新里達也編著 海ゆう舎刊
タイトルを見て、ああと分かった人向けの本。ちなみに紙切りでもなく髪き切りでもありません。
私も、かつて昆虫少年だった。東京に住む子供にとっては、高尾山がメッカだつた(世界遺産になる、ずっとずっと昔の話です)。多分八年くらい通い詰めたと思う。標本作りに夢中になった覚えがある。あの頃、こんな本が出でいたのならば、私はカミキリ屋かカブトムシ屋になっていたかも知れない。
今も、現役の人達にはとても楽しめて、同感できる本ではないだろうか(大人も子供も)。全くカミキリに興味のない人にもお勧めです。虫を追いかけて日本や世界の地理が分かり、そして何よりも人の輪がつくれることを知って欲しい。
前回はアサギマダラの本でしたが、この手の本、好きなんです。
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