おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

玉川上水駅

2011-10-22 21:08:19 | つぶやき
 羽村取水堰で取水された多摩川の水は、東に向かって流れていきます。多摩川水系は現在でも東京の上水源の1/3ほどを占めていて、上水道の原水として利用されている、とのことです。
 取水された水の大部分は、山口貯水池(狭山湖)・村山貯水池(多摩湖)へトンネルで送水され、最終的には東村山市にある東村山浄水場で利用されます。
 残りの水はさらに下流、西武拝島線・多摩都市モノレールの玉川上水駅付近の清願院橋から300メートルほど下流にある小平監視所(旧称:小平水衛所)で取水され、東村山浄水場、および現役の農業用水路である新堀用水の双方に送水されていきます。この小平監視所は、練馬、埼玉南部への「野火止用水」との分岐点でもあります。
 「玉川上水」駅。西武鉄道の方は立川市、多摩都市モノレールの方は、東大和市と、二つの市にまたがっていますが、乗り換えには便利な構造になっています。
 多摩川からの流れそのものは、この小平監視所でおしまい(この監視所は立川市と小平市にまたがっています)。これから下流の玉川上水は下水道処理によって浄化された水が流されていて、両岸を古い木立に囲まれながら、玉川上水の流れが続きます。途中、杉並区久我山付近からは暗渠になって、緑道公園などなってはるばる新宿駅・新宿御苑まで続きます。昨夜からの激しい雨、まだ時折ぱらつく中で、玉川上水駅付近をつかの間の散策でした。多摩川の水も白く濁って勢いよく流れています。
駅のそばにある「清願院橋」から見た、下流のようす。
その上流。流れに沿って小道が続きますが、ぬかるんでいて歩行困難。
水量はたっぷりあります。
激しい雨が降ったせいか、白く濁って渦を巻くように勢いよく下流に向かっていきます。
小平監視所への道。奥にあるのが監視所。
多摩川からの流れが見られるのは、ここまで。
ここから下流は下水処理水。清流復活事業として取り組まれてきました。
玉川上水の流れに直接触れることが出来る地点への階段。雨の時は、滑りやすいので要注意。
多摩都市モノレール「玉川上水」駅。
西武拝島線「玉川上水」駅ホームから見上げたモノレール駅。

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