百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

門跡寺院

2013年03月18日 | 千伝。
昨日の京都地方・・あちらこちらの大学の卒業式が行われていました。

社会人になると、楽しいことも、悲しいことも多くあります。

社会人というよりも、単に生活を支えるために、年を重ねてゆくだけのことです。

晴れ晴れとした門出に祝福です。

御室と嵯峨、嵐山方面に足を伸ばしました。

近くには、世界的にも有名な石庭のある龍安寺がありますが、個人的には、仁和寺本堂の内庭のが好いかな?



仁和寺・・世界遺産、真言宗御室派の総本山です。



888年(仁和4年)、宇多天皇は退位後に出家されて、仁和寺を住坊としました。

御室御所とも呼ばれた仁和寺は、日本初の門跡寺院となりました。

門跡寺院とは、明治維新まで、天皇または皇族皇子皇孫が住職に就かれた寺院です。





もうひとつ、門跡寺院の旧嵯峨御所 大覚寺にも参りました。



何十年ぶりかに眺めた・・左近の梅と大沢池です。







門跡・・若い頃、門跡身分の孫娘の方と出会ったことがありますが、身分の違いのような不平等な違和感を覚えたことがあります。

寺院やら芸道も含めて、企業やら家業を継ぐ者は、継ぐ苦労というものもあるでしょう。

京都にオムロンという企業がありますが、御室を発祥の地として名付けられたようです。

卒業生から新入社員となる若者へ・・。

「させられていると思う仕事感覚」から、「百人に無償奉仕していると思う仕事感覚」へ。

・・そう、思えばです。

人生が、劇的に変化します。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿