2002y AR 147 セレスピード
それは近所の国産屋さんからの依頼であった。
知り合いの業者がアルファを処分したいと言うので買って欲しいそうであった。
この場合の処分とは、言わば「捨て値」で引き取って欲しいということである。
捨て値の理由はAT(セレスピード)が壊れてるそうであ~るw。
これはよくある話で、セレが壊れてなくても同年式の147セレの相場は限りなく
安いのであった。
ただ、解体処分するのは偲びないから専門店のDrにお声が掛かったということである。
安請け合いしたものの、こういう個体はいくら安くとも、たぶんズルボロで場所の
邪魔になるだけという場合も多いのである。
巷ではすでに数多くの147が部品取車に成り下がってるのも事実である。
どちらにしても気の向くの話ではなかったのだが、現車を引き上げて驚いた!。
一級品の証? 新車からこの状態ダス
この個体はオーナーがかなり思い入れ深く大事に扱われていたそうな。
ワンオーナー マンション屋内ガレージ保管 フルノーマル
実走行4.6万km
使用感少ないインテリア
付属品完備
Tベル一式交換後2000km!
絶好調?
試走してみたらセレの調子は平均以上に好調であった!?。
しかし、長時間乗れば症状が出ることは間違いないだろう。
テスター診断の図
やはり何箇所かエラーが入っており、修理が必要である。
診断によると壊れてるパーツが単体供給されてないので、セレユニット交換が必要の
ようである。
セレユニットは20数万円とお財布に優しくないのある。
善後策として、保有している中古セレユニットを分解して、パーツを単体交換した。
エラーも消えて、今のところ快調のようである。
これで商品車デビュー出来るのだが、問題は価格設定である。
仕入原価は限りなく安く、それこそ捨て値であった 。
安く仕入れて、高く売る!
これが商売の王道ダス(笑)。
しかし、それでは敢えてブログにアップする理由はないw。
黙って一般広告に出しておけば良いのであ~る。
欲しい方居れば指値受けますよ~ん 。