貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

扉の造作 4日目(3/23)

2008-03-25 22:50:06 | 単車小屋
片方の扁桃腺が突然腫れ上がって発熱したので、どうなることかと思ったが、朝方には解熱したので、なんとか作業を進めることが出来た。

扉本体の塗装は、定番のキシラデコールで行った。
ウッドデッキの再塗装用に購入してあったのだが、色目を合わせるために同じ塗料を使うことにしたもの。
刷毛やローラー刷毛で塗料を塗り広げたら、軍手で拭き上げる感じで塗装を行う。
ビニール手袋の上に軍手を装着して汚れ対策を施したつもりだが、木片のささくれが貫通してしまい、結局手が塗料にまみれることになってしまった。
それどころか、ささくれが手の至る所に刺さってしまい、刺抜きに苦労させられる羽目になった。
正直、軍手で直接塗り広げるのはお勧めできない。ボロ布でやるのが一番である。

当然、子供たちも参加して、午前中で2度塗りまで終えた。



乾燥待ちの間にはみ出した基礎コンクリートの削り取りを行った。
ダイヤモンドカッタを付けたディスクグラインダが有ればあっという間の仕事である。





ペンキと違って、8分乾き程度で作業が出来るのがステイン系の良いところ。
いよいよ扉の組み立てを行った。

まず、コーススレッドの下穴開けから。
φ15の穴を60mmほど開けるのだが、パワービットがご臨終のようで煙を吐いてしまう。
急遽、15mmのドリルビットを買いに走ることになった。

組み立ては縦の框材を倒れないよう固定して、横の框材をガイドにして鏡板の1X4をはめ込んでいく。



ここで、鏡板は反りが出ることを考えて木表と木裏交互に配置するのがコツとのこと。



1x4材の反り、捻れと加工精度の低さで多少苦労したが、なんとか組み立てて形になった。



横の框材固定は木工ボントと120mmコーススレッドの併用だが、1X4材の鏡板ははめ込んであるだけでボンドも釘の類も使用していない。
集成材や合板を使用しない、いわゆる無垢のドアである。

周りは扉を作るのに何故1X4材をちまちまと加工しているのか、不思議だったらしい。
合板を鏡板にして補強にバッテンを入れるのがこの手の定番なのだが、実はこちらの方が安上がりである。

ただ、思ったより安っぽくなったのはちと残念。
主因は塗料で、WRC材は良い色に仕上がったが、SPFは汚れた感じの黄褐色になってしまい、みすぼらしい。いっそのことペンキで塗ってしまおうかと思うくらい。
おまけに、コーススレッドが斜めに入ったため2ヶ所ネジが飛び出す失態が・・・

コメント
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