秋が深まっていく気配

　久々に富士山麓に出かけました。けっこう車も出ていて、東名も西富士道路も混んでいました。途中の富士は、雪化粧一つも見えず、茶褐色の山肌を見せて、普段見かけない姿でした。
　まもなく初冠雪でしょうか、これから先は薄化粧になるのでしょう。それにしても、この時期まで雪がないのはやはり暖冬のせいでしょうか。
　途中までは晴れていましたが、午後からは少し雲が出てきて、残念ながら富士山は雲の向こう。
　紅葉の時期にはまだ早かったですが、少しばかり色づいた山道には、ちょっぴり早い秋の気配を感じました。帰りは、富士スカイラインを通りました。
　途中、ほんの小さなそば畑があって、それでも、きれいな花を一面に咲かせていました。これも普段はあまり見かけない風景です。何年か前に猪苗代湖に行った時に、ずうっと遠くまで、一面のそば畑の花に圧倒されたことがありました。
　こうしたほんのちょっとの畑でもさりげない風情がありました。連れの者と車を下りて、パチリと記念撮影をしました。
　あのあたりは、何とか焼きそば（ご当地Ｂ級グルメ）で名を全国に知られて？いるところですが、そばのおいしさも捨てたものではないのですよ。そういえば、その件の焼きそばとやらはどこで食べられるのでしょうかね。
　帰りは、御殿場が予想以上の大渋滞。２４６から東名御殿場に入るのに実に１時間近くかかりました（わずか４，５キロくらいの道のり？）アウトレットのせいじゃないかと隣からの声。でも、それにしては、と私。箱根も富士五湖も行楽客がいっぱいだったんじゃないか。
　東名も途中渋滞がありましたが、海老名で休憩したら、その後はスムーズに。首都高も、こんなのは、珍しいくらいの順調さ。久々のドライブでしたが、たまには、いいものでしたね。