村岡花子

2014-04-15 08:40:46 | 日記

KAWADE夢ムック

彼女が『赤毛のアン』シリーズの翻訳者であることは知っていたが、『フランダースの犬』や『ハックルベリィの冒険』『クリスマス・カロル』も翻訳していたことは知らなかった。何しろ翻訳者を確認して読む習慣はないというか、娘がテレビでアニメを見ているのを横目で見ていたくらいなので。つまり、その手の本を読む年ではなかった。というと、言い訳になるが…。
むしろ、女性教育評論家、市川房枝と一緒に婦人参政権を戦った運動家という印象の方が強い。
それにしても、明治生まれの人は強い。ふたつの大戦を生き抜いて来ただけでも大変なのに、敵性語の英文学を翻訳するというのは正に命懸けのことだったに違いない。とても今では考えられない。
という訳で、いろいろな意味で読み応えがあった。テレビドラマ化されるそうだが、どこまでこうしたことが描かれるのでだろうか。


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