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トリプル・ポストプレーヤー(ミラン対ユベントス)

2017-11-08 21:52:06 | ワールドサッカー
Jリーグも佳境に差し掛かり、試合の間隔が広がってきます。そのため、オフの楽しみであるワールドサッカーのビデオチェックをまた始めるとして、今日前半だけ見たセリエA屈指の好カード、ミラン対ユベントスの映像を見た印象です。

ユベントスはセリエAで6連覇中と黄金時代を迎えています。その原動力になってきたのは、ボヌッチ、バルザーリ、キエリーニのCBコンビで、Rマドリードの3トップに引っ掛けて「BBC」と呼ばれていました。DFが強さの象徴になるのが、いかにも守りを軸にチームを作るイタリアらしい発想ですが、今季はボヌッチがミランに移籍して「BBC」は解体しています。

そのボヌッチ対ユベントス攻撃陣を見たかった試合でしたが、ボヌッチは出場停止で見ることは叶いませんでした。この試合では、ホームのミランも、アウェイのユベントスも4-2-3-1の布陣でした。どちらかといえば、ミランが前からプレスに行き、ユベントスは右MFのクアドラードやトップ下のディバラまで守備に参加する我慢の展開でした。

この試合で、機能していると感じたのは、ユベントスの「トリプル・ポストプレーヤー」です。1トップのイグアインはご存知、アルゼンチン代表のポストプレーヤーですが、それ以外にもユベントスにはポストプレーができる選手が二人います。左MFのマンジュキッチ、トップ下のディバラです。

マンジュキッチはクロアチア代表では1トップで、セリエA得点王のイグアインの加入で左MFにポジションを移しました。そのため、流れの中で内に切れ込んでくれば、いつでもポストプレーは可能でボールを収めることができます。トップ下のディバラも、足元のテクニックに優れるので、後ろを向いてボールを収める動きもこなせます。

この3人のボールキープがあったからこそ、右MFのクアドラードが守備に追われる展開でも、ユベントスがある程度攻撃を完結することができたと感じています。前半は、イグアインのゴールで1-0とユベントスがリードして折り返しましたが、後半のビデオも明日以降、楽しみに見たいと思います。
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