新潮社刊
かつて、「友情」という言葉があった。しかし、これは声高に言うものではないし、お互いが分かっていれば良いものだった。ましてや、「僕に友情を持ってくれ」などと相手に強要するものでもない。
本書は、この二人の旧制高校時代(辻・22歳、北・20歳)から、辻邦生が74歳で亡くなるまでの、約半世紀に亘る交友記録である。つまり、「友情」とは、それほどの永きに亘って色褪せないものなのである。この本では、主として昭和23年から昭和36年までの、160通を超える手紙が取り上げられている。
こうしてブログで改めて取り上げるのは、どうにも照れくさいのだが、昨夜ふと読み返して書いた次第。
かつて、「友情」という言葉があった。しかし、これは声高に言うものではないし、お互いが分かっていれば良いものだった。ましてや、「僕に友情を持ってくれ」などと相手に強要するものでもない。
本書は、この二人の旧制高校時代(辻・22歳、北・20歳)から、辻邦生が74歳で亡くなるまでの、約半世紀に亘る交友記録である。つまり、「友情」とは、それほどの永きに亘って色褪せないものなのである。この本では、主として昭和23年から昭和36年までの、160通を超える手紙が取り上げられている。
こうしてブログで改めて取り上げるのは、どうにも照れくさいのだが、昨夜ふと読み返して書いた次第。
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