Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

龍安寺(2011年3月12日参拝)

2011-03-22 | 仏閣
龍安寺は金閣寺と仁和寺の間にあり、
「龍安寺の石庭」として知られる枯山水の方丈石庭が有名で、
世界遺産に登録されています。


妙心寺から歩いて行ったのですが意外と距離があって疲れました。(笑)





拝観料を支払い境内に綺麗な花が咲いていたのでパチリ。
名前は分かりません。(笑)


朱印帳を預け方丈石庭を拝見。



人が多いです。
しかも外人さんが多いのなんのって。
さすが京都でも超メジャーな寺院で世界遺産だけありますね。
エリザベス女王が訪問した際、
この石庭を絶賛した影響もあるんでしょうね。


正直私は全然落ち着いて見れませんでした。
こういうお庭は静かに見たいもんである。















渋い。
実に渋い石庭です。

何でしょうね、
岩を置いただけのシンプルな庭なのにこの良さは。
口で言い表せないです。

でも、この良さを感じる度合いは異文化として触れている
外人さんの方が日本人より大きいのかも知れない。


【襖絵】


明治の廃仏毀釈により財政難に陥り、
1895年に手放すこととなった襖絵のうち6面が2010年10月に当寺に戻る事となった。
東本願寺に売却後、個人の手に渡るなどして散逸したもので、
一部は現在も米国シアトル美術館が所蔵している。
今回戻る事となった襖絵は狩野派の絵師である狩野孝信の作と言われる
「群仙図」20面のうち4面と「琴棋書画図」20面のうち2面で、
米国のオークションに出品された物であるが落札者が匿名で竜安寺に寄贈した。
この襖絵は2010年12月から2011年3月まで一般公開される事となった。
(Wikipediaより)


匿名で竜安寺に寄贈するとは偉い方ですね。
決して安い買い物では無かったはずなのに。

私にはそんなマネは到底出来ませんね。(笑)


【蹲踞】


石庭を見終わって裏に回ると「吾唯知足」と四文字が刻まれた蹲踞がある。



徳川光圀の寄進と伝承されているが、
実はレプリカらしい。

本物は非公開の所に隠してるそうですが、
見に来てくれる人にレプリカ見せて本物を見せない寺の姿勢に疑問ですね。


【侘助椿】


説明書きによりますと桃山時代に侘助という人が異国より持ち帰ってきたもので
日本最古の椿と言われている。


【鏡容池】




国名勝に指定されている。


【御朱印】


実に堂々とした達筆の御朱印です。
こういう御朱印をいただくと嬉しい。


龍安寺を拝観した感想ですが、
座禅して悟りの境地に至る修行を行う禅寺が、
完全に観光寺院と化しているのは個人的に残念ですね。

石庭も本当に素晴らしいし回遊式庭園も素晴らしい。
これが「龍安寺」でなく「龍安庭園」と名乗っていたならば、
私は絶賛していただろう。