おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

カルザイの延命に寄与するだけ?

2009-10-16 18:20:44 | つぶやき
岡田外相、アフガン訪問 米大統領訪日確定/給油継続どう… 進まぬ支援策決定(産経新聞) - goo ニュース
 鳩山新政権。次々と政権公約を実行に移そうと必死に動いています。なかにはどうかと思う(時期尚早)ものもありますが、その実効性や評価について、巷でも話題が尽きません。マスコミも連日の報道。そのスタンスも面白い。
 この間の総選挙。有権者の意識は、10年間の自公政権の、国民生活無視、やりたい放題、好き勝手な政治にうんざりして、怒りを「政権交代。」で民主党に。それほど、民主党のマニフェストを支持した結果とは思えません。
 が、民主党、マニフェスト実現に向けていかに頑張るか、閣僚も党内も競い合っています。自民党(公明党が、どういうわけか、つぶれてもおかしくなかった自民党の延命に手を貸しましたが)の政官癒着、しがらみ政治打破は、実に小気味よい感じすらします。
 新聞でも、「産経新聞」は鳩山政権に対して「野党宣言」。徹底して反民主キャンペーンを行っています。やることなすこと、批判・ケチつけ・揚げ足取り・・・に奔走。読者に民主党に対する不信感・不安感を煽っています。
 ま、その主張に支持する方が、それぞれ、好きな新聞を読んでいるのでしょうから、ご勝手にどうぞ、ということですが。このアフガン問題も同様。どうするんだ、何も成果がないじゃないか、と。
 むしろ、今のアフガン情勢をふまえれば、徹底した不正・インチキ選挙によるカルザイ大統領当選(これすら確定していないし、国際世論も、厳しく批判)。国内でも支持が低迷、アメリカの庇護の元、その傀儡政権担当者たる自らの延命を図るしかないこの男に、今、会いに行くちょっと(かなり)おっちょこちょいの岡田さんに、はっきりと苦言を呈するべきでしょう、どのマスコミも。「空気が読めない」は、誰か?
 アフガンに介入して、ソ連は崩壊、アメリカも泥沼。テロ組織・アルカイダ殲滅のためにアフガンを軍事制圧してみたものの、いまだにっちもさっちもいかなくなっている。
 生活苦や反米からタリバンに流れていくアフガン国民(といっても部族中心主義で、西欧的な近代「国民国家」などという概念は持っていない)。金も人もまさに垂れ流し状態で一向に解決していない。
 アメリカの対テロ「戦争」メンツのために、日本はこれ以上、お金も人も犠牲を払うことはない。軍事的支援(給油)を止めて、民生でいう方向は正しいが、それも相手の国に、国民から正当に選ばれた政権があってのこと。そのことにけじめをつけずに、のこのこと出かけていく政治的・国際的センスを疑う。自公政権の盲目的、対米従属よりはましかもしれない。的外れに論評する産経よりは・・・。

 

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