Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

カンパ ピスト用ハブ グリスアップ

2015-01-28 20:11:10 | 自転車整備 ハブ
前回分解洗浄し美装までしたカンパのピスト用ハブ 今回は新しいグリスを使い
組立て調整を行いましょう





長く使わずに放置して有ったカンパレコードのピストハブ ロックナットには
67 の刻印が有りました グリスアップを進めて行きましょう






今回はフィニッシュラインのテフロングリスを
使います ハブ本体は綺麗に清掃し準備が
出来ています






玉受けにグリスを塗布します この段階では
スチールボールが落ちない程度の量で良いでしょう






シャフトにも薄くグリスを塗っておきます
錆の防止が目的です






洗って綺麗に準備が出来ているスチ―ルボールを
玉受けに並べて行きます




ボールを並べ終えました






一度玉押しを入れ回してみます これでグリスの
量を確認し 目的に応じて量を調整すれば良いと
思います




左右のグリスの調整が出来たら シャフトを
差込みます






玉押しを取り付けます






玉押しを奥までネジ込んだら次はワッシャーです






シャフトの溝にワッシャーの内側の突起、 
舌が入ります とても大切な役割を持っている
溝と舌です






ワッシャーの次はロックナット






ナットを奥まで締め込みます




ここからは玉当りと言う 回転調整です シャフトを
指先で回しガタが無く一番回転が軽い所に調整します






玉押しには 13mm のハブスパナ




ロックナットにはモンキーレンチを使い
お互いを締め込み合い ネジが回らない様に
固定します
この写真であればハブスパナとモンキーを
引き寄せあう様に締め込みます






玉当りの調整が終わりました これは中々一発で
決まる事は無いので 神経を集中し何度も繰り返す
事が多いですよ はみ出したグリス等は綺麗に
拭き取りましょう





Campagnolo RECORD 製造から約 48年経ったハブです 私の街乗り用ピストにも
全く同じ年代のハブを使っています それが他の物より一番調子が良いのが
凄いですね

前回の作業 【 カンパ ピスト用ハブ 分解~洗浄 】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする