*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

絵本原画展

2007-09-30 22:30:04 | 学・楽・感
『イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』
今年は最終日になってしまいました。
娘が、友達と行くとか行かんとかはっきりせず、
独りになってしまったらかわいそうかも、と思って、
過保護にも決定を待っていたのです。

日曜日、小雨の降る中目的地へ。

今年も、心に残る作品が多かったように思います。
日本人作家の入選数も大変多かったそうです。
また、
以前は日本人作家の作品には共通の感覚があったように感じたのですが、
それも多様化してきているように思いました。

気に入った作品のひとつに、

『オムライス男爵』

があります。
この作品は、出版物にはなっていないようで残念です。
オムライス端からを一口食べると、
中に男爵が住んでいました、という始まりです。
小さく描かれた男爵ですが、偉そうさ満点でおかしいくらいです。
いつか本になったら欲しいと思いました。

去年、人気の高かった作品が出版されるらしく、
その予約を受け付けていました。

私たちは、こうして、
絵本の原画というものを見る機会を持っていて、
アートとしても楽しんでいるから思うのですが、
原画なら、様々な技法でどれだけ精巧に描かれているか、
とてもよくわかります。
ただ、これが小さな絵本に印刷物として仕上がった時に、
全てが平面に押し込められてしまうのも残念なことですが。

文化祭のレベル

2007-09-29 23:16:46 | 学・楽・感
どんよりと曇り空、窓を開ければひんやりした風、
もう最高気温と言えども30度にはなりそうにありません。
普通なら、これで普通なのでしょう。
しかし、一気に走り込んできた秋です。
長袖のシャツを着て、それでも不足を感じ、
薄手のジャケットをはおりました。

2日間に渡り、娘の学校で文化祭が行われます。
見に行こうかと思って、土曜休みを振り替えておきました。

娘の高校は、行くたびに入る門が違うように思います。
校舎の立替工事中なので、
以前入ったかと思う門の位置は塀でふさがれています。
おまけに、校舎の一部がぶった切られて無くなっているのが見えます。

少し長めに歩いて受付のある入り口です。
チケットと引き換えに入校証と、案内を貰って突入!

娘は自分のクラスの展示教室の前でチジミを食べていました。
教室の入り口からすぐに見えるところに
例のあかずきんが立っていました。
娘の手になる部分は思いっきり手抜きでしたが、
パートナーは初めてのミシンにしてはがんばった様子でした。
ずきんの周りにフリルなんかつけたりして。

おいしそうだと聞いていた紙粘土お菓子は・・・
思ったよりずっとサイズが小さく、やや拍子抜け。
たぶん、娘作だと思われるシフォンケーキは、
悪いけど、『レンガのセメント添え』
案内しようともしなかった訳がわかります。

あきらめて、美術コースの展示室へ。
娘の作品はありませんでした。
3学年を一教室にだから、選抜はわからないでもないですが、
仮にも親を招待しているのだから、
カスでも何でも、
1点くらいは置いてくれても良さそうな物なのに。

漫研はどうか。
力の入れようは推して知るべしです。
展示作品に記名がありません。
どれ見ていいかわからんやろ。
『高校生でこれって、レベル低いよね』
そんな声も聞こえてきました。

食券買うのも面倒だったので、
飲まず食わずで、さっさと帰ることにしました。
出口を探して迷ってしまいました。


まっすぐ縫う

2007-09-24 19:00:31 | 衣・職
娘の学校、文化祭が今週末に迫っています。
展示する衣装を縫い上げないといけない時期で、
ミシンを壊されないように、今日は側で監視していました。

とは言っても、娘の担当は、リボンだけ。
私にしたら『へ』みたいなもんですが、彼女にはそうはいきません。
生地にまっすぐ線を引くところからおぼつかないので、
その部分は手を出しました。
事前に必要なアイロン作業も然り。

ミシンを出して、
下糸の巻き方・・・知ってる?
忘れた・・・あ、そう・・・
ボビンのセットの仕方は?
ミシンを家庭科で使ったのは、小学校以来とのこと。
それも、ボビンケースと釜が一体となった、水平釜タイプだったって。
仕方ないことです。
私のミシンは25年選手、時代が違います。

ガイドの遣い方を説明し、さあ、縫おう!
ええ感じやン。
ほぼ1㎝縫代で縫えてるし、
ステッチかけさしても、まあまあ、落ちずにコバステッチ。
しろーとにしては上出来。
もっと怒鳴り散らす覚悟だったのに。

昔、友達と話をしていて、
1㎝間隔で縫う、という私の言葉に対して、
1㎝は、いがむ時の振れ巾だと言われて驚いたものです。
それに比べたらリボンの巾が2㎜くらい細くなったって、
どやっちゅうねん!

他に、学校では、
紙粘土でSWEETSを作っているとか。
娘の話では、それがまた結構おいしそうにできてるらしいのです。
そりゃあ美術コースのクラスだもんね。

部活も、漫研と茶道なので、文化祭は大忙がしです。

終わったら、中間テストやで~

バブルへGO!!

2007-09-09 22:17:32 | 学・楽・感
DVDでGOしました!!

バブルの真っ只中で結婚し、子供が生まれる前に終わってましたね。
あの一瞬の時代は。

何万もする服をそれが普通と思って買い、
ソバージュに太い眉、
真っ赤なボディコンに身を包んだこともありますが、
なぜか、ブランド物には手を触れなかった私。
『みんな一緒』に、どこか背を向けてしまう天邪鬼は今と変らず。

もっとも、
私も、夫も、おそらく、たいした恩恵は受けておらず、
どちらかと言えば、踊り流されただけ。
流されたと言っても、
滝つぼに吸い込まれたのでないだけマシなのですが。

あの高まりが今に影を落としているのは事実なのでしょうが、
なんだか憎めない時代です。きっと必要だったのでしょう。
世の中の『彩度』が今とは数段違って見えました。
流行った物を言い合うだけで楽しくなる。
そんな記憶が私たちの世代にはサプリともなるのです。

広末涼子は『素直なバカ娘』
阿部寛は『いかれてるけどしっかり勉強して役人になった人』
どちらもいい感じでした。
劇団ひとりの年齢設定には?×3

ラブストーリーに偏ってない分、
バック トゥ ザ フューチャー よりおもしろかったかな。
そこに愛があるとすれば、

家族愛

あっさり退院

2007-09-08 19:38:05 | 食・体
腸閉塞で入院していた母が週末に退院しました。
あれだけ苦しんで、長い手術に耐えたというのに、
4、5日で完全復活の様子でした。
それはそれでよいことなのですがね。

退院許可の出る前日などは、さすがに退屈してきたらしく、
院内の図書館に本を借りに行ってました。
車椅子の操縦は絶妙で、助けがなくても1人で徘徊・・・
どちらかと言えば、ローリング。

退院手続きは平日しかできないと思っていたのですが、
ありがたいことに土曜日もOKでした。
ちょうど私が休みの日だったので、なおよろし。

老人ホームの方がまたこれでにぎやかになることでしょう。
なにしろ母がムードメーカーらしいので。

景気と要尺

2007-09-05 23:37:46 | 衣・職
お昼は不本意ながら、外食でした。
御飯を炊き忘れて、お弁当を作れなかったという失態。

いつもの(と言うほど行ってない)お店で、
Bナポリタンが来るまでの間、雑誌などめくりおりました。

おや?
こういう流れなの?

若いモデルさんたちが身にまとっているのは、
ゆったりたっぷりシルエットのワンピース、ジャンパースカート。
『パターン、めんどくさ!』いえ、やりがいのある仕事です。
妊婦さんが着てもおかしくない、
胸からお腹にかけて膨らんだデザインや、
胸から広がるAライン、ひらひら袖・・・

去年の秋から、部分的なバルーンディティールが登場、
けったいな服やな、と思っていたら、今や蔓延状態。
さらに広がるか~

結構長い間、
小作りなピッタリシルエットばかり見てきたように思います。
カットソーなんで、それも極端に。
春から取引が始まったブランドが、
タックやギャザーのたっぷり入ったデザインを多用していて、
『ちょっと、ここ、違いますよね』
なんていう話を上司としていたこともありましたが、
実は、そっちが主流になりつつあるのでしょうか。

衣料品業界では言います。

景気の悪い時は『ミニ』で、良い時は『ロング』
これは単にスカート丈を指して言うのですが、
つまりは、景気が良くなると、
生地をたっぷり使う服が流行るということだそうです。
しかし、バブルの頃は、ズート+ボディ・コン、
意味のわからん時代もあるものです。

今、本当に景気はいいのでしょうか。
インスタントラーメンが値上がりすることが大問題の我が家には、
信じ難いことなのですが。