*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

梅干ほしい

2015-06-27 21:35:03 | 食・体
梅が届きました!

ツイッターでのこと、フォロワーさんがそんなツイートを。

戦闘開始ですね!

リプを入れた私。

まだ青いので週末に漬け込み予定…

そんなやり取りを繰り返した私達は、
昨年、自家製梅干を交換した間柄です。
SNSで知り合った人と簡単に会う約束をしてしまう若者を、
バカモノ呼ばわりはできない行動ですが、
それなりに予防線は張ってのことです。
本当に目的は梅干だったのですから。

ところで去年の梅干要りませんか?

そんな申し出を受けました。
しかし、残念ながら我が家は昨年分を食べつくしています。
去年のように交換とは行かないのです。
昨年秋から夫の仕事が変わり、毎日3人分の弁当を作るためです。
そのフォロワーさんの梅干は絶品なのを知っているので、
とても残念なのですが、その旨お伝えしましたところ、

残っているからもらってください

なんともありがたい言葉が返ってきました。
こうなれば、曖昧な約束はかえって失礼です。
休日のランチをご一緒することになりました。
このところの私の状況もわかってくださっているので、
日取りや場所は私に合わせていただくことで話を進めました。
おススメなんてないけれど、気になるお店を提案しました。

食事のできる甘味処で長居を歓迎する空気ではなかったけれど、
盛り上がって2時間近くも居座ってしまいました。
話題は親の介護に始まり、周辺の変貌、
趣味と仕事のクロスオーバー…
デザートつきの食事を終えた後、
窓から見えた大型書店をさーっと回って持ち時間終了。
楽しい時間でした。

梅干は予想通り家族にも好評。
お礼をツイート。
今回交換する梅がなかったので、
得意のティッシュケースを作って持って行ったのでした。
ずっと付き合える人になればいいのにな~
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なすびの思い出

2015-06-15 22:24:42 | 食・体
私は結婚する前から比較的料理はした方だと思います。
それでも、結婚してから覚えた料理も多いです。
家庭によっておかずの傾向は違うものだし、
同じ名前がついていても味がずいぶん違うこともありますから。
義母には色々と教えてもらったと思います。
特に、どういうわけか『なすび』料理が。

なすびの炊いたん
なすびのおひたし
なすびの南蛮漬け
なすびの田楽

私がそういうものを作っている、と言うと、
へえ~そんなん作るんか、あんたは!と感心する義母。
おかあさんに教えてもろたんやで、と言っても、
うち、そんなん作ってたかいな?
そんな反応をするくらい、最近は料理をしなくなっていました。

義母が入院している病院から、朝方電話がありました。

呼吸が弱くなっています。

看護師さんの声に驚いて、家族を起こし、
朝もやの中、自転車を飛ばしました。
待っていたのは、触るとまだ温かい義母。
しかし、もう、目を開けることのない体でした。

5時15分、それが義母の旅立ちの時間に決められました。

9日間の入院で、体力も気力も急降下していきました。
何も食べず、点滴が唯一のエネルギー源でした。
思えば、2日目の夜、
点滴を引き抜いて帰ると騒いだのが、最後の元気な姿。
突然認知症のような症状が始まることもあるのでしょうか。
日ごとに家族の区別もつかなくなっていきました。
最初の頃におとなしくしていなかったことから、
仕方なく拘束を認めたので、
昼間は手にミトンをはめられ、車椅子に括りつけられていました。
私が最後に義母から聞いた形のある言葉は、
「外して」でした。
ミトンを外して欲しかったのです。
応じることはできませんでした。
休日、今後のことを話し合うために家族が集合しました。
部屋に流れる空気がそうさせたのでしょうか。
近しい親戚に義母の状況を初めてを知らせました。
その日の内にみんなが会いに来てくれました。
ベッドの上で眠り続けながらも、時折大きく体を動かす義母に、
訪れた人達が、声を掛けたり、背中をさすったりしてくれて、
久しぶりに賑やかな病室になりました。

わずかになった残り時間に会いたい人を呼び寄せたのだと思います。

たった9日間の入院生活で義母の85年が終わりました。


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義母の入院

2015-06-07 22:02:11 | 食・体
義姉から電話がありました。
取った夫は浮かない顔で応対をしていました。

話の概要は、
義母の様子が最近おかしい、
そして、私たちにも様子を見に来いというものでした。
4年前に義父が亡くなり、その後お一人様の義母は、
そんな生活を楽しんでいるものと思っていました。
私たちだって、
用事がなくてもしゃべりに行くくらいのことはしていました。
しかし、やはり実の娘の方が気が置けないのは明らかなこと。
母娘は毎日のように行動を共にしていたようです。
そんな義姉の目から見ても、短期間での義母の変化は大き過ぎ、
とにかく来い!となったのです。

常に体を動かし、しゃべり続けている人だったのに…
電話の翌日出向いてみると、
ズボンを上げきらないまま椅子に座り、呆けたような義母がいました。
2週間ほど前、仕事帰りに私が訪ねたときは、
いつもと変わりない印象を受けたのに。
私が持って行ったTシャツをうれしそうに受け取ってくれて、
コーヒーを勧めてくれた人が別人のようです。

聞けば、1週間ほどろくに食事を取っていないそうです。
元々、食の細い人でした。
一口二口箸をつければ、「もう、おなか大きいわ」
隙間は酒で埋めるような食事です。
一人になって、料理をするのが面倒になったのも影響しました。
味にうるさく、安物の惣菜を買っては不味いと言い、捨てていました。

医療相談の番号に電話をして、義母の様子を伝えました。
救急車を呼ぶことも含めて、とにかく病院へとの返答でした。

救急隊員の人が到着し、「病院に行くんやで」と声を掛けると、
「病院?化粧してない…」
どんな時でも身だしなみを気にする人です。
その後もしばらく、
着て行く服をあれこれ探させたり、トイレに行ったり…
ロスタイムはありましたが、なんとか救急車に乗せました。

すぐにできる検査で義母には癌があることがわかりました。
積極的な治療をしようという目的ではないけれど、
義母は入院することになりました。

もう、それほど長くはないですよ。
と、付け加えられて。
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天変地異

2015-06-05 23:59:01 | 
6月ですが、寒いってどういうことでしょう。
と思ってたら、北海道では雪が降ったといいます。
それも積もるほど。

気候ばかりではありません。

火山の噴火もあちらこちらで。
しかも、小規模噴火ではなく、明らかな被害がでるほどの。
日本沈没!してもおかしくないかなと思わせます。

我が家でこんな話題が出ると、
決まって娘が、江戸時代のナントカ飢饉の時と同じだと言います。
趣味の域の歴女どころではなく、大学では日本史専攻だったので、
いちいち細かいことを言ってきます。
日照不足とと火山噴火に同時に見舞われた年があったそうです。

その昔は、農業はお天道様まかせでしたから、
ちょっとした変化が大きな被害につながったのは仕方のないこと。
現代は、太陽や雲の動きはどうしようもないものの、
米を含む農作物が強くなっているはずだから、即飢饉とはなりませんが、
甘やかされた人間がちょっとした気候変化についていけません。
流行り病が入ってこないことを望むばかりです。
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