*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

通勤バッグ

2018-04-30 23:38:43 | 衣・職
SNSの手作り作品などを投稿するグループに参加しています。
私は一貫性がなく、その時その時作ったものを投稿しているのですが、
趣味の域を超えて、一分野に特化した物作りをなさっている方もいらっしゃいます。

そんな中で、バッグを中心に作っていらっしゃる人を発見しました。
仕事としてオーダーを受けていらっしゃることもあって、とても素敵なバッグばかり見せてもらえます。
冬場にツイードで作ったショルダーバッグを見せてもらった時のことです。
私の悪い病気が出ました。

作れるんちゃう?病です。

見栄えのする生地を選べば、トートバッグでも通勤くらいには使える物ができるのではないかと思ったのです。
そこで、チェックのツイード生地を選びました。と言ってもお買い得なカット生地です。
パターンを作りました。
普通なら次は裁断なのですが、初めてのことで失敗するのはいやなので模型を作ってみることにしました。
新聞のチラシです。



大体の大きさは確認できたので、本番生地でGO!
初めて作ったツイードのトートバッグがこちらです。

 

あちらこちら手を抜いたり、途中変更したりしましたが、使用には十分耐えそうです。
秋の終わりに作って冬中使いました。

さて、温かくなってきました。
黒ベースのツイード生地のバッグをいつまでも使っているわけにはいきません。
そんなことを考えながら、ユザワヤを歩いていると、こんな生地がカートに刺さっているのを発見しました。



つるっとした生地で明るい色合い、何よりしっかりしています。
表裏の変化も利用できそうな生地です。決めました。これで春夏のバッグを作ります。



まだまだ初心者なのにあれこれ盛り込み過ぎて何度も挫折しそうになりましたが、
何とか形になりました。前回もそうでしたが、自分で使うのです。十分です。
こちらも、今のところ手作りだとはバレていません。

そうこうするうちに、今度は娘のバッグも作ることになりました。
同じ生地の色違いです。
自分のものではありませんから、今までよりちょっとは気を使います。それでも売り物ではありません。
娘が決めたのは、生地の色と、大体の大きさだけです。
ポケットの大きさ形などもお任せでした。


  

こんな感じです。さて…

未来のお買い物

2018-04-07 22:15:06 | 
私達が子供の頃は買い物といえばこんな風でした。
例えば乾物屋さんなら、卵は1個いくら豆なら1合いくらと札が置いてあって、
お店の人にこれこれをどれだけくださいと言い代金を払うのです。
計算も暗算か、底板のついたそろばんを取り出してさっとすますやり方でした。
それ故、ちょっとおまけしとくね、とか、そろばん玉をピンと弾いて値引いてくれたり、
そんなやり取りもあったわけです。

やがて、スーパーマーケットが普通になり、専門店でもスーパー特有だったレジが導入されていったのです。
とは言えそこはまだまだ人間主導です。
品物個々の値段を値札を見ながら数字で打ち込むもの。
お釣りの計算は人間が担い、お金を数えるのも手と目を使いました。

私は高校生の時、学校では禁止されていたアルバイトをしていたのですが、
働いていたファーストフード店のレジは、商品ごとの押しボタンになっていました。
すべての商品の値段を覚えていなくても、名前を押せば品名と金額が表示されるのです。
ド素人にも扱える機械でした。

バーコードが出現したのはいつだったのか。でも、それほど昔のことではありません。
娘が2、3歳の頃、大小の箱を並べてレジ台を作り、おもちゃを順番に通過させてながら、
「ポークチュクチュ」と当時のゆったりとしたレジ音をまねていたものです。

バーコード読み取りレジも更に進化しています。
読み取りが瞬時になったのはもちろんのこと、
受け取ったお金をお札も小銭も投入口から吸い込ませると、機械が計算してお釣りを吐き出します。
近所のスーパーには、セルフレジコーナーもでき、自分でピピッと済ませることができます。

さすがにもうこれ以上の進化はないと思っていたのですが...

今日は久々にGUで買い物をしました。
列に並んで、さあ、会計という景色が少し違っていることに気づきました。
会計カウンターのようなものはあります。
しかし、そこに店員さんは一人二人しかいません。
そして、買い物客の立ち位置も変です。レジカウンターの中に入っているのです。
スーパーにあるようなセルフレジの機械がいくつかいくつか並んでいました。
ああ、そういうことになったのか、と思ったら、声をかけられました。
「ハンガーを外して商品を下に入れてください」
言葉の意味を理解していないのをさっしてか、
両手を さしのべられたので品物を手渡しました。
すると店員さんはレジの下のコインロッカーの箱のようなところに商品をまとめて入れたのです。
ああ、借り置きで、そこから1点ずつ取り出してコードを読み取らせるのね、
と思ったらまさかの展開でした。
画面には扉を締めてください、と表示されています。
締めました。
何が起こるの?と待つこと一瞬、
なんと、突っ込んだ品物すべての品名と値段が表示されたのです。
まさかの一括読み取り!
お金を入れてお釣りとレシートを受け取り決済終了。

昔、未来の買い物はそうなるだろうと思った通りの魔法の箱がそこにありました。
不思議なことに、
ずっと先に進んだ手段のはずのネット通販より、未来を感じる買い物でした。