*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

『ファブリックの女王』3つの要素

2016-05-28 23:39:10 | 学・楽・感
 

またまた北欧映画です。
どういうわけか、テアトルグループは北欧推しのようです。
そして、私は見事にそれに乗っています。

今回の舞台はフィンランドです。
マリメッコ、ここ数年でかなり日本に浸透したのではないでしょうか。
ウニッコと呼ばれる鮮やかなケシの花のモチーフは、
様々なアイテムに咲き誇っていますね。

主人公は、アルミ・ラティア、マリメッコの創始者です。

両親、そして夫も繊維業界の人で、純粋培養のような人です。
国情が悪く、仕事は順風とはいかない時代のお話です。
同情を請い、恫喝の言葉も並べ、セコイ手段で手にした配給生地に、
斬新な幾何学模様を施した服地を売ろうと、奔走するアルミ達。
思うような売約はなく、考え出したのがショーを開くこと。
当時のスローガンのような「コルセットからの開放」にも乗り、
事業はスタートします。
物が売れれば更なる高みから誘いが掛かります。
女が忙しくなれば、男女の関係に亀裂を生みます。
潤えば渇きが襲う、それがアルミの人生でした。

そんなアルミを演じる女優は、
ずいぶん考えを巡らせたようです。
どう演じるか、
演出考察の場がドキュメンタリーとして挿入されていました。
それが見る側には、彼女の人となりをより理解する助けともなりました。

また、ある部分では舞台演劇のような演出も見られました。
同じ風体の人物が数人現れ、討論を始めます。
世間の噂を代弁するような、また、誰かの心の声のような。

スクリーン、舞台、脚本を見比べているような感覚の映画でした。


GET!

2016-05-11 22:47:31 | 学・楽・感


GW最終日の5月5日、私にとっては記念すべき日でした。
とうとう、この子を手に入れました。
2in1キーボード付きタブレットです。
最近、中村獅童がCMに出ているマウスコンピューター。
先に娘がここのノートを使い始めていたので、
仲間になりました。

あちらこちら家電量販店などを見て回り、
結局、最初に見た自宅近くの店舗で購入しました。
だったらさっさと決めればよかったのに。

購入日から少々日にちがたっているのは、
こういうものにありがちな不具合を経験していたからです。
1日目はノートン入れて終わり。
2日目はネットが繋がらなくなり、
3日目に問い合わせ&初期化!のつもりが…
なんか知らんけど、それに失敗して接続できるように??
4日目は電源が入らないと思ったら、おなか空いてただけ。
みたいな感じで今日を迎えました。

めでたく!ワタシ専用機から初投稿です。

今後ともよろしくお願いいたします。

ポイント利用

2016-05-05 10:58:44 | 
九州地方の大きな地震は発生からもうずいぶんたちましたが、
未だ日に何度かは地震速報の文字をテレビ画面上部に見つけます。
終息はまだ遠いのでしょうか。

被害にあわれた方々にあらためてお見舞い申し上げます

しかし、こういった天災がどこかで起こっても、
申し訳ないくらい私は行動を起こす方ではありません。
よくて義援金の寄付をするくらいで、
それもいつもではありません。
なんとなくタイミングを逃してしまうのです。
タイミングもくそもすぐに動けばよいだけなのに。

今回初めてなのかどうかはわかりませんが、
インターネットやラジオの呼びかけなどで新しい寄付の手段を知りました。
ショッピングなどでたまったポイントを使うという方法です。
それならどこかへ手続きに行くこともなくスマホがあればできるじゃない!
お金を動かすこともいらないし、
得した分をおすそ分け!でよいわけで。
いくつかのポイントカードを調べてみました。
千ポイント以上たまっているカードがありました。
阪神阪急系のカードなので身元も確かです。
ポイントを何か品物に交換したときと同じ確認文言が出てきて、
ちょっと気持ち悪く感じるのですが、
それは自分の読み取り方しだい。

わずかですが、私の気持ちです。

哲学の道

2016-05-04 22:15:30 | 
ゴールデンウィークと言ってもカレンダーは一様ではありません。
我が家で一番それらしく休みを取っていたのは娘でしょうか。
私は土曜が出勤の日も割とあったし、
夫に関してはサービス業なのでこれまた別物。
そんな中でたまたま、私と夫の休日が2日間重なりました。
1日は一緒に出かけることにしました。
当初は映画に行こうかと言う話もありましたが、
好みの作品がなく仕切り直し。
こういう時には…

そうだ、京都へ行こう!
新緑の都もよいものです。
歴代の帝も歓迎してくださったのか、天気は上々!
哲学の道散策となりました。

    

ローカルなお祭りにも出会いました。

 

  

大豊神社では珍しい「狛鼠」が門番をしています。

  

そして、植物があれこれと。

    

 

若々しい緑葉の楓は青空の星のよう!
さわやかな風…と深呼吸したいところですが、
時折、ん?という生臭い空気が漂ってきます。
山を見上げれば所々に黄色い塊がみつかります。
あれは栗やドングリとなる花が咲いているから。
匂いの元はそこでした。
これも季節の趣としましょう。








北欧の笑い

2016-05-01 22:57:07 | 学・楽・感


映画サービスデーを狙って何か見ようと計画していました。
何か、というか、実は見たい作品があったのですが、
公開が始まってから少々日数が経過していたので、
上映期間中ではあったものの時間が早朝1回のみ!
映画のために朝7時に家を出るという気合はありませんでした。
しかも、見たいと思っていたのは、
「蜜のあわれ」
赤いドレスの二階堂ふみちゃんに会いたかったけれど、
朝っぱらからは…

ということで、
最終的には一人コナンもアリかなと思いながら、
あちらこちらの映画館で上映作品を検索してみました。
テアトルグループが硬軟合わせて北欧推し。
これは次のクールにかかるマリメッコへの導入でしょうか。
そんな中でこれを選びました。

ハロルドが笑うその日まで

スウェーデン映画です。

ハロルドはノルウェーで昔ながらの家具店を営んでいます。
高級北欧家具というわけですね。
ある日、店の前に巨大な建物の建設が始まったと思ったら、
それが、

IKEA

オープンと同時にIKEAには長蛇の列。
それに引き換えハロルドの店は閑古鳥。
町中の家具を設えた誇りが消し飛んでしまう出来事でした。
妻は認知症を発症。
妻のためによりよい選択肢として老人ホームに契約します。
しかし、妻は入所当日に倒れてそのままかえらぬ人に。
にっくきはIKEA!ということで、
ハロルドの取った行動は、IKEA創業者を誘拐すること。
何でそうなるのかな?
どういうわけか、計画成功!しかし…

ハロルドは終盤、タイトル通り笑いました。
何がおかしいのかわかりませんでしたが。
結局、北欧の笑いはかすって行っただけでした。

この作品にはIKEAが実名で登場します。
撮影にも協力したとなっています。
実際、どう見てもIKEAの店内風景が出てきます。
ならば!
半券でIKEAのホットドッグ1本プレゼント!とかないんかいな?
考えますよね。
ありませんでした。
代わりにもっとお得かも知れないキャンペーンが!
半券で応募すると3万円分の商品券が20名に当たる!
まあまあ、太っ腹ではありませんか。
しかし、これ、ある商店街限定商品券なのです。
どこかと言うと、
大阪ミナミはオレンジストリート、また、ローカルな…
オレンジストリートはかつて立花通りと呼ばれた家具の街。
大阪のハロルドが協賛したのです。

笑わしよんな!大阪!
とりあえず、応募はしときました。