春風や 地震雷 火事津波
2011年3月11日。
東日本を襲った大津波には、誰しも目を疑った。
生きものの如くに荒れ狂う海。
何百匹もの龍の群れが、空を海を陸を暴れまわるようだった。
海が襲ってくる
空が襲ってくる
山が襲ってくる
十二支の中で、唯一架空の生きもの龍が、この時ばかりは、現実の生きものとして思えた。
あれから6年の月日が流れた。
未だ龍の爪痕の癒えぬ東北の地に、もう一つの架空の生きもの、鳳凰が舞い降りて、聖徳の光を放つことを念じる。
2011年3月11日。
東日本を襲った大津波には、誰しも目を疑った。
生きものの如くに荒れ狂う海。
何百匹もの龍の群れが、空を海を陸を暴れまわるようだった。
海が襲ってくる
空が襲ってくる
山が襲ってくる
十二支の中で、唯一架空の生きもの龍が、この時ばかりは、現実の生きものとして思えた。
あれから6年の月日が流れた。
未だ龍の爪痕の癒えぬ東北の地に、もう一つの架空の生きもの、鳳凰が舞い降りて、聖徳の光を放つことを念じる。