Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

Scotch プラスチックテープと ビニテの比較

2011-11-05 20:35:58 | 自転車部品・用品
3M の商標で知られる住友スリーエム ここのブランドの一つが
Scotch スコッチ その商品群の一つにプラスチックテープと言う
粘着テープが有るのですが これが自転車整備の役に立ちます
どの様な物か少し見てみましょう






私がこのプラスチックテープを使うのは この様な
ハンドルテープの端末処理や その他、今迄は
ビニールテープに頼っていた部分

このプラスチックテープの何が良いか・・・
温度差の影響が少なく 真夏でも糊が沸かない
実に良いテープです






私のブログでも度々登場するこのプラスチックテープ

先日この様なコメントを頂戴しました
これの他にも使用感が変らない ビニールテープが
有ります そちらの方が単価も安いです(要約)






そしてわざわざ購入先の URL まで貼って頂いていたのがこれ

電気化学工業の電気絶縁用 VINI-TAPE ビニテープと言う商品
実は私も仕事でたまにビニールテープを使います そしてこの
商品を使った実績も有り 上の写真の小さな巻きの奴がその
使いかけの物です

その経験から これが 3M のプラスチックテープと同じ
使用感だとはとても思えず その様にコメントを返すと
いやいや遜色は有りませんとの 再コメントを頂く・・




そして ホームセンターなどで売っている様な物では
有りませんとおっしゃる
 
私の思い違いだったのか と今回新たに情報を頂いた物と
全く同じ物を買ってきました そして購入先はホームセンター・・・

人が良いと仰るものは試してみる これは有り難い事です 
不安が有れば自分で試してみる 良く解らない事を何時までも
もやもやしたまま置いておきたくないですから 
そんな訳で 今回も二つのテープを試してみましょう






じゃハンドルに巻いて試します 使うハンドルは
鉄の深曲り ロード乗りの方達には馴染みが薄い
NJS 認可ハンドル

ハンドルに双方のテープを巻いてみました






上がプラスチックテープ 下がビニテ 同じ様に
引き伸ばしながら巻きました ここでの違いは
糊の加減 ビニテはすでにベタツキを感じます

そして引っ張った時の皺のより具合






そして限界まで引っ張るとテープが切れます
その破断面の違い プラスチックテープの伸び率は
150 % 切れる時はかなりサクさを感じます それに
対しビニールテープは何時までも延びている感じ

ここがプラスチックテープの良い処なんですが
延ばして使った物が ビニールテープの様に
元に戻ろうとしません 




切れ端をライターの火で炙ってみました ビニテには
火が付き燃え続けます プラスチックテープは一瞬火が
付きますが その後火は消えました

これは使用感を試す為の実験に全く関係無かったですが
素材の違いを試すため







自転車を触る時に過去ビニールテープも良く使っていました
それにはやはり少し不満も有ったのですが それは些細な事
なのであまり拘りもなく使い続けていました

しかしひょんな事からこのプラスチックテープに出会い
これを使い出すともうビニールテープには戻れません

ただプラスチックテープに類似している可能性が有るのは
耐熱ハーネステープと言う 車の電気コードを束ねて
止めてあるテープ あれはもしかしたら と言う気が
しないでは有りません こちらは上手く手に入れば
一度検証してみたいですね





Scotch のプラスチックテープの優れた処は
※ 熱の変化に依る影響をあまり受けない
※ 一度延ばしたものが元に戻ろうとしない
※ 糊に依るベタツキがほとんど無い

皆さんに感覚をお伝えするのは難しいですが
ハンドルバーテープに付属される 端末処理用のテープ
あれを少し分厚くした使用感です 良いでしょ?

ただ価格的には定価が見付からず 3.17m 150~300円と
販売先で色々です
関心がおありの方は是非一度お試しになれば良いですね

コメント (26)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする