*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

図書カード

2015-10-30 20:51:26 | 学・楽・感
今はちょうど読書週間だそうです。
私は本を読むのが遅いし、
それもあって読書量は多いほうではありませんが、
読みたい本リストを作っていて、機会を見て消化していきます。

本を手に入れるというのはもちろんお金のかかることですし、
買えば保管場所も必要になります。
できるだけそこにストレスをかけないように、となると、
図書館の利用が一番です。
インターネットで図書館の蔵書検索をして、
読みたかった本が空いていれば出向きます。
予約もできるのですが、そこまでしません。
出会えればラッキー!で臨みます。

図書館と言えば、あのアイテムを思い出します。
今は、私も便利に利用している蔵書検索ができるのは、
市内の全図書館がデジタル管理されているからですが、
そのために無くなってしまった物です。

図書カード

今はどうなっているのだろうかと調べてみようとすると、
検索ワードでヒットしてきたのは、
本を買うためのプリペイドカードでした。
それすら紙の図書券ではなく磁気カードになっていますが、
私の調べたいのは違う物です。

図書貸出しカード

こうすれば何件か出てきました。
本の表紙内側に貼り付けたポケットに入っていて、
その本を借りる人が名前を書くカードです。
見れば、自分の前に借りた人が何人いたかわかり、
自分の後に手にした人には自分がその本を読んだことがわかるのです。
そこには、目には見えない時間を越えたつながりがあります。
そんなロマンチックさが、
小説や映画のエレメンツになったことも少なくありません。
ただし、一昔前の設定に限ります。
ジブリの『耳をすませば』はあまりにも有名です。

娘は「耳をすませば」の図書館シーンが好きです。
図書カードが出てくるからだそうです。
今年24歳になる彼女は、
ぎりぎり、図書カードの存在を知っている世代なのかもしれません。


綿の花と実

2015-10-24 19:41:20 | 学・楽・感
高校時代の友達が自宅マンションをリフォームしたので、
遠足がてら遊びにおいでと声を掛けてくれました。
リフォーム!なんてキラキラした響きなのでしょう。
そんな風に感じる私は市営住宅住まい。
手を触れては…いえ、手を入れてはいけないお約束。

JR大阪駅から電車に乗ること約1時間。
最寄り駅には友達が迎えに来てくれていました。
ちょっと田舎の風情のある町並みです。
高い建物はありません。

おばちゃん4人がゆるゆる歩き始めてしばらくしたとき、
1人が突然声を上げて立ち止まりました。
視線の先にあるのは沿道のお宅の門扉脇に植えられた植物。
もこもこした白いものがいくつも見えます。
それは『綿』でした。綿花です。
綿がそういう植物に実るものだというのは知っていたけれど、
実物を見たことはなかったのでしょう。
花が咲いた後、ついた実が弾けると綿が現れると、
そういった説明をしておきました。

地元の友達によると、この辺りはかつて、
綿花の栽培とともに綿織物産業が盛んだったのだそうです。
町おこしの一環で住民にも綿花栽培をしてもらって、
地域ブランドの商品開発をしているということです。

私は私でついでに、
オクラに似た黄色い花が咲くことも付け加えました。

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昔、私がまだ結婚する前のこと、
現在の夫が何かのときに変わったプレゼントをくれました。
植物の栽培キットでした。
育てられるのは『綿花』
芽がでて成長し黄色い花が咲きました。
でも、そこまで。
綿ができそうにないことがなんとなくわかりました。
そこで、花を一つ取って押し花にしました。
そして、こんなものを作って彼にプレゼントしました。



結婚したとき、それは二人のものになりました。

海外旅行の日

2015-10-19 21:31:25 | 学・楽・感
10月19日は海外旅行の日だそうです。
トオ くへ イク
からということで。

海外旅行、最後に行ったのはもう10年以上前のこと。
今の勤め先の慰安旅行でした。
慰安旅行というイベント自体古い感じもします。
10年たったということはパスポートも切れてしまったわけで、
もったいないことをしました。
そんなことなら5年にしとけばよかった。

行き先はソウル!
ヨン様で沸く前だったのもあって歴史的観光地巡りと買い物だけ。
それでもなぜか楽しかった3日間でした。

その前も別の会社だったけど、やはり慰安旅行。
グアムに2回行きました。
その会社でハワイに、というときには私は妊娠中で留守番でした。

そして、初めての海外旅行は?

就職後、夜間に通っていたファッション系の専門学校主催のツアーです。
ヨーロッパとアメリカの選択肢があって、どちらも2週間。
私はヨーロッパを選びました。
お盆休みを含むけれど、一週間くらいは追加で休む日程で、
よく会社が承知してくれたものです。
ツアーだけど、誰も誘うことなく一人で申し込み、
グループ行動で集められたのは初めて会う人ばかりでした。
買い物を一番の目的にしていたわけではないけれど、
当時は相場の解禁で1ドルがやっと240円になった頃、
それでも360円と比べれば得をした気分でもありました。

ジャック・ルーシェ・トリオのレコードを買いにシャンゼリゼに。
Jazz arranged Bach
こんな説明でLPを1枚すっと取り出してくれた店員さん、ありがとう。
Bachを英語発音で「バック」と言ったけど、もしかしたら、
フランス語だったら「バシュ」だったのかな?知らんけど…

イタリアに行ったら買おうと思っていたのは、革ジャン。
ツアーのコースに入っていた専門店で薦められた1着は、
私のイメージとは少し違っていました。
当時はオーバーサイズ全盛。なのにそれはジャストフィット。
しかも予算を大きく超えていました。
だまされたと思って買ったブルーグレーの革ジャンは今も現役。

ああ、あれから30年…


イタリアンフェア

2015-10-17 23:11:21 | 食・体


娘が同じ会社の人の結婚式二次回に招待されたそうです。
二次会と言えども結婚式がらみは初めてです。
これからこういうイベントは増えていくのでしょうか?

娘が大学生、社会人となって変化してきたことは、
こんな風に、
娘が一人、晩ご飯いらん、と言う日が増えたことですね。

そんな日は夫婦二人の食事、外食することもあります。
しかし、続くとそうもいきません。

近所のスーパーにいってみると、
☆★イタリアン・フェア★☆
みたいなことになっていたのでそれに乗りました。
普段家で作らない系統のパスタソースでも試そうか?
とも考えたのですが、結局落ち着いたのはいつも通り。
大粒のアサリがおいしそうだったので、ボンゴレビアンコ!
サラダはカット野菜とドレッシングを買ってちょっと手抜き。
カット野菜は袋を開けると膨らんで結構な量でした。
ドレッシングはいつも使い残りを無駄にするので小さ目を。
調理にも使うのでワインを1本買いました。
イタリアワインとはいかず、チリ産にしましたが、
デザートはジェラートで。

結局のところ、
イタリアンフェアにはイメージだけ拝借して、
フェアとして陳列されているものはほぼ無視してしまいました。

調理を終えて、さあ、いただきます!
というところで娘の帰宅。早いな…
テーブルを見て、家で食べたかった、と。

歯医者とフィンランド

2015-10-16 22:32:59 | 食・体


私はディズニーファンではありません。
昼休みにドラッグストアへ行って、
手頃な歯磨きセットを選ぶとたまたまこれだったというだけです。
夕方、帰宅途中に歯医者に行くためです。

2年ぶりくらいでしょうか。
特に具合の悪いところがあるわけではありません。
しかし、この年です。メンテナンスは必要です。
悪いところが見つかるかもしれません。
そうしたら、3回くらいは通わなければならないかもしれません。
そんなことを考えての歯ブラシセット購入でした。

診察処置室へ誘導されて、荷物を置き、
すわってエプロンかけてもらったりと準備をしていると、
「今年の夏ね、フィンランドに行って来たんですよ!」
と先生が話し始めます。
何年か前、フィンランド展を見にある美術館に行ったとき、
先生ご夫妻にお会いしたことがありました。
奥様が北欧好きだということです。
私だって、興味があるから行ったのだけど、
フィンランドの話ならなんでも食いつきます!というわけでは…
やや引き気味の私に構わず、
「マリメッコの本社に見学に行きました!!」
「イッタラのアウトレットで結構買い物しました!!!」
先生のテンションは上がって行きます。
「イッタラの製品はメイドイン・フィンランドなくなるそうですよ。」
ちょっと水を差してみましたが、するー…

そんなこんなで終始フィンランドで押し切られ、
診察は終わりました。
クリーニングまで完了したので次回はありません。
歯磨きセット買ったのに!

支払いとなったとき、やっと先生の高揚はピークを過ぎていたので、
目的の一つだった報告ができました。

義母もこの陽気な先生にお世話になっていたからです。