*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

キーレス・エントリー 

2009-03-31 22:38:51 | 
「お父さん、いつ帰ってくるん?」

昼過ぎに娘からとどいたメールでした。

春休みですが、何日か学校で補習授業があって、登校する娘。
午前中で授業が終わり、家に着いたとき、鍵を忘れたことに気付いたようです。
私は、もちろん、平日ですから出勤です。
父親が外出の予定だったことは知っていたと思いますが、
帰宅時間によって、自分の行動を決めようとしたわけです。

「お父さんに、きいてみ」

そう、返事するしかありません。
残念なことに、夫はかなり遠出をしていたらしく、帰宅は夕方の予定。
どうする?
近所の友達に自転車借りて、私のところに取りに来るか…

その後、しばらく、連絡がなく…

ショッピングセンターにいたとか。
家に帰る前にお昼に食べるおにぎりか何か買っていたはずですから、
イート・イン・スペースで昼ご飯にでもしていたのでしょう。

後から聞いた話では、
歩いていける範囲の従姉をたずねて行ったり、
最終的には、同じ棟の友達の家に上がり込んでいたということですが、
友達本人がいたわけではなく、
お母さんと話し込んでいた、と。

夕方までの時間ですから、お母さんにとっては迷惑な話です。
と、私は思っていたのですが、様子が違いました。

それは、たまたまの空き時間で、
久しぶりの出会いで話に花が咲いたようです。
それにしても、相手はおばちゃんですよ。
いったいどんな話題だったのでしょう。

修学旅行のこととか、進路のこととか…

自分の親以外、それも身内でない人に、
相談というほどヘビーでないにしても、
話し相手になってもらえることはめったにないので、
よい機会だったのではないでしょうか。

自分の家には入れなかったけど、
違うところには、いろいろ入れた日です。

OB会 85分の3

2009-03-29 23:11:05 | 学・楽・感
かつて私が席を置いた高校のバスケットボール部が85周年を向え、
記念の部史を作成、そして、
完成披露パーティーなるものが催されました。

その作成自体には、なんのお手伝いにも参加しなかった私。
むしろ、それいるん?とまで感じてもいたのですが、
立派な完成品が届き、編纂の苦労話を聞き、
私も、85分の3年、そこに存在したことを実感しました。
パーティーでは受付を仰せつかり、同期4人で、
出席者をお迎えしました。

自分主体で校長先生のお話を聞くというのは、
おそらく、高校卒業以来ではなかったでしょうか。
学生の頃は、うっとうしい時間でしたが、なんだかそれも新鮮!
重鎮のスピーチもただ長いだけというのではなく、
お話がお上手で、楽しんで聞くことができました。
大人になって(十分過ぎるほど)、聞く姿勢も身に付いたから?

部史本体に掲載し切れなかった写真等のスライド上映あり、
OBのプロシンガーのライブあり、
だらだら、ざわざわなってしまいがちな会ながら、
うまく進行して行ったのではないかと思います。
近い年代の人たちとはそこそこ話もできたし。

新OB(この春の卒業生)は今どきの若者でした。
おしゃれだわ。男女とも。
挨拶の時に、変に難しい常套文句を入れたりして、また、かわいい。
私は、あの子達のお母さんの年齢なのよね。

部外者に、こういう会があることを話すと、大変驚かれます。
私自身、そこに自分が含まれることもまた驚きです。

私が、今、その輪の中にいるのは、

『あの日』決められたことなのでしょう。

それは、今日、閉会で歌った校歌を初めて聴いた、少し後のこと。

寒の戻りを体感

2009-03-27 22:37:44 | 衣・職
さむ~い週でした。
京都に行った日はダウンが暑いなんて思ってたのに。

その寒さの中、会社関係のお葬式がありました。
お通夜、告別式と2日間、社員一同受付を担当しました。
寒風の中、
夏でもめったに履かないスカート姿。それもペランペランの。
そして、ストッキングに、これまた慣れないパンプス。
一応、礼儀上、コートを脱いで。

受付のテントの中には、
電動の温風器がありました。
そしてもう一つの暖房は見たことのないものでした。
和食のお膳に付いてくる一人鍋などに使う固形燃料、
それが、一斗缶の3分の1ほどの缶に口まで入っていて、
上に、5,60cmの高さの金属製の筒がかぶせてあります。
筒には、いくつか穴が開いています。
固形燃料に火を付けると、
炎が筒の上まで広がって、熱が外に出るというもの。
しかし、風が強かったので、穴から炎が異常に噴出し、
周りに燃え移らないかとヒヤヒヤ・・・寒いんかいな?

弔問客は会社関係だけでは、もちろんなく、親族もいらっしゃるので、
知らない人の中でうろうろするより、
ここと決められた場所に社員が集められていたのは楽でした。
親族が寒い思いをすることもなかったわけですし。

享年82歳。
戦争実体験の世代です。
戦友という人から届いた弔意文の朗読は胸を打つものがありました。
波乱万丈の人生を送った人と言えるでしょう。

お見送りのBGMは『涙そうそう』

全てが終わったあと、空からも、涙そうそう・・・

オイルヒーター処分法

2009-03-24 00:25:44 | 
空気を汚さず、お部屋全体をやんわり温めて持続する。
直接火を使わないので、お年寄りや子どもの部屋向き。
そんなところが、オイルヒーターの長所として紹介されます。

短所としては、電気なので、経済面でしょうか。

我が家も、娘の部屋で長年使ってきました。
ところが、通電すると、ちょっと変な臭いするけど…
てなことになって、これはもう、完全に故障で、使用中止がベスト。

大きさの関係で、粗大ゴミだと思い、
他のものと一緒に、回収を申し込もうとしました。
オペレーターさんに、名称を告げると、

「オイルは抜いてありますか」

考えてもなかった質問です。
当然の答えとして、こう言い切りました。

「オイルは、抜くところがありません」

そして、
きっと、その人がオイルヒーターを知らないのだと思い、付け加えました。

「灯油を入れて使う、石油ストーブとは違いますよ。」

しかし、結果は、私の負けでした。
あれこれやり取りしている間に、担当者が確認をしていたようで、
少なくとも、大阪市で決まっている処分法は、

『メーカーにオイル抜きを依頼した上でなら、粗大ゴミとして回収する』

要するに、
メーカーに引き取ってもらえるのならそれでいいわけなのでしょう。

そんなことは、
購入時に誰か教えてくれましたか。
取説を見ても、それらしい表記は見当たりません。

めんどくさいのなら、買わなかったのに。

洋服ダンス解体

2009-03-22 22:58:38 | 
W130×D60×H190
私の嫁入り道具として20年を過ごした洋服ダンス。
堂々たる存在感で、最近はじゃまもの扱いでした。
都合で娘の部屋に置いていたこともその所以。

娘の部屋では、教科書が床に積まれるなど、
勉強道具がないがしろ。
なんとか本箱を1つ置くために『洋服ダンスを小振りに』が悲願でした。
えらい、たいそうな話です。

春休みです。今やらな。
洋服ダンスを粗大ゴミに出すことにしました。
しかし、解体しないと、動かせないとなって、その場で作業でした。
取り掛かってビックリ、背中がカビだらけ。
娘の咳の原因はこれかも。

新任の、タンスとも呼べない、カバー付きハンガーラック的な若者は、
先代とは違って、華奢そのものです。
あまりにも非力な様子に、中身も大幅に減量しました。
生活にもそのくらいでちょうどよいのですが。

さて、スペースの割り振りが決まったので、
本箱をオーダーしましょう。

京都 昼・夜 アルバム

2009-03-22 12:57:43 | 学・楽・感
花見にはやや早い時期、京都は『花灯路』です。
昼過ぎから阪急で河原町へ。

ぶらぶら歩くと、こんなところへ。



立誠小学校~名前に負けず、趣のある建物です。
平成5年に小学校としての幕は閉じたそうですが、
現在は、イベントなどに使われているようです。
玄関右には、京都水運の父『角倉了以』の碑が。
かつての土佐藩邸付近だということですが、
その地で、誠を立てるって・・・

4時を過ぎた頃です。
もっと早い時間に霊山歴史館に入って、休憩しておけばな、
そんなことを思いながら、ほぼ、登山状態。



これから向かうのは、
坂本竜馬、中岡慎太郎のお墓です。
お彼岸だからって、なにも、よその人のお墓参りしなくてもね。



二人の像に、私もシルエットで参加。

甘い物を身体に染み込ませているうちに、外はゆっくり暗くなり、
さあ、花灯路の点灯です。




花灯炉の1つの中心会場「高台寺」近くに、
お箸の専門店があります。店の名を『はしっこ』
夫と私のお箸、そして、娘のお弁当箱を買いました。



ラッピングも素敵でしょ。

思いは届く

2009-03-18 22:42:14 | 衣・職
火曜日の朝は社内清掃の時間です。
現在、私の担当場所は自分の『巣』だけです。

とは言っても、この場所は、
毎日帰りに軽く掃除することになっているので、
毎週きっちりするわけではありません。
ま、トイレは毎週かな?

自分の足元、PCの配線溜まりが、
エイリアンの繭のようになっているのが気になって、
久々に、掃除機を振り回してみました。

この部屋は部分的に、ある社員が倉庫のように所有していました。
返品とか、附属の残りとか、ケースで積まれたままでした。
聞けば、下の階の事務所の四隅も同じ状態だとか。
オセロちゃうで!

○○くんは、お片づけができませんね。

幼稚園の頃から、そう言われてきた人だと想像できます。

この日、私が、あちらこちら物をのけて掃除をしているうちに、
○○くんの宝物が、エレベーター前に集まっていたのです。

ドゥ~ン

1階からエレベーターが上がってきて、扉が開くと、
立っていたのは、その持ち主でした。

さすがに、目の前に立ちはだかるケースの山を無視する訳にはいかず、
黙って、中身を確認し、正当な保管場所とゴミ箱に分別し始めました。
掃除機の音が止まった時には、クリアになっていました。

私は何も言ってませんよ。
日頃から、多少の圧はかけていましたが、
偶然の結果です。

通じるものです。念じましょう。

スペインからお越しの・・・

2009-03-15 23:39:40 | 学・楽・感
大型家電量販店でのことです。
けたたましいBGMの切れ間にこんな館内放送が。

『スペインからお越しのサミュエル様、
 お連れ様がお待ちですので・・・』

スペイン?サミュエル?

ああいうお店ですから、
世界中からお越しのお客様がいらっしゃいましょう。

しかし、

スペイン は SPAIN ではなく、
サミュエル は SAMUEL ではもちろんなく、

サミュエル様は自分が呼ばれていることがおわかりでしょうか。

そして、
お連れ様は、どちらのどなた様なのでしょう。
お二人は、その後、無事お会いになれたのでしょうか。

店を出るまでの間、さりげなく、自分なりに、
サミュエル様(風の人)を探していた私は、

帰りにスーパーで、

モロッコ産のタコを買って、おでんに入れました。

立ち読みの間

2009-03-12 22:05:29 | 
右見て、



左見て、



台所から、隣の部屋に行く手前、
畳で言えば一帖くらいの広さの場所です。
両側の壁に、天袋の下までぴったりの大きさの本箱をはめ込みました。
あちらこちらに散らばった本を1箇所に納めようと。

2、3年前のことでしょうか。

当初から、
高さ厚みのそろったある種の書籍がかなりの割合を占めていました。
そして、日を追うごとに増大…

夫と娘は、この場所で、部屋に持って入る本(あくまで)を吟味します。
しばらく、立ち読みなんてこともしばしば。
雰囲気を楽しみたいのでしょうかね。
家やで、座り。

ちなみに、奥の引き戸左側がむすめの部屋です。
こんな関所があったんじゃ、勉強しなさいと言っても…

昭和なPC

2009-03-09 21:49:57 | 
ぅわん…ぅわん…ぅわん…ぅわん…

うお~ん うお~ん うお~ん …

ごん・ごん・ごん・ごん・ごん・ごん・ごん

我が家のPC4兄弟(人間より多いやん)の中で、
いまや最長老となった、ちびVAIO
黙って動くことはほとんどないという状態です。
俗に言う、

『異音』

というやつです。

もちろん、今でも、十分な働きはしてくれます。
私の、自治会用書類の作成は、ほとんど彼によるものです。

夫は、私が寝る頃になっても、
まだ、カチカチ(マウス音)やってることも多いですが、
夜遅くなると、さらに、この異音のボリュームが上がります。
単調な連続音なので、聞きながらでも、私は寝てしまいますが、
たまに、
い~となった夫は、
キーボードの縁をバコンとどつきます。

一瞬、音は途切れます。

昭和のテレビちゃうで。