数学×思考=ざっくりと  -いかにして問題をとくか-

2014-07-09 14:53:19 | 日記

竹内 薫著   丸善出版刊

確かに、大雑把、概略(著者はざっくりと、と言っているが)を掴むというのは大事なことで、それに数学というか統計学を加味すると問題の全体をよく掴める。よく打ち合わせなどでいきなり細かな統計を出されても、見せられた方は自分の頭の中で大雑把に捉え直す作業を強いられる。会議で「要するにどう言うことなんだ」と、言われたり、思ったことが多い筈だ。
新しくチャレンジするにしても、他人に説明するにしてもざっくりと把握するという手法は有効だと思う。というのは、細かなデータを見せられると、逆に極端に違う部分に目が行ってしまってそこを質問したくなる。発表者としては無視していいデータにも拘らずだ。
唯、著者は所々で指摘していることだが、大雑把に把握するには基本的な事が分かっていないと、難しい。一般教養というか知識が必要なのである。一方的な思い込みでは通用しない。著者は、この点をもう少し強調しても良かったのではないか。もちろん、プレゼンが苦手な人にはとても役に立つ本。


コメントを投稿