百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百の行進曲。

2022年08月29日 | 萬伝。
国連での核拡散防止条約(NPT)再検討会議にて、全会一致で採択できる最終文章が、ロシア一国の反対で決裂となった。

核兵器を備える軍事大国強国が、核兵器を持たない小国ヘの侵略。

核抑止力が平和維持ならば、核兵器=平和は、明白な大国本性の発露、権力を持つ政治リーダーの真っ赤な嘘っぱちである。

日本と同じく非核三原則を堅持するウクライナにはやく平和が訪れますように。

ところで最近、新聞のお悔やみ欄に載る同年代の方、分かるはずもないのだが、その生涯に掌を合わせる。

前期高齢者になると、ある程度人生の寿命に関して達観する。

先日のニュース、関東に暮らす60代夫婦(夫は同年代)、娘婿に刺殺される。

酷い家族崩壊に何とも言えない、合掌。

同日のニュース、祖父(同年代)が、孫を助けようとして溺死。

孫を助けたならば、本望かなぁ? 合掌。

昔、若い頃に蒲田行進曲という映画を観た。

見せ場の階段を転げ落ちるシーン、あれぐらいならば、躰を捻りながらぐるぐる回り落ちれば、簡単にできるという感想を持った記憶があった。

あれから40年、最近、映画蒲田行進曲を再び観た。

あの階段を転げ落ちるシーン、今やるならば首の骨を折る全身打撲傷の大怪我になるだろうなぁ。

前期高齢者になると通院が多くなった、眼科、歯科にも通う。

されど、若い世代の方々も顔面の髭を脱毛、同じく頭部へ植毛する人が多いらしくて、ややこしい。

主な理由は、仕事上の爽やかなコミュニケーション作りだとの事。

自然第一よりも、見た目の大事さかな?

これからまだまだ長く仕事をする若い世代たちの人生、見た目の爽やかさ、清潔感、迫力が求められる世間体の圧? 見た目ヘの圧力は大変だぁ❗

先日、NHK プロフェッショナル仕事の流儀、再放送を観た。

愛媛県の日振島でマクロ養殖をしている福島さん56歳が主人公。

僕よりも10歳ほど年若いけど、離島の親世代の生き様を観たような気がした。

昔、尾道駅前にリスボンという喫茶店があった。

東京でさえ、ロンドンとか、パリとか、マドリードとか、そんな店名が多くあった。

地域名には、お客さまを呼び込むためのブランド力があるのだろう。

最近、百島がイノシシ被害に遭う離島として、ちょくちょくとメディアに登場する。

猪の島として、怖いもの観たさのお客さんを呼びこめる?

戦時中、地図に載らなかった毒ガスを製造していた大久野島、今はウサギが繁殖して、かわいい兎の島として海外へも名を知れた観光地となってしまった。

郷土愛から世界へと羽ばたいた話題。

昨日、世界バドミントン選手権女子単、山口茜選手が二連覇達成。

素晴らしい❗ 現在、プロ選手ではないのに世界ランキング第一位だ。

山口茜選手、地元福井県では、茜ちゃんと呼ばれて絶大な人気を誇る。

僕も、直接的には面識がないが、茜ちゃんと呼んでいる。

天才バドミントン少女と呼ばれて、県外ではなく、地元の雪深い福井県勝山の公立高校に進学した。

高校卒業後は、バドミントン部のある熊本県の再春館製薬に就職。

あれから、25歳になった茜ちゃん、今尚純朴で、勝っても大袈裟な目立つようなパフォーマンスも、歓喜のポーズもしない、勝利インタビューにも淡々と答える。

だが、地元福井県勝山ヘの郷土愛は、しっかりと応じる正確さ、、純朴さ、凄さは学べる。

テニス界の大坂ナオミさんのグローバルなアプローチとは、ちょっと違うかな。

時々、故郷の百島を思い出そう。

一歩一歩、百歩、一の日、平和な世界を希望する。

実現させよう。











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