*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

老人と粗大ゴミ

2015-07-20 21:46:54 | 
月末で夫の実家である公営住宅の一室を返還します。
それは7月の中頃には決めていたことです。
それに向けて私達は一丸?となって片付けを進めているのです。

両親が住んでいた時はきれいな使い方だと思っていました。
すっきりした、という意味です。
なぜかと言うと、物がないから。

私は、自分の実家の同じような片付けをしたことがあります。
そのときに思ったのは、
この狭い3DKになぜこれだけの物があるのかということでした。

同じ3DKですが今回は高を括っていました。
しかし、何もない様に見えたのは目に見える範囲でした。
古いタイプの公営住宅には死角が多すぎました。
収納スペースです。
各部屋に押入れがあり、天袋の付いた部屋もあります。
ベランダには小さい納戸、
メーター室のスペースも収納として利用されがちです。
必要な物の収納に使われるのならスペースも本望でしょう。
しかし…

大きな電気製品などは買い替えた時古い物を引き取ってもらえますが、
中途半端な大きさではそうはいきません。
大きさ、材質によって分類し、応じた方法で処理しなければなりません。
ちょっと置いとく、となるのです。
粗大ゴミの日が決まっていた頃はその日までの保管です。
タイミングを逃してその内忘れてしまったり。
お年寄りにはそんなこともありがちです。
今は、能動的に電話をかけて依頼しなければなりません。
考えようによっては、いつでも好きなだけ、となります。
しかし、電話をかけるのが億劫でもあります。
特にお年寄りにはそうでしょう。
そして、どちらの場合にしても、
老人一人二人で運ぶのが困難な物もあります。

ずいぶん前から、高齢者に向けて、
袋に入る一般生活ゴミをゴミ置き場まで運ぶサービスが始まっています。
粗大ゴミに対してもそれに準じたサービスができないでしょうか。
悪用を企てる業者や詐欺に警戒は必要ですが。
離れて暮らす親族への連絡を促すお知らせがあるだけでも違うかも?

生きている間、当人が気持ちよく生活できるように。
亡くなった時、親族が大変な思いをしないように。



リサイクル

2015-07-12 21:39:27 | 
最近、リサイクル業者からのチラシがポスティングされることが多いです。
不用品各種の回収をほぼ無料で行いますというもの。
必要なものだけをおいて生活しているのなら、
そのチラシこそが不要ですが、
たいていの家庭では何かしら引き取って欲しいものがあるものです。
我が家にもいくつか対象品があったので来てもらいました。

しかし、目的は他にもありました。
先月義母が亡くなり、住まいの片づけをしなければなりません。
仏壇を初め、持ち帰らなければならないものもありますが、
分別して粗大ごみ、日常ゴミにに出していくものが大半です。
ゴミには甘い大阪市でも、粗大ごみにはお金がかかります。
無料で持って行ってもらえるのならありがたいことです。
実家の住所を知らせ、翌週来てもらうことにしました。

この業者さんは元々骨董品を扱っていたそうですが、
電気製品、金属加工品などに商売を広げたと聞きます。
責任者の方はエキセントリックな風貌ですが、フレンドリー、
そんな物までと?と思える物もどんどん運び出します。
鍋などもあればみんな出してくださいと言われましたが、
ほんの数日前に日常ゴミとして搬出していました。
損にはならないけど、労力と神経は無駄にした気分です。

本もあれば専門業者を連れてきますよ。
そう言われて初めて、本の少なさに気づきました。
意外でした。
代わりに大量に発掘されたのは、
写真を整理したポケットファイルでした。
これはどうしようもありません。
小分けに普通ゴミとして出さなければ。
こんなにあるのにリサイクルできないなんて…

先は長いようです。

ランチ

2015-07-11 22:31:02 | 学・楽・感


忙殺

自分の現状を表す熟語はこれ以外ないでしょう。
何で忙しいのかと言うと、自分のことではありません。
義母のせいにはしたくはありませんが、そういうことです。

でも、私だけが忙しいわけではありません。
同じ年代の人なら、
何かしらの理由でよく似た生活を強いられているものです。

同じ年代…

そんな同級生数人でランチ会に集うことになりました。
高校の女子バスケット部同期で夏のお誕生日会です。
全員の都合が合うのはワンチャンス!
万難を排して集合するために、
各自仕事を片付け、体調を整え、約ひと月を過しました。
この日のために!その数時間のために!

突然の大病発覚、手術入院していた人が元気な顔を見せてくれました。
親御さんの体調が思わしくなく、自宅と実家を往復している人、
就活につまづきかけた娘さんを支える人、
息子さんの難関受験突破を誇らしげに語る人、
濃厚な話題は尽きることがありませんでした。
それはお料理の味が薄く感じるかというほど。

お開きの後、私は母の待つ老人ホームへ向かいました。
友達二人を引き連れて。
友人の中では親を介護施設にお任せしたのは私が一番でした。
ほとんどの友人がこの先、そういったことも考える時期になります。
切羽詰る前にちらっと見学しておくのもいいかなと思って誘いました。
母にも良い刺激になったようです。
いつにもまして歯切れよく、内部事情を暴露していましたw