おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

JR熊谷駅~本庄駅。その6。牛舎。上毛三山。本庄一中・高。養蚕農家。(「利根川を歩く」4回目。)

2021-10-31 19:03:36 | 利根川を歩く

                   

さて、再開。本庄駅まで歩きます。利根川土手からはけっこうありますが。

再び埼玉県入り(本庄市)。

土手下に牛舎。乳牛のようですが。

児玉地域には、約40戸の酪農家があり、約2,000頭の乳牛が飼育されています。乳牛は、栄養豊富な飼料とうもろこし、牧草、配合飼料等をたくさん食べて、酪農家の適切な飼養管理により高品質生乳が生産されています。(「埼玉県」HPより)

「179.0㎞」ポスト。浅間山が遠くに。右が「榛名山」。

榛名山。

          

ここで、上毛三山(じょうもう さんざん)について

群馬県にある山、赤城山(あかぎやま)・榛名山(はるなさん)・妙義山(みょうぎさん)の総称である。このうち、火山である赤城山と榛名山は、いずれも那須火山帯に属している。 市街地からでも山並みがよく見えることもあり、群馬県民にはとても親しまれている。群馬県内の中学校・高校の校歌にこの語句が含まれていることが多く、群馬県の郷土かるたである上毛かるたにも、これらの山について詠まれた歌がある。群馬県で北を見て、中央の榛名山が一番若い山で、右(東)の赤城山が次に侵食が進んだ山で、左(西)の妙義山が一番侵食が進んだ山である、という説明がよく行われる。

西「妙義山」。中央「榛名山」。東「赤城山」。

・毎年1月1日に群馬県を舞台に行われる全日本実業団対抗駅伝大会(ニューイヤー駅伝)は、上毛三山のそれぞれを見ながら走る100kmのコースとなっている。

・群馬県内の小学校では、運動会のときの組分けを、この上毛三山の名前を用いて「赤城団」「榛名団」「妙義団」の3組とし、対抗させる例が多数存在する(地域によって異なり、また人数が少ないと紅組、白組とする場合もある。逆に人数が多い場合は、同じく有名な山である浅間山を追加して「浅間団」としたり、白根山を追加して「白根団」としたりすることもある)。 川の名前を用いて、「利根団」「碓氷団」「烏団」の場合もある。

上毛かるた大会では、団体戦に限り「す」「も」「の」は『三山札』という役札となり、全部取ると10点が加算される

※「す」→「裾野は長し赤城山」、「も」→「紅葉(もみじ)に映える妙義山」、「の」→「登る榛名のキャンプ村」

上毛新聞のコラム「三山春秋(みやましゅんじゅう)」は、上毛三山にちなんで名づけられたものである。

(この項、「Wikipedia」参照。写真含む。)

これら上毛三山に加えて、浅間山、奥秩父の山々、と見飽きません。

振り返る。

        こちらは山が見えない。栗橋付近では「筑波山」が見えましたが。

「本庄第一高校・中学校」が見えてきます。

中学と高校の間を抜けて、本庄駅方向へ。バスの便がありませんので。

赤城山。今回の見納め。

               急な階段を下りて。

                 

のどかな田園風景。

養蚕農家の名残り。

蚕は、群馬の農村経済を支える柱でした。「身上(家財、財産)をつくるのもつぶすのも蚕」といい、座敷を蚕室とし、「身上がけ」「命がけ」で蚕を飼いました。それだけに、人々は蚕を大切に「オカイコ」「オカイコサマ」「オコ(蚕)サマ」と尊称で呼ぶのが普通でした。そんな養蚕は、群馬の民家構造にも大きな影響を与えました。
 富士見村原之郷や渋川市赤城町勝保沢、片品村針山では、掃き立ててから2階で飼育し、下の炉で松などの太い薪を燃やして煙を立てる「いぶし飼い」を行っていました。天井の板はすき間を開けて、暖かい空気が上昇するように、2階はまわりに障子をめぐらし、床にむしろをひきました。
 大正から昭和にかけて、稚蚕期に蚕室を目張りして、養蚕火鉢などで保温する密閉育になると、稚蚕期は下の座敷で飼い、大きくなったら2階も含め家全体を使って飼うようになります。一般に、養蚕農家の二階は、蚕室として活用できるように、仕切が無く広々としています。さらに、2階への採光や、壮蚕期に必要な空気の流れを良くするため、さまざまな民家構造が考え出されていきました。
 北部山間部にある、茅葺き屋根の妻を切り落とした民家。赤城南麓に分布する、茅葺き屋根の前面ヒラの一部を切り落とした赤城型民家。あるいは、榛名山麓のやはり前面のヒラを切り落としてそこに庇(ひさし)をつけた榛名型民家。屋根の棟の上に、換気のために建てられた高窓(ヤグラ。ウダツとも言う。)も養蚕農家の特徴です。

この項、「心にグッグと群馬県」HPより)              


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