百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百の海よ❗

2024年07月16日 | 百伝。

昨日は、海の日。

生憎の雨日和でした。

百島まで出掛けたかったなぁ❗

片道約500キロ、24時間内の日帰りは、もう体力的に無理。

次回は、息子に運転手役を頼むつもりです。

海の日、昨日ラジオから流れていた加山雄三さんの「海 その愛」を聴いていました。

懐かしいなぁ・・学生時代、下宿先の中央線荻窪駅の南口にあった喫茶店。

朝から晩まで、「海 その愛」の一曲のみを延々と流していました。

百島の実家へ帰省した時、よく聴いていたのは中島みゆきさんの隠れた名曲「海よ」❗

🎵この唄は若い舟乗りの唄、ふるさとの島を離れ、、今宵、故郷へ 舟を運べよ~~🎵

神戸で暮らして生涯を終えた父の兄である叔父、長崎で暮らして生涯を終えた父の弟である叔父に、この「海よ」のレコードを聴かせると、二人共に何度も聴いていました。

昨日の海の日は、福井地方、どしゃ降り。

ちょうど20年前の7月に福井豪雨があり、我が家も床下浸水の記憶がまざまざと昨日のように蘇ります。

振り返れば、あれから10年以内で次々と叔父達、父も、義父義母も亡くなりました。

その10年後には、もう誰も身内がいない故郷の百島です。

あれから、20年。

これからの10年、さらに20年後。

いよいよ我々の世代なのかなぁ❗

ほんとうに時間の使い方を間違えると、人生あっという間に過ぎて、終了。

父に怒られて、叔父さん達から慰められ、笑わせてくれた遠い日、懐かしく思えてなりません。

人生はドンマイです。

余談ですが、人生の錯覚は、草刈りと似ています。

草刈りの三原則。

雑草を刈る高さをやや高めにする。

高い雑草は、足で踏んで踏み倒す。

低い雑草は、そのままにしておく。

光を与えず、まだ伸びると勘違いさせる、地に蓄えた雑草の生命力、エネルギーを反らす方法だそうです。

海よ、不便が不幸ではありません。



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