*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

去年の私へ

2017-11-14 23:18:57 | 衣・職

思うところ
http://blog.goo.ne.jp/165milkwhitepearl/e/7cc132d15086242d062d1df818167651

さらに思うところ
http://blog.goo.ne.jp/165milkwhitepearl/e/2d987d4757ed33f456e706cdf85416a7

昨年投稿したブログの内容が立て続けにお知らせに届きます。

これらは仕事についての思いを綴ったものでした。
昨年のあの時期です。

長きにわたって務めた会社の勝手な決定事項で、突然職場を変わった時期のこと。
文章の最後には、来年の私は笑っているか、とあります。

記事を書いたあと数か月は、とても笑える時期が来るとは思っていませんでした。
新しい職場をいつ辞めようかと、そればかり考えていたように思います。
新しい仕事を自分で探すのは難しいことだと分かっているものの、
どうにも馴染めなかったのです。

やらなければならない仕事は山のようにあります。
後ろ向きではいられません。
いつの間にか流れていくことの方が楽になっていったのだと思います。
悪あがきで、流されているだけ、と思い込もうとしていました。
そのうち、思い込むこと自体も忘れていました。

仕事はハードです。
会社のシステムすべてを受け入れた気持ちはありません。
でも、陽気な上司に乗せられて、動ける間は動いてもいいかな、
そう思えるようになってきました。
私たちの入社で、部内の空気が変わった部分もあるそうです。

去年の私に報告です。
一年後の私は、笑っているとまでは言えなくとも、泣いてはいません。
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天王寺七坂巡り

2017-11-03 22:52:05 | 
大阪上町台地、そこは大阪の背骨のようでもありますが、
古くは大阪の岸壁でもありました。
そんな地域が今ちょっとした人気スポッになっているそうです。
きっかけはいくつかあるようですが、その一つは、

幻坂

有栖川有栖の短編小説集で、コンセプトは大阪の怪談です。
その舞台になっているのが、上町台地にはしごをかけるように数本並ぶ坂道、

天王寺七坂

真言坂、源聖寺坂、口縄坂、愛染坂、天神坂、逢坂、清水坂

 

秋晴れの空の下、
緑あふれる寺町をスタンプカードを手に巡ってみました。
なだらかな斜面もあれば、急な石段もあり、
なぜか西洋の石畳を思わせる町並みにも出くわします。
そして、時折出会う猫達の愛らしさ。猫好きにも人気のエリアなのです。

  

締めは夕景です。
夕陽ケ丘が地名にもなっているくらい、ここで見る夕焼けは格別です。
夕日を背負う通天閣は、ザ・大阪!

 

二度三度たたく岩戸はかたけれど
声のとどきていだく御印

清水寺のスタンプが置いてある納教所は午後4時まで。
ギリギリ滑り込んだものの、このような顛末でした。
お出かけの方はお忘れなく。
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髪の色は移りにけりな

2017-11-01 23:36:45 | 食・体
まさかと思っていたことが現実にありました。
初めてそれを知ったのはインターネットのニュースでした。
SNSでは様々な立場からの意見が飛び交い、
やがて、新聞紙面やテレビの情報番組でも取り上げられました。

大阪の府立高校生が生まれつきの茶色い頭髪に黒染めを強要されたというもの。

日本の多くの中学高校では制服があり、呼応するように身なりに関する校則が定められています。
破ろうと思わなければ守れるのが、化粧や装身具について。
微妙な位置付けなのが頭髪についてです。

言わずと知れた「パーマ、染髪の禁止」です。

手を加えたのか生まれつきなのかの区別は自己申告でしかありません。
学校側がその申告を認めるかどうかは別の問題として。
渦中の女子生徒は認めてもらえなかったのです。
いえ、この学校にとって生まれつきの状態がどうあろうと関係なかったようでもあります。
何しろ、
金髪の外国人留学生に対しても黒髪にさせる方針だそうですから。
この投稿の冒頭のまさかの事態とはこのことです。

私は常々考えていたのですが、
この校則における頭髪規定は東洋人にのみ当てはまることです。
様々な肌色髪色の欧米人が対象になった時、
固持すれば人種差別問題に発展しそうだからです。

私の髪は生まれつき茶色かかっていました。
だからこの問題にも敏感になってしまったのですが、
私が学生だった頃、先生や友達から特別な目で見られたことはありませんでした。
そう思っています。少なくともそのことに関して声をかけられたことはありません。
それは、どう考えても私が髪を染めそうな生徒ではなかったこともあるでしょう。
なにしろ、ずっとひっつめ髪でしたから。
もう一つの理由は社会です。
私が子供の頃は、大人でも一般人が髪を染めることは稀でした。
黒でない髪色の人は、夜のお仕事の女性かタカラヅカの人くらいでした。
今はカラーリング剤が進化して手軽に購入でき、
テレビ雑誌でも広告商品名を見ないことはありません。
そんな中で学生だけはやめなさいは無理でしょう。

学校ではなく社会そのものがそんなことは些細なこと、
進路希望には影響しないという姿勢にならないと、
生まれつきの姿まで否定されることが続くのではないかと思うのです。
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