百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

相模の大相撲。

2015年08月20日 | 百伝。
45年前の夏、殆ど無名だった東海大学。

神奈川県代表は、東海大相撲(おおすもう)と勘違い読みされた東海大相模(さがみ)。

決勝でPL学園を破り、以来、両校の名は、全国に轟き始めました。

東海大学附属相模高校・・45年ぶりの2回目の優勝、嬉しいです。

あれから数年後、尾道の吉和中学校から同年齢の野球少年がPL学園へ進学したこと。

百島中学校からも弟のような可愛い後輩が、東海大相模の野球部に進学したことを思い出しました。

高校野球は、年齢を重ねるにつれて、その若さ、躍動感が眩しく映ります。

後輩から聞いた東海大相模野球部のよもやま話を思い出しています。

僕の知る東海大学の学風は、二番手の位置を好むようなイメージがあります。

何でも一番にシャシャリ出る早稲田大学のようなイメージではなく、謙虚なのです。

五年前の夏、決勝戦で東海大相模は、沖縄代表の興南に大敗しました。

深紅の優勝旗が、初めて海を渡り沖縄へ。

あれは、東海大相模の思い遣りだと考えました。

そして、同じく今年の広島県代表の新庄高校も謙虚なチームに映りました。

新庄と早稲田実業との接戦、シャシャリ出る清宮選手の将来の為に、意図的に負けたような広島県代表の試合内容でした。

次こそは、東北勢に頑張って欲しいと思いつつも、神奈川県代表の東海大相模の優勝を嬉しく思います。

決勝戦、45年前の同日、同スコアの優勝。

昨年、亡くなった原貢監督への追悼。

まさしく横綱の大相撲のような激闘でした。

おめでとう!


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