Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

アクシデントに苦しんだ浦和(10/20浦和対柏)

2023-10-21 22:36:29 | 浦和レッズ
昨日の浦和レッズのホーム柏戦は、2-0で浦和の勝利に終わりました。浦和はG大阪戦で頭突きで退場になっていたカンテが出場停止で不在でした。代役の1トップは興梠でした。もっとも、スコルジャ監督はこの試合を重視しており、1トップ以外は現時点で投入できるほぼベストなメンバーを起用してきました。攻撃的MFは右MFに大久保、トップ下に関根、左MFに小泉という起用でした。

しかし、試合はアクシデントで動くことになります。関根が試合開始わずか8分で負傷交代し、急遽高橋が投入されることになります。本来FWの高橋がトップ下に入ったことは浦和にとっては予期していない事態で、実際浦和の攻撃でなかなか中央が使いづらい展開を強いられます。そのため、FWの興梠が下がり出して、ボールは回せるものの点にはなりにくい状況です。

これに対し、相手の柏もトップ下のマテウス・サヴィオが出場停止で不在でした。その対策として井原正巳監督が取った手は、3-4-3でアウトサイドと両ウイングで外から攻めるものでした。SBが高い位置を取る浦和対策としてはなるほどとは思えましたが、この日はボランチの伊藤敦樹と岩尾の運動量が多く、柏の攻めをクリアで清算することができていました。

それでも前半の決定機の数では柏の方が上だった印象は否定できません。柏の3トップは左FWの山田雄が少し下がり気味で、CFの小屋松と右FWの山田康が絡んでチャンスを伺いました。山田康のシュートをGK西川がファインセーブで止めた場面もあり、右アウトサイドで起用された戸嶋もチャンスを演出していました。SBが高い位置を取る浦和の場合、ボランチの岩尾が下がって3バック気味にしても、相手3トップとは数的同数を作られて苦しくなります。

もっとも、柏のチーム得点王細谷がベンチスタートという、何かコンディション的な問題でもあるのかと思われた起用もありました。どこかで投入してくるとは思われましたが、少なくとも前半では動きはありませんでした。むしろ、アクシデントで予定が狂った浦和が何か動いてくる可能性は考えられました。ベンチには、トップ下で起用できる安居が控えており、彼の投入で中盤の運動量を増やす手は十分考えられました。

後半頭で浦和ベンチは動き、興梠out安居inの手を打ちました。1トップには高橋が回り、安居をトップ下に入れて前からのプレスで点を取りに行く交代でした。これがどういう結果を生んだかは、明日以降マニアック分析で補足します。



































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする