ジグザグ山歩き

山歩き、散歩、映画など日々、見たこと、聴いたこと、感じたことなどつれづれに。

小三治の転宅

2013-06-25 07:26:04 | 落語
新宿末廣亭6月下席の夜主任は小三治である。休みが取れたので、聴きに行くことにした。小三治が出るとなると、夜の部になっても、席は空かない。早い時間から行かないと、座りたい席には座れない。10時半開店の伊勢丹で弁当を買って、並ぶことにした。土曜は深夜寄席があるので、枕の話も抑えて、時間きっちりに終わっていた。泥棒の話から、石川五右衛門が出てきて、豊臣秀吉が信長に草履を温めた取り入った性格は気に入らないらしく、五右衛門が城内に入っただけで見せしめに秀吉が油で釜茹でした話などが枕で、本題の転宅の話に入った。泥棒より数段上手な横丁の囲いの女に騙されてしまう話。この人のよさそうな泥棒を小三治は見事にツボにはまったように演じる。おどけた表情が何とも言えない。無理して時間を作り、聴きに行った甲斐があった。満足して末広亭を後にする。

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2 コメント

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Unknown (カモシカ)
2013-06-27 22:29:04
また小三治の噺が聴けて羨ましいです。
昼の部なら私もチャンスができるのですが、そうなると夜の部はガラガラに空いてしまいますからね 笑
行きたいときにすぐ行ける環境が本当に羨ましいです。
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カモシカさん (つばさ)
2013-06-29 06:27:12
小三治の人気はすごいですね。今、最も人が集まる噺家の一人ではないでしょうかね。この日も席が埋まり、立ち見が出ていました。聞こうと思えば、夜の部の最後まで話が聞けるのはよいのですが、小三治を聴くのには、朝から並ばなければならないというのが難点です。
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