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ズラタンによるオプション(2/11PSM浦和対磐田)

2015-02-11 17:24:22 | 浦和レッズ
今日のPSM磐田戦、見ていました。熊本戦で吹き荒れた風が、この日は止んでいたので、好コンディションでの浦和らしさを期待していました。特に、今回は浦和の選手としてのズラタンを初めて見るので、レッズフェスタで他の選手が言っていた「ズラタンが入ってオプションが増えた」の中身が最大の興味でした。

この日は柏木をボランチで起用し、2シャドーはアタッカータイプの石原と武藤です。どこにボールを収めるつもりかが気になりましたが、石原やズラタンが入れ替わりながらキープして周りを生かし、アタッカーでもボールを収められることをアピールしていたように見えました。

特にズラタンがどういうタイプのFWかがチェックポイントでした。ズラタンの上背は183cmと浦和の中では大きい方ですが、相手DFを背負ってキープするタイプではなく、頭を使って相手DFの間にうまくポジションを取る動きを得意にしています。ファーストタッチがうまく、ボールをワンタッチで蹴りやすい位置に置けます。

また、周りを使う動きもできます。ズラタンが入ると、味方クロスに対してファーサイドに回り込んでヘディングで折り返すプレーもできます。石原のヘディングでのフリック(頭で競って後ろへ流すプレー)とともに、浦和の新しいオプションに期待しています。また、ズラタン、石原、橋本あたりがターゲットになる、セットプレーも面白いです。

この試合は、ズラタンのシュートがポストに当たったところをシュートした宇賀神のこぼれ球が武藤のところにこぼれた先制点で始まりました。相手ファウルでのPKを槙野が外したものの、宇賀神のクロスから橋本が相手GKのミスとはいえミドルを決めて2点目を得ると、宇賀神が相手左SB坪内をフェイントでうまく外して3点目を決めて試合は決しました。

もっとも、終了間際に決められた1点は反省材料です。ミシャサッカーにおいて、守備から攻撃に切り替わるところでは絶対にミスをしてはいけないのが鉄則ですが、相手ボランチ藤田が、那須のフィードがズラタンに入るところを計算していて取られ、そこからスルーパス一本で小林祐希に決められました。

槙野が試合後のインタビューで「あの場面はズラタンがキープしてくれることが前提」と語るように、やってはいけない形で、出した那須、キープできなかったズラタン、小林をフリーにした小島と、皆に責任がある失点です。それは、PSMだから次に生かせと、サポとしては切り替えていますが。




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