*165*はこうやって・・・

よく噛んで、ゆっくりたっぷり食べつくす
*165*の日々です

LAST NAVIO

2007-10-28 23:08:33 | 衣・職
大阪梅田の一角に存在したファッションビルです。
今日午後8時に閉館しました。27年の歴史だったそうです。
私が高校生の時にできたということでしょうか。
できてすぐに行ったかどうかは定かではありませんが、
当初、中に美術館があって、学校帰りに行ったような・・・
洋裁学校のときだったかな・・・?

買い物をしたという記憶はほとんどないのです。
なにしろ高級ブランドばかりでしたから。
ただ、仕事柄か、グルグル歩き回ったように思います。

最近になって、何度か足を運んだのは、
娘をPJに連れて行ったり、
得意先のショップがあったりしたためです。

梅田から阪急電車に乗ろうとしたら、
ホームには

『NAVIOはあなたを忘れない』

垂れ幕がいくつも並んでいました。
今日で最後なんや!
用を済ませた帰り、寄ってみることにしました。

特に何かを目指して行った訳ではありません。
最後の雰囲気を感じに・・・の、つもりだったのですが、
近く買おうと思っているものを思い出しました。

意図せず手に入ったお金がありました。
その性格上(決して汚い手段ではありませんが)、
早いとこぱ~っと使ってしまおうと決めたのです。
しかも、普段身につけるものなどに変えるのは嫌だ。
条件を満たす物として、慶弔用アクセサリーを思いつきました。
1時間後には完全に扉を閉ざそうとする店でそれを買えるなら、
尚結構なことです。

とある宝飾店で、
パールのネックレスとピアスを選びました。
8年かけて真円に結球させた淡水パールだそうです。
ネタになるので、それもOK
通常の50%OFFになっていました。全館ほとんどそうだったのですが。

NAVIO はあなたを忘れない

私は、いずれ、NAVIO を忘れるでしょう。
ただ、
この先の人生で、何度か訪れる○○式にこのパールを身につけるたび、
白くそそり立っていたNAVIOを思い出すかもしれません。

いわさきちひろの『目』

2007-10-27 19:27:52 | 学・楽・感
今日は休みで、天満方面に買い物に行ってました。
商店街では『わごん市』として、各店が通路に商品ワゴンを出していました。
古本屋さんのワゴンで、数冊購入しました。
そのうちの1冊が、

『ひさの星』

童話絵本で、絵はいわさきちひろの手になるものです。
独特の少女の表情が印象的です。
やさしさ、あどけなさ、時に、はかなさ・・・
こどもの持つものを描くことにかけては、
他の誰とも比べられないと思っています。

ちひろの描くこどもの特徴は、その『目』にあると思います。
アイホール全体が一色で、目の玉はありません。
それがなぜか、
大人を描く時には目の玉があるのです。

おとなとこども、
同じ対象を見ていても、実は違うものを見ているという表現でしょうか。
大人は実際に目の前に見えるもの見ている。
こどもはどうか、
見えるはずの物を通して別のことを感じている。
だから、見るための道具はこどもには必要ないということでは?

今日買った、ひさの星と同じシリーズに『戦火のなかの子どもたち』があります。
作品展で見たことがあるのですが、
そこに登場するこどもには目の玉があります。おそらく唯一。
表情も、他の作品とは全く違う物になっています。
戦争という環境が、
こどもの持つ感覚を失わせ、目の前にある現実を押し付けられている。
夢見ることを取り上げられ、
隠れた物を感じることもできない。

戦争とは、
こどもがこどもとして生きることを許されない環境なのかと感じるのです。
戦争ばかりではなくとも、
子供のおかれる環境は厳しいものになっているのかもしれません。

わが娘は、十分に夢を見て、漂う様々なことを感じて、
そして、
今、大人の扉の前に立っているのでしょうか。
そうあってほしいものです。

ちひろの少女画に、
ほんの少し似ている娘が自慢です。

衣替えと収納

2007-10-14 16:13:59 | 
住宅の良し悪しを考える基準のひとつとして
『収納』スペースがあります。
主婦向けの雑誌では、節約と並び二大テーマとなっています。
幸か不幸か、
我が家は古い公営住宅であるがために、嫌ほど押入れがあります。
家族の人数が少ないので、まだ容量に余裕があります。
うらやましいと言われることも多いです。
しかし、これは本当に良いことなのでしょうか。
新しいタイプのマンションなどでは、収納スペースが少ないと聞きます。

どうしてそうなったのでしょう。

衣替えをしました。
押入れ上の天袋から衣装ケースを下ろし、入れ替えです。
年々この作業がやりにくくなっています。
それは、総入れ替えができないということからです。

気候が行きつ戻りつすることが多いのもひとつの理由ですが、
衣服の着方が昔と変ってきたということが大きいです。
年中着る物が多くありませんか。Tシャツとか。Gパンもそう。
夏は1枚で着たものを冬は重ね着で、とか。
それなら、衣替えは必要ないのです。

衣替えというのは、
着物を中心に着ていたときには意味のあるものだったと思います。
気候よりも、暦で衣類が管理されていたからです。
一気に衣服が替わるなら、それなりの収納スペースが必要です。
半年さわらなくても良い場所という意味で。

贅沢かもしれませんが、押入れはいりません。
その分全部、居住空間だったら、と思います。
しっかりした造りのチェストとクローゼットを置きます。
持ち駒をすべてそこに入れます。
ウォークインクローゼット、あこがれます。

衣替えというのは、ある種リセットの感覚もあります。
1シーズン、一度も着なかったけど、
来年はどうかわからないから、しまいこむ。
出してはしまいを繰り返す服なのに、
出てきた時には、新しい顔のような気がしてしまう。
そして、スペースを侵食していく年季の入ったやつら!

押入れが嫌だと言っても、
引越しする以外にこの造りをどうにかする方法はないので、
使い方をまた考え直すことにしましょう。

服だけでなく、今は、見えるところに置いておきたい物ばかり。
昔、自分たちは押入れに一体何を入れていたのでしょう?

懐かしい?写真

2007-10-10 23:42:17 | Weblog
家の掃除してたら、こんなん見つかった。

そんな文面の弟からのメールが、
お昼休み、お弁当を開けたとたんに入ってきました。

画像開くと・・・

そこには、19年前の私と夫。
結婚式の写真でした。
なんでそんなもんがあんたとこにあるんよ!
写真屋さんに撮って貰う写真は、親戚に配る分は作らず、
自分たちが持っておく一部しか頼みませんでした。
他人の結婚式の写真って、処遇に困る物だから。
後々邪魔にされる物に、お金はかけなかったのです。
だから、弟が持っていたのは、
写真屋さんの横に立って、誰かが撮ったものでしょう。

前夜、鈴木大地の金メダルシーンを見ながら縫い上げた
ウエディングドレスに身を包む私、
その隣の夫は、自分でパターンをひいたスーツ姿です。
30キロ分の着ぐるみを着る前の夫です。

自然に写る二人の間には、
前後に1メートルくらいの隔たりがあります。
身長184cmの夫がフレームに納まらなかったからです。

1メートル・・・手を伸ばせばとどく距離感、
つかず離れずの間隔が、いい感じなのかも。今も。

英国フェア

2007-10-08 23:41:28 | 衣・職
梅田阪急百貨店で『英国フェア』が催されていました。
デモンストレーションも多く、おもしろい催しです。
梅田に家族で出かける用事があったので、足を運びましたが、
私は、前日にも下見をしていたのです。

その時おもしろいと思っていたコーナーに順に誘導していきました。

イギリス人というのは、やはり日本人と共通する感覚があるのでしょうか。
細かい作業が好きですね。
ミニチュアの置物に彩色をしたり、
細かい細工のアクセサリーなどのコーナーがいくつもありました。
中でも、興味を持って見たのは、

『トーションレース』

服飾辞典などで、これを調べると、
『ボビンレースの一種』と出てきます。その意味がわかりました。
日本の組みひも細工の平面バージョンと理解しました。
糸を巻いた棒(ボビン)をいくつも使い、
動かしてできる糸の絡まり方で、レースの柄を作っていくのです。
気の遠くなるような作業です。
レースの中でも、トーションレースは高価な部類です。
デモンストレーターの方は、
修道院で技術を習われたそうですが、納得です。
時間がたっぷりある人でないと出来ることではありません。

夫は、『オイルドコットンジャケット』に食指が動いていました。
着用させてもらっていました。
一生物ですが、それなりのお値段です。
常設の取り扱いショップを教えていただき、
よく考えて決めることにしました。
夏の間、本国に送ってメンテナンスをすることも知りました。
まさに一生物です。
安物買いの・・・には、目からウロコです。

安物買いの我が家が、その日購入したのは、
アリスコーナーで娘の弁当箱とポーチ、
食品コーナーで、ビスケットとライム&ジンジャージャム。

イギリスは、好きだな・・・

カンファレンス

2007-10-07 23:32:16 | 
老人ホームの・・・『個人懇談』と言えばいいでしょうか。
時間を決めて、母の担当の介護師の方たちと、
30分ばかりお話をしました。
どのくらいの間隔でこういった場が持たれるのでしょうか。
きいとけばよかったかな?

まず、日頃の母の様子。
取り立てて問題婆ではないようです。
できることであれば、お手伝いも進んでしているというのは、
母にとっては、体と頭のリハビリにもなることで、
どちらにもメリットがあります。
でしゃばりすぎないようにと願いますが。

こういった施設に入所すると、
そこでの生活が身体に合って、運動能力などが復活する人もいるし、
逆に、一気に体調を崩してしまう人もいるそうです。
母はおそらく前者でしょう。
そういう条件と、制度上の問題とが複合して、
新たな問題が浮上してきました。何故それが問題なのか。

介護認定の更新で、介護度が良い方に1つ戻ったのです。
入所基準崖っぷちです。
公社の賃貸住宅にひとり暮らしをしていたのですから、
そこを出る時には、契約を解除、明け渡さなくてはなりません。
私たち子供の住まいには、母に対するスペースも設備もありません。
ホームを追い出されたら、文字通り『ホームレス』
『入ったもん勝ち』とは言いませんが、何か保証はないものでしょうか。
介護認定の査定も担当者のサジ加減的なところも無きにしも非ず。
これから年齢を重ねていくのです。
運動能力、おそらく、思考能力も衰退へのベクトルは変りません。
変な話ですが、
崖っぷちでも何でも、留まってほしいものです。

そして、認知症とは無縁の行動、『ひとりで通院』があります。
3ヶ月に一度ですが、かかりつけの病院に通院しています。
介護タクシーをお願いして、病院の中は車椅子で移動。
そんな風にしてくれることに、まさか問題が出ようとは・・・
今のところ問題と言うほどもことでもないのですが、
良いことばかりではなかったのです。

医者にかかっているわけですから、
受診の結果報告をホームにする必要があるのです。
母にしてみれば、
特に変ったこともなく、出される薬も変らないから、
何か尋ねられても、
『大丈夫、大丈夫』としか答えないのです。実際そうなのでしょうが。
ただ、ホームの側としては、
万が一の場合、
現状把握が出来ていなかったというわけには行かないのです。
また、昨今の個人情報保護の見解から、
ホームの職員が病院に直接問い合わせをしても、
情報が得られないというのです。

元気すぎて困る子供なんていうのも、昔はよくいたものですが、
母はそれにあたると言っても良いでしょう。

もう少し、障害を持つ老人らしい行動を・・・ばちあたり!!

VAIO様ご到着

2007-10-05 23:43:31 | 学・楽・感
高校生になった娘に、いずれ、専用のPCが必要と考えていました。
それは、
我が家のメインのパソコンが夫の仕事用だということからです。

娘は、高校で『美術コース』『漫画研究部』
パソコンで絵が描きたいというのが希望です。
しかし、仕事用(CAD)機に、あまりソフトを増やしたくはありません。

そんな訳で、物色していたのですが、
なぜか、
VAIO
なぜか、
オーダーメイド
そんなところに着地してしまいました。

当初は新聞広告に載っている『DELL』を考えていました。
だって、安いんだもん!
しかし、必要な物を積み上げ、入れ替えしていくと、
どうなるかもわかっていました。

実物も見ようと、ヨドバシへ。
たまたま、本当に、たまたま、
VAIOのオーダーメイドコーナーで話をし始め、こんなことに。
そこは、ヨドバシにあって、ヨドバシにあらず。
従って、ポイントも付きません。
相手をしてくれたSONYの人も、押しの弱いタイプで、
おもしろいことよう言わん『次課長』の『河本』風。
なんであの人から買ったんだろう?

オーダーなので、基本機を選んで、必要な物を加えるわけです。
必要な物だけにしました。
15.1インチノート12万円台・・・どうでしょう?

オーダーなので、その日に持って帰ることはできません。

仕度を整え、ご到着です。

さて、娘の今後のPCライフはいかに。