回路は、当日までほとんど本棚状態だった。それに対して女はどうか。1人はアマゾンで予習し、もう1人は当日の気分で決めるつもりで何の準備もしなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3人が囲んだ丸いテーブルの真ん中には、3人にちょうどよい大きさのクリスマスケーキが乗っていた。それぞれの前には、ケーキを取り分ける皿とコーヒーカップ、そして、ほぼ同じ大きさの四角い塊が置かれていた。選ばれた3冊の本がクリスマスらしい色違いの衣装に身を包まれて。あみだくじを作ろうか、紐をつけて引こうか、交換の方法を考えてみたが面倒になったので、ケーキの入っていた紙袋に本を入れ、2、3度シェイク。目を瞑って3人一緒に手を突っ込んだ。自分のが当たったときは隣に一つずらすということで。
さて…
娘は父が選んだ笑える話題の書を手にした。母には娘が読んでみようと思っていたコミックが当たった。妻から夫へはちょっとしたHow to本が渡った。
プレゼントされた本は必ず読むこと。そして、一言感想を。
メリークリスマス!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ショートストーリー風にしてみました。
我が家の本当の出来事と違っているところは、
1.それが12月23日だったこと
2.昼ご飯が鍋でなかったこと
3.クリスマスケーキが注文されていたことは全員が知っていたこと

突然の寒波

2014-12-08 20:14:44 | 食・体
12月に入ったばかりだというのになんてことでしょう。
寒すぎます。
2週間ほど前はアメリカが大寒波ということで、
向こうの友人に様子伺いのメールなど出したものですが、
今度はこっちです。
布団は厳冬期仕様になってしまいました。
そんなことが原因だったのかもしれませんが、
体調不良にみまわれました。

先週末のことです。
夕方近くになった頃、胃が重くなって来ました。
軽い吐き気も感じます。
最近、きついボトムを着用したときに異常に圧迫感があります。
きついのだから当然のことですが、自分の想像以上の感覚です。
寒くなって来たので下にタイツもはいています。
タイツがきつい場合もあります。
我慢ができず、タイツを脱ぎました。
少し楽になったけれど問題はそこではなかったようです。

帰りには寒いからタイツをはき直しました。
私は自転車通勤です。
自転車をこぐ動きがまた腹部を圧迫します。
気分最悪で家にたどり着きました。

同時に感じていたのが眠気です。
冷たい風を受けながら自転車を走らせていたのだから、
眠気など吹き飛んでしまいそうなものですが…
帰宅して、食事の支度をする前に少し横になることにしました。
1時間くらい眠ってしまったようです。
すっきりしたのかしないのかわからないけど、
とにかくご飯の支度を、と起き上がったのですが、
体は動きませんでした。

見かねた娘が代わって簡単なものを作ってくれました。
使えない包丁で野菜と豆腐を切り、
出来上がったのはワンタンスープ。
食欲はほとんどなかったけれどわずかばかり口にしました。

直後、ほぼ呼吸困難のような状態になり、
椅子に座っているのもつらくなりました。
もう、寝るしかありません。
布団に入ったら入ったで、吐き気と震えるほどの寒気。
足先はいつまでも冷たいままでした。こんなことは珍しいのです。
熱があったのかもしれません。風邪だったのかも。

翌朝、少々頭痛を感じましたが、起き上がることはできました。
病院に行こうかとも考えたのですが、
症状を説明するのが難しく考え込んでしまい、
結局行かず仕舞い。
行ったら行ったでいらぬお土産を持ち帰りそうな気もしたので。

家でゆっくりしようと年賀状の準備をし始めたのですが、
昼過ぎ、思い立って映画に行ってきました。
寒波のように私の行動も唐突でした。


星巡る方舟

2014-12-06 18:22:22 | Yamato
昨年秋にその存在が明らかになったこの映画がいよいよ公開となりました。

宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟

それに先立ち、私たち家族はどう臨むのか協議の結果(←たいそう)、
夫の仕事が平日が休みになるので一緒に行くことはできないことを考え、
3人とも見に行くのは行くのだけれど、
バラで…となりました。
そうなれば、通常上映であるけれど、
私と夫で夫婦割引は適用されないわけで、
ならば、前売りチケットを買って、ということになりました。

 

前売りチケットはこれまで3段階に分けて販売されてきて、
それぞれに特典が付けられていました。
公開ギリギリの購入ではそんなものは残っているはずがない!
と考えていたのですが…
人気があるのかないのかわからないのがこの映画。
特典はすべて残っていて、どれでも選んでいいですよって…
クリアファイルとミニ色紙をいただきました。



クリアファイルというと、
関連ムック本を購入した時も別のがついてきました。



さて、本編です。
やはり、完全新作のストーリーでした。

ですが、時系列で言えば、オリジナルの7章のどこかにはまるお話です。
入れていいのかよくないのかは賛否が分かれるところでしょう。
登場人物、中心人物に偏りがあります。
メインストーリーで人気のあった人を選抜しました、感がありました。
ミュージシャンがアンケートで人気曲を募り、ベストアルバムを。
あの臭いがしました。

先に公開された、2199のダイジェスト版と言ってよい、
「追憶の航海」が情緒の部分をそぎ落とした骨組みだったのに対し、
思いっきり感情に訴えたストーリーだったと思います。
私は嫌いじゃないです。

新たな敵をかつての敵と共に討ち果たす。
しかし、完全勝利ではなかったわけで、
そうなると、お得意の続編ですか?
それも嫌いじゃないです。

ツイッターで知ったこんなポスターも購入しました。
とても美しいです。
でも、ここに描かれている人たちは、
実は今回誰も登場しないんですよね。