百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

島と離島。

2015年08月31日 | 百伝。
若い頃は、百島が離島と呼ばれるのは嫌でした。

この島とか、百島とか、ちゃんと呼んで貰わないとね!

誰もが自分が暮らす場所が、自分の中心地なのです。

だからでしょう・・若い頃は、離れた島と言われるのは心外でした。

今は、離島の聖地百島と自慢したいぐらいです。

地球上の陸地は、大陸か島なのです。

日本の場合、六千余りの島々で国土が成り立っています。

そのうちの五島だけが、本土と呼ばれています。
(北海道、本州、四国、九州、沖縄本島)

日本の海の向こうに、大陸があります。

大陸に暮らす人々の国々を遠く思い巡らせると、この島国日本は、いいなぁ!と感じます。

それでも昨夜のNHK テレビの「老人漂流社会 親子共倒れ」を観ていると、この日本の未来を危惧します。

社会に衝撃を与えたワーキングプア、働いても働いても貧しい非正規労働者が労働人口の3割となった日本の貧困社会。

あれから約10年、非正規労働者は、4割を超えたようです。

公約した国会議員の定数削減は無く、非正規労働者は増えるばかりです。

これを政治の無策と言わず、何と言うべきなのでしょう。

安倍さんを嫌いではないですが・・。

国会議員2世、3世が、ウジャウジャ棲息している日本の政治は、改革すべきでしょう。

昨日、東京での国会議事堂前の反政府デモンストレーション・・離れた地方でインターネットを通して知りました。

今日のニュース・・一極集中打破、地方創生と叫びながら再開発著しい東京、東京駅近くに日本一高いビルを建設するとか?

必ずやって来る大地震、富士山噴火・・首都消滅と言った警告があっても、この日本の政党も政治家は、日本の中心に居たいのです。

極東の離島国家、日本の未来は、若い子ども達のものです。

離れた場所が、世界の見本となりますように。

明日から、9月1日2学期。

死にたいぐらいツラいことがあるならば、図書館へ来なさい。と言ったのは鎌倉市立図書館。

超楽しく過ごしたいならば、 離島の百島小学校へ。と言ったのは鎌倉に暮らす竹馬の友。