おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

京成バス「水元5丁目」~東武バス「花畑桑袋団地」。その1。閘門橋。大場川。大場川マリーナ。(「都県境を探ってみる」第2回目。)

2022-10-24 21:11:07 | 都県境を探ってみる

    水元公園・小合溜。

10月22日(土)。曇り。

今回は、葛飾区の水元公園の西から足立区の花畑まで。北の境、埼玉県側は、三郷市、八潮市、草加市となります。

                      (「歴史的農業環境閲覧システム」より)

      「大場川」が境界線。

水元公園の小合溜と大場川を結ぶところにあるのが「閘門橋」。

水元公園側。    

大場川側。

              橋脚部にブロンズ像が。            

             

閘門橋(明治42年完成)

閘門橋は、レンガ造アーチ橋としては、東京に現存する貴重な橋です。
 橋名の閘門というのは、水位・水流・水量等の調節用の堰のことをいいます。
 江戸時代(宝永年間)この辺りは、古利根川(現在・中川)、小合川(こあいがわ:現在の大場川、小合溜)が入り込んだ、複雑な地形を有しており古利根川の氾濫地域でありました。この古利根川の逆流を防ぎ、水田の水源確保のため、さらに岩槻街道の流通路として閘門と橋が造られたと言われております。
 現在の橋は、明治42年、弐郷半領用悪水路普通水利組合によって「弐郷半領猿又閘門」としてレンガ造アーチ橋が造られました。
 その後、本橋は新大場川水門の完成により閘門としての役割を終え、また隣接する葛三橋(かつみばし)に車道を譲り、歩行者・自転車道に移り変わりました。
 この改修に当たって、レンガのアーチ部分は原形のままとし、橋面上の修景にとどめました。アーチの橋脚部のブロンズ像は、荒れ狂う風雨と必死に闘いながら閘門の堰板を巻き込んでいる姿です。
 閘門橋は、こうした人々の水との生活史を今に伝えるものです。

※弐郷半領(にごうはん)とは、現在の埼玉県吉川市、三郷市付近のことをいう。建設したのは埼玉県の水利組合「弐郷半領用悪水路普通水利組合」。「用悪水路」とは用水路と排水路という意味。

             

「葛三(かつみ)橋」を渡って、埼玉県三郷市に。

大場川沿いに進みます。

                   

すぐ八潮市になります。

八潮南公園運動広場。

                右手奥の高い煙突は、葛飾清掃工場。

畑の向こうに大場川。

                   対岸は、葛飾区水元。

宅地造成が進む。

「大場川マリーナ」。

           

埼玉県河川公社が経営する公共のマリーナ「大場川マリーナ」。収容隻数は167隻(すべて陸に係留)、埼玉県内での最大規模を誇り、知る人ぞ知るマリンスポーツの拠点となっている。

東京湾までのアクセスは、わずか約45分。江戸前の魚が釣れるフィッシングにも「ちょっとそこまで」の感覚で出かけられるのが嬉しい。

海が荒れている天候のときでも、大場川は比較的穏やかであり、クルージングができることが多い。大場川マリーナに保管するとセカンドボートが持てる、「オーナーズレンタルボートシステム」という業界初の制度もある。

マリーナには屋外トイレや大型の駐車場も完備。営業時間内であれば、シャワールームも使うことができ、快適なマリンライフを過ごせる。

この項、「」HPより)

けっこう広い大場川の流れ。

         対岸・葛飾区に「葛飾清掃工場」。


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