おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

JR「蘇我」駅~「姉ヶ崎」駅。その2。「伊南房州通往還」、「国道16号線」。(「房総往還」をゆく。第3日目。)

2020-02-18 18:47:30 | 房総往還
                   右手には「JFEスチール」関連会社の施設が。


上流にJR内房線の鉄橋。

街道を行き来するバスは、「小湊バス」。

                        

大きなおうち、門構えも立派。

旧道らしいカーブ。

ここにも古い面影を残すおうちが。

この付近の今昔。
        
                
1880年代のようす。                 2010年代のようす。→が街道。右に、内房線。 


丁字路に突き当たり、右にある「塩浜橋」を渡ります。

曲がりくねった道を進む。

その先、丁字路を左折する道は「茂原―大原―勝浦」を通って館山に至る道。「伊南房州通往還」。
 伊南とは東上総海岸沿いの夷隅地方が、伊南荘・伊南領の名で慣習として呼ばれていたことによる。房総往還との分岐点は浜野とその先の八幡宿で、潤井戸で合流し茂原→上総一宮→大原→御宿→勝浦→小湊→鴨川→和田→丸山と進み、館山で再び房総往還と合流する。(この項、「坂道散歩」HPより)


この付近の今昔。
 
1880年代のようす。○が分岐点。


2010年代のようす。現在、その一部は「茂原街道」(茂原まで)と呼ばれている。

「房総往還」は、そのまま進みます。

広い通りとの丁字路で、左折。

交差点の信号名がユニーク(↓)。

「国道16号線」を渡ります。首都圏の街道歩きではしばしば横切ったり、歩いたりする国道。


                 

「日光千人同心街道」(八王子~佐野)
で紹介した記事を再掲。
・・・
国道16号線
■横浜を起点に町から町へ。関東圏をリング状に結ぶ幹線道路。
 現在の国道16号は、全長約331km。横浜市を起点に、八王子市、大宮市、千葉市、木更津市、横須賀市を経て、再び横浜市に至る環状道路になっています。この経路は1962年に、路線指定されました。
 都心より半径30km圏を走るこの幹線道路沿いには、国際貿易港やコンビナート、流通センターなどが多く、コンテナ等を積んだ大型車が頻繁に行き交います。その光景からも、国道16号は、わが国の産業の発展を支える象徴的な道路のひとつと言えます。
HPより)

 木更津、相模原、横田、横須賀と米軍基地(あるいは自衛隊基地)を結ぶ「軍用道路」というイメージが強いのですが。幹線道路だけあって、交通量は半端じゃありません。
 なお、東京湾口に海上区間があり、観音崎(神奈川県横須賀市) - 富津岬(千葉県富津市)間は、海上を代替のフェリーで結ばれることにより、環状道路を形成しています。
 起点と終点が同じ国道は、全国で二本しかないようです(この場合、横浜)。
 もう一本は、「国道302号」=名古屋環状2号線と呼ばれる外環道路で、起点と終点が名古屋市中区。  
・・・
来た道を振り返る(↓)。

河川跡の緑地帯。

 「市原市」に入ります。かつての「下総国」と「上総国」との国境。先ほどの緑地帯はその境であった「村田川」の旧流路。
         

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