漬物

簡単なお漬物を時々家で作っています。



これはヨーグルト漬けです。
着け床に使っているのはカスピ海ヨーグルトなのですが、
10年以上前に種菌を頂いて育て続けているものです。
種菌をくださったのはネット上のコミュニティで知り合った方。
どうしていらっしゃるのかはもうわからないけど、
ヨーグルトは元気ですよ！

　　　　

私がよく漬けるのは、胡瓜と人参。
ジップロックを使うので、入る大きさに切って塩をします。
昆布、タカノツメ、塩レモンで風味付けします。
材料が浸るくらいのヨーグルトを入れて冷蔵庫の野菜室へ。
たまにモミモミして1週間くらいでできあがり。
味は、塩漬けとぬか付けの間くらいかな。

そしてこちらは、みょうがの塩漬けです。



「みょうがの忘れ物」なるものがスーパーに売っていました。
普段みょうがとして売っている芽の部分を刈り取った下の茎だそうです。
みょうがを食べると物忘れをするという謂れからか、
商品としては忘れられてしまう部分だからか、
どちらにしても、忘れ物まで売ってしまおうという商魂逞しさ！
でも、捨ててはもったいないです。
売り場には「炒め物に」とありました。

　　　

かなりの量が入ったパックですが、これで１５０円！
皮の隙間に入ったゴミを洗い流し、傷んだ部分を除きます。
塩をして、やはりこれもジップロックに詰めます。
風味付けはいつも大体同じですが、
昆布、タカノツメ、柚子の皮にしました。
柚子の皮は冬にジャムを作ったときに残して冷凍して置いたものです。
そしてやっぱりモミモミ…
３～４日で食べられます。
上品で刺激的な大人の味です。
その辺のスーパーでは売ってませんよ。

梅干！

５月も終わりに近づく今日この頃、
乗り遅れないように準備をする必要があります。
梅干の漬け込みですよ！
数年続けていた生協での梅の購入を去年はやめて、
他の店で手頃な値段のものを探そうとしましたが、
思案しすぎて危うく品切れの憂き目に合いそうになり、
おつとめ品に手を出してしまいました。
熟してたけど、廃棄率も高かったです。
今年は、早期着手です。

目指すは天満市場！

ここも今はまだ梅酒用の青梅が巾を利かしています。
「梅干にはまだ１週間か２週間早いで」
八百屋のおっちゃんも言います。
しかし、私が小梅を求めていることがわかると、
おっちゃんは、
「ほな、これにしぃ」
と勧めてくれたのがこちら↓



１箱４キロ入りで驚きの９８０円！
予算は１キロ500円前後と決めていたので十分過ぎます。
「これは小さいから安いんや。種が小さいから身が多いで」
そう言って、
さっきのおっちゃんは見本を１つ割って見せてくれました。
箱には「南部」と産地も明記。
惜しむらくは、希望の５キロなかったこと。



しかし、半日掛りで処理をして漬けてみると…
だいたい半分ずつになるように２瓶に分けたのですが、
１瓶２キロにしてはいつもより多いように見えます。
去年の記録写真と比べても歴然です。
もしかして、４キロ以上あったんちゃう？
いやいや、
一連の作業を思い返してみると理由がわかりました。
廃棄個数が少なかったのです。
それがこれまでとの違い。

今年はいけてる感じです。


【反省点】
梅を洗うときは、シリコン折りたたみたらいは使うな！

美容院のコスパ

髪が伸びてきました。
カットの間隔はだいたい3ヶ月くらいでしょうか。
割とほったらかしです。
こんな年になっても髪の量は多いまま。
それはありがたいことなのでしょうが、
伸びる＝増える！で、とにかく乾きにくくなります。

そろそろ美容院に行かねばと考えていました。
買い物に出てあまり通らない道を通ったときです。
信号待ちで、ふと振り返ると、角に小さな美容院が。
メニューを見ると、安い！
カット（シャンプー・ブロー込み）￥2300
行きつけの美容院でも指名などしたことありません。
だれにやってもらってもいいと思っています。
ならば、店を変えてもいいじゃないか。
うまく行けば、乗り換える気満々でした。

さて、時間を見計らって行ってみると、
予約に来たときにいた男の人とは違う女の人が担当してくれました。
年齢は私よりは下でしょう。
しかし、なんとなく…

そんなことよりカットです。
好みの長さと、髪の量のことを伝えました。
概ね、希望はかなえられたと思います。
しかし、やっぱり…

もやもやの原因は私を担当してくれた人でした。
はっきり言おう、ダサいのよ！
服装は、向かいのスーパーに買い物に来たおばちゃん並み。
何よりも、あかんのは、
邪魔になるからクリップで留めました風のボサボサ髪！
あんた、美容師ちゃうんかいな！？
この人にやってもらってもきれいになる気がしない！
しかも、髪のすき方が古い。毛先傷みそうな気がしました。

20年ほど通った美容院も最初は同じくらいの規模でした。
それが、どんどん大きくなり、店舗も増えていきました。
予約が取りにくくなり、料金も高くなっていきました。
それでどうしよう、と考えたのですが、
どうも、美容院の料金は技術料だけではなかったようです。
美容師さんたちはいつもとてもおしゃれです。
自身の美しさに気を使っている人なら、
私もきれいにしてくれるはず。
目に映るものの満足感もコスパに含められると感じた日でした。

歴史的４対１

るろうに剣心　

DVDで三部作を順に見ていきました。
娘は特別な興味がなく、夫と二人でです。

原作がコミック、アニメ化され、そして実写へ！
人気作品の花道を歩んできた作品です。
うちの家族はこういう作品を嫌います。特に最終段階の実写化を。
配役がイメージと合わないことが多いからです。
娘はやはり剣心役に難色を示しました。
しかし、私と夫にはさしたる問題とも感じられませんでした。
敵役の面々などは返って魅力的だったと思います。

感想を一言！
おもしろかった！

時代は維新後、明治新政府がなって数年たった頃、
入れ物は新しくなったけれど、
中身は新旧入り混じっていて各所で摩擦が起こります。
波に乗れる者もあれば、渦に飲まれる者も少なからず。
自分を見失った弱者の不安や、怒り、悲しみが垢のように積もり、
その中で強大になってゆく悪の組織。
成り立ちから考えても彼らのつながりはもろく、
親玉さえ倒せば！…と、お話は進んで行きます。

当然、最後は対決シーンですが、
それでいいの？と言いたくなりました。
これが、４対１だったのです。卑怯だよ!
立場の違う４人ながら敵は同じだからなのですが、
ほぼ対等に立ち回っているということは、最終的にやられたにせよ、
実は悪者親分、一番強いんじゃないですかってことです。
しかも、親分自滅！

この決着のつけ方が、身近な問題とよく似ていることに気づきました。
私は大阪市民ですから、明日は住民投票が行われる日です。
カリスマ的党首を要した新進政党が打ち出した画期的（突飛な）自治政策を、
市民の私達が受け入れるかどうかを明らかにする投票です。
四面楚歌の名の通り、４党が反対姿勢を打ち出しています。
普段は相いれない考えを持つ４党が、
敵を同じゅうするという一点で共闘を組んでいます。
明日の夜、勝敗、即ち、大阪市の進むべき方向は決まります。
そして、明後日には各政党は５つに分かれ行くのです。

奇しくも、新進政党は『維新』を名乗っています。

大阪が明るい光に導かれることを祈って、明日投票に向かいます。

老人ホームでの事件

ゴールデンウィークをどう過ごしたか、
考えてみれば、ほとんど洗濯をしていたように思えます。
こんな時期ですから、衣替えもあるし、
仕方がないと言えば仕方がないのです。
やろうと思っていたのにできなかったこともあります。
代わりに、そんなつもりではなかったことも起こりました。

母がお世話になっている老人ホームから呼び出しがありました。
施設におけるある事件についての説明会が行われるということでした。

『虐待』

施設職員による、利用者へのそれが報告されたというのです。
穏やかではありません。
しかも、数年間にわたる行為で自主的な報告はされていませんでした。
しかし、その言葉で表現される範囲があまりにも広いのです。
私たちが通常イメージする行為はそのほんの一部です。

例を挙げれば、
数件あった事例の中で最も多かったのが「身体拘束」
これもまた物々しい四字熟語ですが、
その多くは、ベッドに４点柵を取り付けることでした。
決して、体を縄で縛り上げるような荒業ではありません。
３点までならOKだけど、逃げ場をなくす４点はNGだそうです。
ただ、耳を疑うような報告もありました。
食卓で居眠りをしている利用者を起こそうとして、
耳を洗濯ばさみで挟んだというもの。
中学生の修学旅行のいたずらじゃないんだから…
介護従事者レベルが低すぎます。

施設側の説明や質疑応答で浮き彫りになったのは「人手不足」
そう言えば、この業界、求人多いですよね。
景気が良くなると介護職に人が集まらないそうです。
少ない人数で利用者の要求に対応するのは骨の折れることです。
わかるけど、それはそれ。

行政処分も受けて、運営が難しいとは思いますが、
改善に向けての取り組みを進めているところだそうです。
今回、説明会に集まったのは利用者家族のほんの一部です。
こういった時にきちんと参加する家族は、
お世話になっている・感の強い人たちです。
自分達ができないことを代わってくれていると、
常々感謝の気持ちを持っています。
だから、無茶な詰め寄りなどしません。
来ない人が好き勝手言っているのだと思っています。
しかし、そんなお行儀の良い家族ばかりではありませんから、
つまらないことで自らの首を絞めることにならないように、
介護の質を上げて欲しいものです。

布引ハーブ園

ゴールデンウィークの３日間、夫と休みが合うことになり、
連休の使い方を色々考えていました。
最初は旅行に行こうか、なんて柄にもないプランも浮上しました。
しかし、やはり、いつもの通り流れました。
なんか、考えるのが面倒なのです。
結局、近場で出かけようとなりました。

そうだ、神戸に行こう！

西宮から先には何年も行ってなかったように思います。
街中を歩くのもいいけれど、どうせならと、
高台に行ってみることにしました。

布引ハーブ園です。
ハーブ園に行くには私にはちょっとした試練があるのですが、
それも、めったにないことですから。

　　

この景色を見るためにはケーブルカーに乗らなくてはならないのです。
私は、足場がしっかりしていて、体が囲われている場所なら、
少々高度があっても平気です。
しかし、ぶらんぶらんしていたり、透け感のある入れ物は苦手です。
その両方を満たすケーブルカー！

　　

それでも、行ってしまえばこっちのもんです。

　　

　　

ハーブ漂う初夏の爽やかな風に吹かれて、
美しい花々や、奇妙な動植物に出合いました。



また逢う日まで…