Kobby loves 埼玉&レッズ

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ジャガー浅野(浅野拓磨)

2017-09-03 10:56:26 | ワールドサッカー
今日は埼玉スタジアムのルヴァン杯C大阪戦に行くので、即日更新は難しいと思うので穴埋めネタを用意して出かけます。代表の豪州戦で貴重な先制点を取った、ドイツのシュツットガルトに所属する浅野拓磨選手のことを書きます。

浅野は7人兄弟の大家族に育ちました。中学卒業時には家計を支えるために就職することも考えていましたが、四日市中央工の監督が「彼はサッカーのセンスがあるから、うちに進学させて欲しい」と浅野の両親を説得してサッカーを続けたエピソードがあります。その判断は正解で、Jリーガーになっただけでなく海外挑戦も実現させました。

プレースタイルはスピード型です。広島時代は高卒2年目からシャドーの切り札として頭角を現しました。彼の場合は前に速いだけでなく後ろにも動ける選手です。広島のシャドーはある程度守備のタスクも求められますが、浅野はそんな森保監督の意図を十分汲み取ってプレーできていました。

3年目のシーズン、浅野は佐藤寿人に代わって1トップで途中出場することが多くなりました。抜け目ない佐藤寿人から、圧倒的な身体能力を誇る浅野が出てくるこの広島の起用は相手チームにとって脅威で、浦和も浅野にはずいぶんとやられました。このシーズンから、FWとして点を取れる能力を身に着け始め、ヘディングやワンタッチシュートなどの得点パターンを増やす努力が身に着き始めました。

愛称の「ジャガー」は、名付け親は佐藤寿人です。本人もお気に入りのようで、ゴールを決めたあとの「ジャガーポーズ」で有名になりました。リオ五輪に出場した後に、イングランドの名門アーセナルに移籍して、そこからドイツのシュツットガルトにレンタルされて現在に至ります。

最近の日本サッカーの躍進には、こういう身体能力の高い選手に正しい技術をつけることに成功していることも要因として考えられます。浅野や井手口の活躍を見ていると、これからもそういう選手が下から育ってくるはずだと、日本サッカーの未来に希望が持てると思います。
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