Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

コルナゴ フレーム塗装 下塗り

2014-05-22 20:05:31 | COLNAGO コルナゴ 組立
コルナゴのロード用フレーム 前回は塗装の足付けを行いました 
その作業を進める間にもパイプの色が変って行く症状が見れます、
錆を発生させない為に下塗りの塗装をしましょう





COLNAGO コルナゴのロードフレームの塗装を剥し 240番のペーパーで
塗装前の足付けを終わらせました その作業を進める間にもパイプが
黒く変色して行きます 少しでも早く下塗りをした方が良さそうです




本来もう少し大きな番手まで下地調整をしたかった
のですが今回はやや粗い下地で作業を進めます
塗装前にフレームの脱脂を丁寧に行います






ペイント薄め液やシンナーを使いウエスで良く拭きましょう
油脂分が残っているとその部分だけ塗料が乗らず 大変
悲しい思いをします




ここから先はなるべく素手でフレームを触らない様に
しないといけません 手の脂って結構残りますよ






塗料を乗せたくない部分にはマスキングをします
マスキングテープにも種類が色々有りますが
薄手で糊の少ない物が使い易いですね 
今使っているのは コーキング用です








フォークのスレッド部とフォーククラウンの
玉押しの圧入部にテープを貼りました




脚立を利用して塗装用のスタンドを用意します






塗装用スタンドと言っても大した事はしていません
水道用のパイプや鉄筋を結束線でくくっています






今回の下塗りは 何時もの様に Holts ホルツの
カースプレーを使います このサフェーサーは
錆止めと上塗り塗料の食い付きを良くする効果が
有ります




使う前に缶を良く振り内部の塗料を撹拌します
これはスプレーではお約束の儀式です






では塗って行きます いきなりフレームに吹き付ける
のではなく最初は何処かへ空吹きします 一発目は
ツブツブやダマが出る事が有るのでそれを避ける為
です そしてフレームの塗料の入り難い所から始め 
何度かに別け全体へと進んで行けば良いでしょう




吹き付けが終わったので日陰で乾燥させます






塗料の入り難い部分も綺麗に塗れています






リアエンド付近 フォーククラウンのメッキは
生かせ無かったのでここも塗装にします





日差しの強い日に写しました眩しい様なブルーが綺麗ですね

フレームの全塗装で大変なのはここ迄です作業を急ぐとやはりそれは
仕上がりに影響します この後はまだ塗装の色も決定していませんが
買い置きの有るスプレーを一度確認し 使える物が有ればそれで進める
かも分りません 皆さんに期待されているのを感じますが、案外保守的で
冒険をしない私は期待を裏切るかも分りません(笑)

前回の作業 【 コルナゴ フレーム塗装 下地処理 】

次の作業 【 ギアクランクのお手入れ FC-6500 】


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15 コメント

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こんな手段も (北市)
2014-05-22 20:52:20
はじめまして。
自分が地金の足付け砥ぎする時は、同じように錆の発生が気になるので水砥ぎならぬ「CRC556砥ぎ」しています。
どうせプラサフ塗装の直前にラッカーシンナーとパーツクリーナーで完全脱脂するのですから。
それでも脱脂が不十分でサフが弾いた箇所が出た時にゃホント涙が出そうになりますね。
返信する
北市さん (Kino)
2014-05-23 00:22:54
初めまして コメントを有難うございます

単に金属を磨くだけならそんな方法も良いかもしれませんが
塗装を前提にした磨きで油は近付けたくないですね

その為に塗装を剥離する段階からフレームを強い洗剤で洗ってから着手しています
返信する
嘘のようですが (igutorio)
2014-05-23 03:52:50
kinoさんご無沙汰してます。プラサフを吹く前に、灯油でフレームを拭いておくことをお勧めします。錆止めの裏技です。灯油は乾くと塗装をはじきません。油なので嘘のようですが、ガソリンタンクなどの塗装では常識ですよ。お試しあれ!
返信する
igutorioさん (Kino)
2014-05-23 05:58:27
ご無沙汰しています 色々な事で上手く楽しまれていますね お元気そうで何よりです

灯油がそんな効果が有るのですか
以前は部品を洗う為の洗い油として灯油を使うのが普通でした
そして手がとても嫌な汚れ方がします でもそんな効果が有るなら
部品を灯油で洗うのは理に適っている事になりますね

何か信じがたいお話ですが igutorioさんが実践されているのだから間違いの無い事なんでしょうね
一度何かで試してみます 面白い話を有難うございます
返信する
Unknown (北市)
2014-05-23 21:19:57
CRC556なら塗料を弾かないうえに錆も防げるって情報だったのになぁ
頭から否定的な態度にがっかりしました
返信する
北市さん (Kino)
2014-05-24 02:00:13
先程頂いたコメントでは

5-56 を使った後
>どうせプラサフ塗装の直前にラッカーシンナーとパーツクリーナーで完全脱脂するのですから。
それでも脱脂が不十分でサフが弾いた箇所が出た時にゃホント涙が出そうになりますね

この様に書かれていますが 脱脂をする事を前提にこの作業をなさっているのでは無いのですか?

脱脂が必要な物は塗装前には使いたく無いと言うコメントをお返ししたつもりです

今回頂いたコメントは
>CRC556なら塗料を弾かないうえに錆も防げるって情報だったのになぁ

最初に頂いたコメントと整合性が無いですね

尚、呉工業のホームページの FAQ では

Q: 5-56を塗布した後、塗装やメッキはできますか?

A: 5-56は鉱物油を含有しているため、塗装やメッキはできません。完全に除去した後に行ってください。

と書かれています この回答に誤りが有ると言う事なんでしょうか・・・
一度試してみましょう  有難うございました
返信する
このまま (ウホホ♪)
2014-05-25 00:28:03
このまま・・・・
 
 ちょっと青味なグレーなマットカラー
  でも いけちゃうような仕上がりでっせ♪


お見事な スプレー操作です 
返信する
ウホホさん (Kino)
2014-05-25 05:47:30
自転車へのマッド系、最初は艶の無い塗装に驚きましたが 確固たる地位を築きましたね

手元にはちょっとした化粧用に黒の艶消しが有りますが このサフェーサーを含め
艶の無い塗装はまず失敗しないですね

クロモリの細いパイプに艶の無い塗装は似合うのかな・・・

>お見事な スプレー操作です 
有難うございます でも私ではなく Holts のスプレーが優秀なんだと思います(笑)
返信する
Unknown (にきち)
2014-05-25 10:26:58
いつも楽しみにしています。にきちと申します。

脚立等を組合わせた塗装用の台は良いアイディアですね。

ところで、塗装の回にいつかお尋ねしようと思っていたのですが、当方も自転車はもちろん、ファンヒータの部品等、スプレー塗装を行うのですが、その際に塗料の臭いがご近所の迷惑になるのではないかといつも気になっています。KINOさんの作業場所も近所に住宅等があるように見えますが、その辺りはどうされているのでしょうか。
返信する
にきちさん (Kino)
2014-05-25 11:24:01
塗装をする時は出来るだけ 塗装をし易い、スプレーを自由に使える体勢は作りたいですね

スプレーや塗装時の臭い
今の環境ではご近所に対する気遣いは全く気にしなくて良いでしょう そんな場所です

以前は住宅地の自宅でしていましたが そこでもあまり気にしませんでした
近所で反目し合っている様なお宅が有るなら話は別ですが
一日の間に 精々使うのは 300ml 程度の缶スプレー 2本  
マンションの様な共用廊下でしている訳でも有りませんし
やはり気遣いは必要ですがご近所付き合いの中ではお互い様で済む程度だと思います

それを気にしていたら サンマを焼くのも気にしないといけなくなります・・・

と言ってもこんな事は人に依って考え方は色々なので 違う意見は有るとは思いますが
自分が許せる様にすれば良いのじゃないでしょうか
返信する

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