まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

人事に

2014年03月26日 | Weblog
それを聞いても無駄。

『人事&役職者に聞いた「出世する男の条件」(SPA)

7割が万年平社員で終わる」と言われている時代に、何に秀でていれば出世できるのか?
 
春は人事の季節。成果主義、能力主義が問われる昨今、出世する男の人物像として誰もがイメージするのは「バリバリ仕事ができて会社の売り上げに貢献するスーパー社員」だ。しかし、「出世の教科書」を主宰する加谷珪一氏によると、実はそうでもないらしい。

「優秀な人材の輩出企業として知られるアメリカのGE社の人材育成の仕組みは、多くの日本企業がモデルとしていますが、最近注目されているのが、“潜在能力”に関する評価基準。これは、仕事の能力や営業成績以外の個々の特性や性格、見た目などを評価するものです」

今回、人事担当者や役職者に取材を試みると、仕事をできる/できない以上に、見た目や人柄など「実務以外の言動を重視する」という声が目立った。3/25発売の週刊SPA!に掲載されている「出世する男の意外な新基準60」では、人事担当者&役職者200人に「出世の条件として必要がどうか」について徹底的にリサーチ。今まで語られてこなかった、真の「出世の条件」について特集している。果たして実際に出世をした男たちは、我々と何が違うのか?

ここでは、職場での立ち居振る舞いについてのコーナーを一部紹介しよう。

◆働きぶりのアピールよりも重要なのはさりげない振る舞い

“忙しさ”をアピールし、気合いの入った残業で根性を見せ、時には部下に愛の鞭を振るって結果を出す。そんな“ザ・サラリーマン”は、今時出世コースの蚊帳の外らしい。圧倒的1位は「他部署との交流が多い」(200人中122人が「出世に必要である」と回答)。その理由は「会社はあくまで組織。能力が優れていても個人プレーに走るような人間は、後々むしろ大きな癌になりかねない」(45歳・銀行)というものだ。有能であるほど足並みを揃えるバランス感覚がなければ、「ただの一匹狼」と要注意人物のレッテルを貼られてしまう。

こうした“爪を隠す”行動は、普段の立ち居振る舞いでも注目されている。2位「デスク回りがきれい」(85人/200人中)、5位「忙しぶらない」(66人/200人中)、7位「残業はあまりしない」(47人/200人中)、8位「後輩への指示が優しい」(38人/200人中)などはすべてこの範疇だろう。

「自分ではバリバリ働いているつもりでしょうが、周囲にどんな悪影響を与えているか見えていない点で、人の上に立つ器ではありませんね」(50歳・建設)

出世といえば猪突猛進型のイメージだが、実際はこうした“さりげない気遣い”ができるかどうかが別れ道のようだ。

その意味で、古臭い「上司へのゴマ擦り」よりも「部下や女性社員への気遣い」が重視されているのも意外な事実。3位「部下に好かれている」(83人/200人中)、6位「女子社員からの評判がいい」(61人/200人中)、8位「後輩への指示が優しい」(38人/200人中)、9位「後輩に『さん』『くん』をつける」(36人/200人中)とトップ10の中に4項目もランクインした。特に女子受けは、「女性を敵に回す恐ろしさを理解できていない時点で危機管理能力が著しく低い」(46歳・金融)と管理職の資質を問われる重要事項なのだ。

4位「会議で声が大きい」(73人/200人中)は昔ながらの体育会系のイメージだが……。

「優秀な話し手は優秀な聞き手。声が小さいのは、聞き手に回って苦労したことがないという評価です」(45歳・電気メーカー)

当然、管理職には向いていないということになる。

「『直属の上司に好かれれば出世する』というのは勘違い。上司の視線に立てば、『自分だけの判断で部下を昇進させる』ことはリスクが高いと考えます。他部署の役職はもちろん、経理、一般職のOLにいたるまで、評判のいい人間が出世します」(加谷珪一氏)

八方美人”が格好悪いと思っている人は、考えを改めるべきだ。

同特集ではほかにも、「見た目」「飲みの席」「日常習慣」「SNS」で出世する男の共通点を徹底調査。浮き彫りになった60もの新基準をランキング化している。また、実際に出世した男たちの“戦略”についてもインタビュー。果たして彼らは「出世する男の新基準」をいくつクリアしていたのか? その結果は本誌にて確認されたし!』

※それを分かる(見抜く)能力はなし!

確定申告

2014年03月26日 | Weblog
還付は1月1日からできる。

ただ、給与所得者は、源泉を添付するので、源泉が手元に来てから出ないとそれは出来ない。

で、ここで、一例を

1月9日に税務署で申告。

2月13日に、修正申告。

で、税務署のホームページには

「1か月から1か月半位で口座に」と書かれているが、

この場合は、口座に入る(入金)のは4月10日以降とのこと。

これ、税務署に確認済み、

と、なると、「一か月半位」というのは間違いということになる。

正しく書くなら、「提出時期によっては2か月前後かかる場合がある」と書くべき。

で、これ、国税庁に伝える!

へんなきまり

2014年03月26日 | Weblog
以下は「講演録」から転載。

『「いいものを安く」じゃ儲からない

うちの会社は「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」をやっていない会社で有名なんだけど、みなさん「なんでつぶれないんだろう」って心配してくれます。でも「ホウレンソウ」をやめたらつぶれたって経験、どなたかありますか。経験してから言え、と言いたい。

今日お集まりの皆さんは、大体商売人ばかりだと思う。社員だろうと社長だろうと会社にある限りは商売人。じゃあ、商売ってなんですかというと、これは100%金儲けです。今、個人、法人合わせて日本には約675万の会社があるけれど、金儲けしたくないからって作った人は一人もいません。そのくせ、大阪も含めて日本中の会社は「いいものを安く」って言うんです。それでどうやってお金を儲けるの。結果は「過当競争」が待っているだけ。それじゃ儲かるわけがない。日本の会社は実に儲かってないんです。

国は、6年前まで50年間ずっと高額所得法人を発表していましたが、高額と言っても経常利益4000万円です。低いですね。その4000万円儲かっている会社が、調査したうちのどれくらいの比率あったかというと3%しかない。そのほとんどが大企業なのですが、当然分母が大きいから経常利益率にすると3%とか2%ばっかり。せめて10%は儲けなきゃいけない。作る品物は世界で1番いいのに、頭が悪いから金儲けできないんです。

じゃあ何のために金儲けするのかといえば、一つは縁があって来てくれた社員たちに高い給料を払って、豊かな生活をしてもらいたいということ。人生の中で会社にいる時間が一番長いんだから、会社で働く時間が楽しいよ、嬉しいよという人生を送ってもらいたい。二つ目は、税金を払って社会貢献すること。

どうすれば金が儲かるかというと、たった一言でいえば、儲からない会社の反対のことをすればいい。単純明快でしょ。

儲からない会社の反対をやれば儲かる

儲からない会社の反対をやることをうちの会社では「差別化」といいます。差別化すれば会社は儲かるだろうと考えて、この会社は出発しました。

どんな差別化をしてきたのか。それがさっき言った「ホウレンソウ」の話。今日本には役人が600万人いる。38万人の社員を持つ大企業がある。これを束ねるには「ホウレンソウ」が必要だというわけ。でも、うちの会社は社員の数が少ないのに、なんでその真似をしなきゃいけないのでしょうか。これは絶対間違えてます。うちの会社は「ホウレンソウ」禁止。下は上に物を言ったらいけないし、課長、部長は部下への命令は一切禁止。言いたかったら説得をして納得させろということです。説得できない上司や幹部は全部クビ。といっても日本ではレイオフできないので、課長から平社員に降格します。だから必ず上は下に説得をしろということ。

日本は世界で1番の高学歴社会です。高校を出たらだれに言われなくても自分で考えられるはず。自分で考えて自分でやって成果が出ればすごくうれしいんです。うれしかったらまた頑張るんだからさ。上が言うと指示待ちになります。だから日本の会社では物事が前に進まないんです。

うちの会社には年間1万人の見学者が来ます。1人2000円いただいていて、それで何も出さないのは申し訳ないから、何かお土産を渡そうと思って、社員が「未来せんべい」と言うのを考えました。岐阜県大垣市の名物の味噌煮せんべいでね。うちは電気屋ですが、そのアイデアを採用しました。年間1万個分売れるんだから。せんべい屋も社員も喜んでいる。ホウレンソウなんかすると、こんなことも通らなくなってしまいます。

次に何をやったかというと「成果給料」の禁止。うちは、めちゃくちゃ頑張ったと言っても給料やらない。その代わりどれだけさぼっても給料やるよという年功序列です。それから「ノルマ」はないし、携帯電話は禁止。周りの会社は、儲かっていないのに、みんな会社で携帯を社員に配っているけど、それは会社にとって害だと思います。うちは、個人でどんどん買え、その電話でどんどん会社に電話しろ、と。「残業」も禁止。その他にも禁止事項はたくさんあります。


えさをやらなきゃ社員が頑張ってくれるはずがない

会社というのは金儲けだよと言いましたが、金儲けは誰がやるのか。これは間違っても社長じゃなくて社員です。社員たちがこの会社で頑張ろうと思ってくれなければ儲かりません。じゃあどうやったら社員が頑張ろうと思ってくれるか。それは簡単明瞭なことで、えさをあげればいいんです。どんなえさをやればいいのかはケースバイケースでね。それはそれぞれの会社が独自のやり方でやればいい。

挙げるとするなら1番最初は給料。皆さんの会社の社員が、自分の友達たちと比べて、誰よりも安い給料だったらそんな会社は辞めたほうがいい。そんな会社は絶対解散した方がいい。社員が働くわけないんだから。理想は誰に聞いても「高いなぁ」という給料だけど、せめて誰に聞いても「まぁまぁだな」と思われるくらいは払わないと、社員は絶対働きません。

何百人と社長を知っているけれど、みんな会社の金で自分の車を買っているんです。税法上OKだから会社の金で買うんですね。安月給の社員は自分の金で車買っているのに、1番高い給料の社長が会社の金で車買っている。買うならせいぜい100万円ぐらいの軽にしておけばいいのに、生意気にもみんな3ナンバーです。会社の金で車買って、ガソリン入れて、車検受けて。そういう社長を見て社員が働きますか。だから、社長が自分の金で車を買うこともえさの一つなんです。

そもそも会社を経営するのに乗用車は絶対いらない。だからうちの会社には1台も乗用車がない。みんな自分で買っています。そうすることがえさになって、社員たちも頑張ろうという気になってくれるだろうと思っています。

「定年70歳」「育児休業は3年」

それからうちでやったのが「定年70歳」。国は、年金財政が苦しくなって年金の支払い開始が65歳からに延びるから定年も60歳から65歳に引き上げなさいと決めた。でもそう簡単にできないだろうから、定年を60歳にするならば、65歳までの5年間は給料半分でもいいから再雇用しなさいと法律で決まったけど、罰則がないからほとんど守られていませんでした。でも2013年4月からは罰則適用になっていよいよ皆さんの会社も定年を65歳にしなければいけなくなります。でもほとんどは給料を半分にするでしょうね。

それでうちは「70歳定年」にした。しかも60歳を過ぎても給料は一銭も下げない。うちは60歳の平社員で700万円、年功序列だからそれがピークだけど、70歳までそれが変わらない。これも差別化。他が下げるだろうからうちは下げないと。大体下げて社員が働きますか。頑張ってもらうためには高い給料を払わないと。あと、育児休業は2年といううわさがあったから3年にしました。

製造業の現場ではみんな作業服を着ているんです。そんな法律はないのに。しかもカーキ、青色、グレーってのが定番になっている。そんな服で社員たちが喜びますか。社員たちが「ださい」って言う服をなんで着せるのかって。赤でも黄色でもいい。そうやって会社は社員たちを「働かないように働かないように」しているんです。

非正規採用を増やして失ったもの

うちは800人の社員がすべて正社員。パート・派遣は1人もいません。日本の企業では40%が非正規社員だと言うけれど、仲間を見ていると中小企業では60~70%がパート。バブルがはじけて以降の平成不況でみな業績が悪いもんだからパートや派遣を使いだした。仲間は「パートを使うことによってコストが下げられる」と言う。パートっていうのは正社員と比べて給料は半分で、ボーナスは10%、退職金ゼロ。しかもクビにできる。日本の正社員のサラリーマンの平均月収が30万円とすると、パートは15万円。それで社長連中は「コストが15万円下がったって」言うんです。それだったら、高額法人所得で儲かる会社が3%から4%に増えてもいいはずだけど、そんな話は聞きません。パートにしたら15万円かっぱらわれているわけです。あの社員は30万円、俺は15万円。でも仕事は同じ、それじゃ働くわけがない。結局コストは下がらない。正社員で30万もらえるんだったらその分頑張って働くでしょう。経営者はそういう発想ができないんですね。

人材派遣、人材教育、人材確保とか人材雇用とかいろいろ日本語あるけど、人材の「材」が全部「木へん」です。これも気に入らない。人間は材料じゃありません。「木へん」ではなく、どうせ社内で書くなら、財産の「財」で書いたほうがいい。これもえさなんです。字一つ考えてもえさがあるんです。

日本は戦争に負けたけど、戦後23年経った1968年に戦勝国をごぼう抜きにして世界第2位のGDP(国内総生産)になりました。どうしてなれたか。いいものを作って、世界中に売ったからです。その時にパートや派遣はほとんどいませんでした。しかも年功序列でノルマもなければ、成果主義もなかった。それで2番になれたんです。ところがバブルがはじけた1991年から非正規がいっぱい出てきました。ノルマができて成果主義が導入された。それでどうなったか。

今、車や電気製品を作っている会社で、リコールをやっていない会社がありますか。要はすごい数で不良品を出しているんです。こんなに不良品が出るようになったのも非正規が増えたからじゃないでしょうか。非正規の人間はクビになるから技術を覚えません。それでまともな商品ができるわけがありません。それで「いいもの安く」ってばかなこと言っているうちに、よそのほうがよっぽどいいものを作るようになってしまいました。

本当に景気は悪いのか

2008年の秋にいわゆるリーマン・ショックがありました。アメリカではGMがその影響で倒産したので、そこに部品を納めていた会社は確かにショックを受けたでしょう。でも日本の企業で本当にリーマン・ショックの影響を受けた会社に納品していて業績が悪くなった会社がどこにありますか。でも誰にやられたって探すわけにいかないから、みんなリーマン・ショックって言葉を逃げ道に使っているんです。日本人はもっと主体性を持った方がいい。

日本の人口は減り続けています。人口が減るとどうなるかと言うと、衣食住がいらなくなります。それで景気が悪くなる。リーマン・ショックを持ち出すまでもなく人口が減っているからこれからもっと厳しくなるでしょう。今までは経済も成長していたから横並びでもよかったけれど、これからは差別化しなかったら生き残れません。

今の日本のGDPは中国に抜かれて3位になりましたが、それでも485兆円あります。皆さんの中に485兆円じゃ足りねぇよって会社ありますか。ないでしょう。うちの業界でナンバーワンの会社の売り上げは1兆円を超えていますが、1兆円という需要があるから、それをかっぱらえばいいんです。それをかっぱらえないってことは、うちの会社の能力がないということ。なんぼでも需要はあるんです。需要が少なくて供給が多ければ景気が悪いってことになるけど、需要はあるんだから景気はいいんです。

じゃあそれをどうやったら取れるだろうか。今日みたいなセミナーに出て来て勉強することも必要ですね。

お客さんを「感動」させれば商売になる

どうすれば商売が儲かるか。商売で一番大事なことはお客さんに喜ばれること。それをひとことで言うと「感動」ですね。ニーズとか満足とかを一緒にして、お客さんを感動させれば商売になるんです。ところが日本の会社は売れなかったらすぐに値を下げてしまう。もっと売ろうって。そうすると利益が減る。利益が減ったってことは、コストが上がったことと一緒ですから。

皆さんプロだから、儲けている会社がどうしてお客さんに喜ばれるかわかるでしょ。それを真似すればいいんです。

昔演劇をやっていたのですが、お芝居の言葉でアンサンブルって言葉があります。会社の言葉で言うとチームワークって言葉になるのかな。良いお芝居っていうのは、役者の演技から照明、音楽、衣装まですべてがよかったときにそう言えるもの。それがアンサンブルです。照明がいい、音楽がいいとか言われたら失敗でこっちの負け。商売も一緒で、製造も販売もよくないとだめなんです。

今当社のメイン商品は皆さんの会社にもある電気のスイッチの中にある「スイッチボックス」といわれているものなんですが、このシェアが80%あります。残りの20%のメーカーさんがすべて半値にしたんです。売りたいからって。それでうちは売上げが減ったかというと、減っていません。だから、うちだけ利益が出てるってことです。みんなが下げたからうちも下げようというのは一般論。お客さんに喜んでもらえるもの作っておけばよそより高くても買ってもらえるんです。経常利益率で10%を出すことが、まず僕は必要だと思っています。

中小企業の製造業の中の80%は下請けで、そこから脱皮しようとか脱却しようとか言うけれども、自分の商品を作ればいいわけ。うちは1965年に4人で始まった会社で、最初に、3人の社員に向かって、うちは絶対に下請けの仕事はやらないって宣言をしました。値切られたら儲かるわけない。だから、お客さんにダイレクトに伝わる自社商品を作るのが一番なんです。

社員の権利をかっぱらわない

うちは12月20日から1月10日頃まで約20日間休みます。だいたい日本の住宅屋は年末が忙しい。みんな年内に家を建てて、新年から新しい家に入りたいなと思うから。新しい家が建ったら、うちが作っている電気製品を取り付ける必要があるんですが、うちがシャッター下ろしちゃうから正月に入れないわけ。みんな怒るんだけど25年間ずっと休み続けています。いかにお客さんを怒らせるかがテーマだから。うちの会社が必要とされている証拠ですよ。

うちの会社がある岐阜には温泉が多いのですが、温泉は年末年始めちゃくちゃ忙しい。そうすると20日間も休みがあって暇なうちの社員は温泉にアルバイトに行くわけ。うちは会社が休みでも給料を払うから、アルバイトをすればダブルで金が入ってきます。これめちゃくちゃおいしいですよ。日本の会社は、だいたいアルバイト禁止なんですが、これは間違っています。勤務時間中にアルバイトしたらいけないけど、休みに何しようが社員に権利があるわけですから。会社っていうのはそういう権利までかっぱらってるんですね。それで誰が働くかって。

有給休暇だって社員の権利なんですが、「取ってもいいですか」ってお伺いを立てないといけないのが現実でしょう。それで返ってくる答えが、「あのな、今は忙しいんだから今回は出てこいや。次回はちゃんとやるから」とか言って、結局取らさない。「有給取りますよ」と言われたら、会社は「あ、そうか」で終わらなきゃいけないんです。みんな一生懸命社員の足を引っ張っている。社員の足引っ張ったら働くわけないよ、って僕は思うんです。

えさをたくさんやればやるほど、オンリーワンっていうのは生きてきます。社員が頑張らないとオンリーワンになれるわけはないんだから。うちは創業以来1回も売り上げ目標、利益目標を立てたことはありません。これは社員が頑張ってたらそれでいいんだから。社員を頑張らせる方がいい。「常に考える」というスローガンはあるけれども、いくら売ろうなんて数字は会社のどこにも掲げていません。

どんな人材を採用すればいいのか、どのように人材を育成すればいいのかと聞かれますが、営業は売ること、製造は作ることを教えればいいんです。どんな社員を入れようか、どんな社員教育をしようかって考える方が損です。そんなこと考える暇があったら、どんなえさをやろうかなということを考える方が得だと思います。

つまり、社長の仕事ってのは、どうすれば社員が喜んでくれるかな。頑張ってくれるかな。と考えることだと僕は思っています。 』

※大事なことがここいっぱい、で、自腹で買って読むべし!

へんなきまり

2014年03月26日 | Weblog
これを読む。

以下「NEVERまとめ」から転載

『「日本一」社員が幸せな会社のヘンな”きまり” 未来工業創業者 山田昭男氏著

              日本で一番大切にしたい会社でも紹介された未来工業の山田昭男相談役の著書。

冒頭から氏の信念「社員を幸せにするから社員はがんばってくれる」の意味を紹介する。未来工業の廊下がいつも暗いのも、席を離れる時に自分の机の上の蛍光灯を(名札付きの)ヒモで消すのも、広いフロアにコピー機が1台しかないのも、相談役室では来客時以外はエアコンを使わないのも、当社が昔から実践してきたことだが、それは電気を大切に使っているわけではなく、コストを下げ、その浮いた分を社員に与える”餅”にするために行なっているという。

餅は地元ではそこそこの給料だったり、日本一の休暇日数だったり、短い勤務時間だったり、70歳定年制だったり、「改善提案制度」の報奨金だったり、クラブ活動の活動費だったり、全員参加の5年毎の海外旅行などだという。

自分から考えて行動し、売上を上げ、あるいは節約をした結果、会社が利益を出せば、その分自分達の分前が増える、それが社員のモチベーションにつながるという。社長の仕事は、社員を幸せにし「この会社のために頑張ろう」と思ってもらう”餅”を与え続けることだと言い、社員がそう思ってくれなければ、会社なんて発展もしないし、儲かりもしないのだと。

そして、社長一人がいくら頑張っても何人分のはたらきにしかならない。儲けるには、社員たちが全員頑張ってくれないといけないのだと力説する。

もう一つの儲かるコツは、徹底して差別化をすること、これに尽きる。経営学の授業でならうことや、経営コンサルタントが真っ先に指導するようなことの正反対を行うことで差別化を図り、利益を上げてきたのが山田氏の率いる未来工業の利益の源泉。教科書通りの経営をやって儲かる中小企業がないからこそ、その真逆を選択することで生き延びる道を切り拓いたと言える。

創業以来、赤字なしで15%以上の高い経常利益を上げて成長してきた理由は、徹底した差別化と社員の幸福感を求める取り組みにあるのだ。いくつか、感動すら覚える同社の取り組みというか”きまり”を紹介したい。

①「ホウレンソウ」の禁止
未来工業では「ホウレンソウ(報告、連絡、相談)」は一切禁止されている。大きな企業ならいざしらず、中小企業では全く必要ないと断言する。現場のことを一番わかる社員が、自分で考え、判断し、行動すれば良いのだと。例えば出張ですら、本人の判断によるという。ずっとそうしてきた最たる理由を「第一、全部自分でやれるのは嬉しいだろ?」と一言。これも社員を幸せにする”餅”のひとつなのだ。上司にお伺いすることで失くすであろう自由な発想を無くさぬよう大切にして、事情のわからない上司を説得する時間も省けることに繋がるのだとも言う。会社の制度であり、決まりだからと疑ってもみなかったが、確かに上司を説得するための資料作りが多い会社に身を置いた経験からも、言われてみればその通りかもしれない。

②自分で採用面接をしたことがない。
すべて現場に任せている。未来工業では、全て採用も現場任せだという。何故なら、社長自らが「俺自身がバカなのに、その人が社員として価値があるかどうかなんて、わかるわけがない」と思っているから。個人的な考えでは自分達のような中小・零細企業に、人を選ぶ能力はないと断言する。例として肉眼では見えない歯車を作った愛知の樹研工業のような会社ですら、採用は先着順で無試験であるという事例をあげて。

③定年は70才、65才の年収は700万、かつ下げない。
これも、50歳で給与カットしつつ退職再雇用をやっている自分の会社では想像できないことで、社員のモチベーションは上がる一方であろう想像はつく。

④休日は年間140日間、年末年始は20日連休、客に怒られてもやる。そして、残業禁止。かつ日本一短い就業時間(8:30-16:45)
なぜか?一日は24時間しかなく、朝7時に起きて働き、夜7時前に帰宅するサラリーマンの8時間の睡眠時間を除くと自由になる時間は4時間、その大切な4時間を、くだらない(?)残業に使っている位なら「生きてて良かったなぁ」と思える時間に使え、という考えだ。「あっという間に過ぎてしまう人生の時間を大切にしないさい」という山田さんからのメッセージなのだ。

⑤未来工業が全員社員である理由・・・「人間をコスト扱いするな」は最も共感する(した)考え方。
未来工業では800人弱の全員が正社員だが、多くの会社がは、コスト意識が足りないくせに、パート社員や派遣社員を雇っていることを痛烈に批判する。しかもそのパートや派遣社員の業務内容は、社員とほぼ同等でありながら、給与が半分、ボーナスが10%、退職金が0という・・・で「コストが下がった」と喜ぶ。

それこそがバカで愚かな考えであり、人間をコスト扱いするな、と警告する。同じことをさせて、半分しか給料が貰えないのに一生懸命働くか?否である。それが、正社員にすれば「他の会社ならパートで15万なのに、この会社では社員で30万くれる、ボーナスも出る」となれば、俄然モチベーションは上がるし、頑張って15万円以上の仕事をするのが人間であり、働く社員のモチベーションや幸福感が低ければ、会社の儲けは出ないのだ。正社員すらコストと考えさせららる身としては、耳の痛い言葉である。

これまで紹介した氏の意図が社員に伝わっている社員のインタビューを紹介する。「短い勤務時間や残業禁止は、時間内に終わらせるにはどうすれば良いかを常に考えさせられる、ダラダラと残業時間をあてにして仕事することがないし、仕事を抱え込んでいる人を手助けして皆が時間内に終われるようにと協力するチームワークが芽生えるのです。」のだそうだ。働く社員の言葉だけに重みがある。

そして、未来工業では「人間が人間を評価する限り”成果主義”を導入する気はない」と断言する。(人間の性質として、贈り物をくれる部下とそうでない部下を比較すると、どちらを評価するかという例を想像しても結果は明らかだから・・・ああ、ありがちだ、大きな会社ほど(ToT)

更に、営業にノルマがなく、マネジメントは”義務主義”が良いし”鞭”がなくても社員は働く、それを知らないのは”無知”というのだそうだ。100人が100人「アメと鞭」というが、「鞭がないと駄目だ」という決まりはなく、事実未来工業では一見「アメばかり」と見えるやり方で成功して来たのだ。逆にアメと鞭を使っている会社が儲からないのは何故だ?と問いかける。

世の中一般的に常識と言われていること(セオリー)すら否定せよ!だ!!究極の結論として述べているのは「人間は本当に自由にさせてもらうと却って不正をしない」という事実。「自由に任せる話」や「餅を与える話」をすると、世間では「山田社長は性善説だから」と言うが、逆なのだと言う。

社員は経営者を騙すものだと思っているからこそ、自由にさせる。どんどん騙していいぞ、と。そうすると人間は却って不正ができなくなるのだと言う。
そして楽だったのは、最初から全て社員にまかせてきたからだと力説する。

兎に角。未来工業は「差別化すること」と「社員にすべて任せること」をテーマにやってきたからこそ、今があるのだと。そして最後に、未来工業の取り組みの中でマネできるところがあったら、恐れずに実行してみて欲しい述べる。やってみてダメならばすぐに元に戻せばいいし、やめる時の決断も遅くなってはいけない。パッとやめることが出来れば、即始めることもできる。

常に考える--
他人と差別化する--
いいと思ったことは恐れずに行動に移す--
ダメならすぐ戻す--
これが一番忘れて欲しくないことだと言い、やはり一番大切なのは「社員が”この会社のために頑張ろう!”と思えるような幸せに働ける環境を作る」ことで、社員がそう思ってくれなければ、会社が発展するわけはないのだと断言する。
いや、はや、大企業グループに勤める我が身には厳しく、中小でも企業を経営する後輩達には是非参考にして欲しい、価値ある一冊であった。
感動、そして感謝!!』

※ここに「ヒント」がいっぱいある。

マジメ

2014年03月26日 | Weblog
ではない!

『経理畑出身のマジメ男 孫に面白い話せがまれ古典落語を暗記

孫の頼みであれば、どんなことも応えたいと思うのが、おじいちゃんというものだが、時にはおかしな方向に行ってしまうことも。埼玉県に住む女性Kさん(55才)が、超がつくほどマジメな夫(61才)のエピソードを披露します。

しばらく前のこと。「おじいちゃん、面白いお話して」と保育園児の孫が、ひざにのってせがんできたの。それまで満面の笑みだった夫は「…面白いお話」と言ったきり黙り込んでしまった。

長いこと経理畑を歩いてきてマジメだけが取り柄。面白い話なんて考えたこともないはず。すると孫は「じゃ、いいや~。おじいちゃん、つまんな~い。おばあちゃん、あそぼ」と夫から離れたから、傷ついたのね。

孫が帰るとすぐ「本屋にいってくる」と飛び出していったわよ。で、夫が買ってきたのが“古典落語入門”。そして暇さえあれば「じゅげむじゅげむ…」と落語の丸暗記をしはじめたの。

「お父さん、孫は平成20年生まれよ。熊さん、はっつぁんは通じないわよ」

私は必死で止めたんだけど、

「時代を超えるから古典なんだ。まあ、見てろい」となぜか自信たっぷり。いっぱしの芸人気どりで扇子まで使って。

そして、春休みになった孫が遊びにきていよいよお披露目の日。「面白い話をしてやるぞ~。ゴホン! えーと。じゅげむじゅげむ~」と懸命に話すと孫はぽか~ん。

ほんのさわりだけで「おじいちゃん、何言ってんの?」って言われてんの。そこでよせばいいのに「この話の面白さはな、このじゅげむっていう…」と演目の説明をし出したから、孫は部屋から出て行っちゃったわよ。

「そうか。じゃあ、次は違う話を覚えようかな」ってそういうことじゃないと思うわ。

女性セブン2014年4月10日号』

※なんの趣味も生きがいもなく、過ごしてきた結果がこれ!

三流

2014年03月26日 | Weblog
それは観客だけじゃない!

『黄色い歓声「ゆづるくーん」に海外勢呆れ顔 羽生結弦の当惑- 日刊ゲンダイ(2014年3月26日10時26分)

五輪の金メダリストながら、騒がれ方はアスリートよりジャリタレといったあんばいだった。

24日のフィギュアスケート世界選手権(26日開幕、さいたまスーパーアリーナ)の公式練習でのこと。今大会は期間中の公式練習は有料(3500円)で一般公開されており、男子の練習には約100人のファンがつめかけた。

ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(19)が登場すると、スタンドのファンは大喜び。ジャンプのたびにスタンドが沸くのはわかるとして、ジャージーを脱いだり、演技の途中にシャツがはだけて肌が見えると、黄色い歓声が飛んだ。中には「結弦くーん」と叫ぶファンの姿も。

スタンドからの黄色い歓声について聞かれた羽生は「何とも言いようがありません」とかわしたものの、海外勢は呆れ顔だった。

会場の異様な光景を目の当たりにした海外のコーチからは「日本はスケーターは一流でも観戦文化は三流」という声も上がっていた。』

※メディアもだ!

総文祭

2014年03月26日 | Weblog
「開催しました」。

ただ、それだけ。

それがここの、このまちのやり方。

これ、つまらない。

それでいいなのか!

だが、そんなことも考えてない。

全国からここに来る。

それなら、出来ることをしてやろう。

で、それ、自腹!

再稼働

2014年03月26日 | Weblog
それをしてはいけない!

『再稼働“第1号” 鹿児島・川内原発は「日本一危険」という罠

 桜島の異常噴火に活断層の疑いも:「原発立地自治体住民連合会」が公開質問状を提出/(C)日刊ゲンダイ
 
よりによって日本一危ない原発を真っ先に再稼働させるのか。
 
原子力規制委が新規制基準への適合審査を優先させることに決めた、九州電力の川内原発1、2号機(鹿児島県)。安倍首相は「新基準に適合すれば再稼働を進める」と、この夏にも川内原発を稼働させるつもりだが、正気とは思えない。

川内原発は全国の火山学者が選んだ「巨大噴火の被害を受けるリスクがある原発」のワースト1だ。

昨年12月に毎日新聞が実施したアンケートで、回答した50人の学者のうち29人がリスクを指摘。周囲に阿蘇や姶良など巨大噴火後に形成されるカルデラが存在するなど、日本有数の火山帯に位置するためで、秋田大の林信太郎教授は「(再稼働は)許容できない」と明言していた。

折しも、川内原発から南東に50キロほど離れた桜島では異常な噴火活動が続く。噴火回数は2010年以降、毎年1000回を超えている。

24日、原発立地自治体の地方議員147人が参加する「原発立地自治体住民連合会」が開いた会見で、鹿児島市議の小川みさ子氏はこう訴えた。

「噴火で川内原発が停止しても送電線に大量の火山灰が降り積もれば、外部電源は完全に失われます。非常用ディーゼル発電機のフィルターだって灰が詰まって発電不能になる。福島原発と同じ『全交流電源喪失』の事態に陥るのです」

リスクはまだある。
 
在京メディアはまるで報じないが、実は先月、川内原発から東に800メートルという至近距離で、活断層と見られる3本の断層と破砕帯が発見された。

「断層は近くの林道拡幅工事中に、偶然露出したもの。新潟大名誉教授の立石雅昭氏(地質学)が確認し、粘土層が軟らかく、比較的近年まで活動していたそうです。これまで九電は川内原発周辺に『活断層はない』と説明してきた。97年には旧川内市の北東20キロを震源に震度6弱の大地震が発生したにもかかわらずです。ところが今回の断層が見つかっても、鹿児島県の伊藤祐一郎知事は『6月議会で再稼働のゴーサインを出す』と息巻いています。住民の安全はどうでもいいのでしょうか」(小川氏)

前出の連合会は「どのような科学的根拠で川内原発は『安全だ』と住民に保証するのか」など原発再稼働計画に対する公開質問状を政府に提出。1週間以内の回答を求めた。
 
安倍政権がマトモに答えなければ、再稼働なんて絶対に認められない。』

※電力は足りている!