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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

終戦記念日 送り火。

2015年08月16日 | 千伝。
今年のお盆も終わりそうです。

よく働きました。

さて、昨日は終戦記念日。

Face book を覗いていると、いろいろな考え方があるものだと感心します。

ところで、日本には正座という座り方があります。

欧米やお隣りの中国や韓国では、正座はしません。

犯罪人の拷問時に正座をさせるとかと聞いたことがあります。

勝てば、正義だと言ったのは、誰だったかな?

第二次世界大戦で、もしも戦勝国が日本やドイツだったならば、この世界は、どうなったのか想像します。

さて、とある年のお盆休み、終戦記念日の頃、スイスで一週間ほど過ごしたことがあります。

永世中立国を宣言するスイスには、軍隊があり徴兵制度がありました。

英国の殆どの老人ならば、国に万が一有事があれば、軍隊に志願すると答えると思います。

ドイツ人は、ヨーロッパとアジアに向けてのスタンス、対応力が異なります。

香港人に、中国は一体全体、世界大戦中は何をしていたのかと問い詰めていたドイツ人を思い出しました。

アジアの為に、植民地解放の為に、どこの国が闘ったのか?

侵略した国は、どの国なのか?

日本の場合も、ヨーロッパとアジアに向けたスタンス、対応が違います。

戦争は二度と起こってはならないと吐露するのは、静かな人間の威厳と映ります。

土下座外交という言葉があります。

必死に詫びる鳩山元首相の姿は、アジアで出来ても、欧米や中近東で出来るでしょうか?

神風、特攻隊という攻撃方法がありました。

今で言うと、イスラム過激派の自爆テロに似ています。

日本人の心の座り方とイスラム教徒の祈りの座り方も似ています。

異なるのは、アラーの神、天照大神、仏様の多様性です。

今日は、御先祖様の送り火。

花火と灯籠流しで、送り火とする気比の松原まで行って参ります。

右翼、左翼、なかよく平和な社会が百年続きますように。