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鹿島劇場その2(8/19鹿島対浦和)

2006-08-19 22:47:20 | 浦和レッズ
カシマスタジアムで、2年連続劇的なドラマが起ころうとは、想像していませんでした。終了間際の同点劇は、G大阪の勝利で首位を明け渡すことになっても、ここで得た勝ち点1がどこかで効いてくることを信じました。(昨年も闘莉王退場で10人になりながら、後半に2点を連取して引き分けています。)

試合の構図は、攻める浦和に守る鹿島でした。どこまで威力を発揮するのか楽しみだったワシントン、達也の2トップですが、この両者間のパスコースを鹿島DFが完全に封鎖していました。また、Jリーグのレベルでは4バックのチームが両SBを最終ラインに残してくると、意外と優勢な側でも攻め手がなくなります。

そのため、両アウトサイドの三都主、平川まではパスが入るものの、その後のクロスがクリアされてしまい、なかなか浦和の攻めは形になりませんでした。逆に、前半終了間際に鹿島が最初のCKで、アレックス・ミネイロがマークについていた平川を振り切って、ニアサイドで頭ですらし1-0と先制しました。

試合内容と結果が一致しないという展開で、前半を折り返しましたが、後半になってくると鹿島のカウンターが冴えました。上がりを自重していた両SBも上がってきて、鹿島の2点目は柳沢とアレックス・ミネイロのワンツーからです。

さすがに、いくら押していても2点差はちょっときついかなと思い始めた頃、田中達也のスペースへのフリーランニングから、クロスをワシントンが落とし、そこに走り込んだ小野伸二の左足シュートで1点差にしました。柳沢の2点目の直後だったので、このゴールは結果的に重要になりました。

しかし、時計は容赦なく時を刻み、いよいよロスタイム目前になった頃、永井が空いた右サイドをドリブルで突き進み、クロスを闘莉王が落としたところを、ワシントンがフリーで抜け出して同点ゴールを決めました。結果は引き分けです。

ポイントはゴール前のポスト役でした。ワシントンにしても、闘莉王にしても、鹿島DFに競り勝てる高さがあります。単純な放り込みでは勝てませんでしたが、相手左SBが上がった一瞬の隙を狙いました。ポストで落とすことができれば、かなりの確率でチャンスになることを示しました。

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