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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

ヒロシマの家。

2020年01月06日 | 百伝。
今回の広島ヘの帰省、フロイド・シュモー氏(1895ー2001)が、戦後まもなく来日して広島で建てたという家を見学して参りました。





広島市中区江波二本松にあるシュモー・ハウスです。

わざわざ福井から予約訪問したということで、学芸員さん?自治会長さん?から、懇切丁寧、とても親切な説明、案内をしていただきました。感謝。





フロイド・シュモー氏という人物、そのエピソードには、心揺さぶられるものがあります。







「戦争によって一番深刻に傷つくのは、国家でもない、都市でもない、ただ個人である。」

「平和運動は言うことではない、行うことである。」

自国という中で生きている自分ではなくて、世界の中で生きている自分という尺度なのかもしれません。

ヒロシマの復興という難題に、人間として人類愛を貫いたシュモー氏。

生きるという意味を学ぶ貴重な時間でした。



原爆投下から3年後に広島を訪問した英国の詩人エドモント・ブランデンは、広島の復興を目にして、こういう言葉を書き残しています。

「ヒロシマよりも誇らしき 名を持つ町は 世にあらず」



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