ペンギンが教えてくれた物理のはなし

2014-07-02 15:08:10 | 日記

渡辺祐基著   河出ブックス刊

バイオロギングという用語を知っているだろうか。知っている方は本書を読む資格がある(私は知らなかったので、格別面白かったのですが)。
要するに、簡単に言うと鳥や魚、渡りや回遊が詳しく分からない生き物の行動範囲を知ることが出来る最新機器。例えばウナギがどこを回遊しているかは分からない。最近やっと、産卵場所が分かったくらいだ。この機器のメカニズムは省く。しかし、これでわかった事は凄い。マグロは時速100キロで泳ぐというが、実際はたった7キロ。世界一のろい魚はニシオンデンザメで、たったの時速1キロ。
まだまだ面白い話は沢山あるが、書いたら野暮というものだろう。肝心のタイトルの話だが、これも同じ理由で書きません。まっ、もし釣り仲間がいるのでしたら、尊敬されること請け合い。
読んでみてください。楽しい本です。


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