最近、寄席に通うこともよくあって、「落語娘」という映画が上映されているというので見に行くことにした。ちょうど映画の日でもある。そこで、今朝、休みで、新宿に映画でも見に行くと娘に話をしていたら、久しぶりに今日はあいているので、娘もいきなり行くと言い出す。市役所に最初行くからと、駅で待ち合わせていたら、遅れてくる。結局、都庁で、パスポートを取りたいからついでに映画に付き合った様子。ちゃっかり。終わってからは、都庁の展望台に行ったり、ビールも飲んで帰る。もちろん、こちらの負担である。
「落語娘」は落語の男社会に飛び込んだ女性、香須美(ミムラ)と破天荒の師匠、三々亭平佐(津川雅彦)の物語。落語という伝統芸能の世界では男尊女卑があって、厳しい。この師匠は、演じると死ぬといわれるいわくつきの演目「緋扇長屋」に挑む。この演目も映像をうまく使って、演じている。落語監修には落語家・柳家喬太郎があたっているし、現役の落語家たちが監修に参加して、実際に、ワンポイントで有名落語家も出演している。猛稽古を経て臨んだといわれるミムラは、「寿限無」「景清」「たらちね」などの演目を見事に披露していて、落語も楽しめる。私がよく行く「末廣亭」も舞台になっていた。落語を扱っているだけあって、映画の落ちもある。なかなか構成は考えられている。娘はもう少し笑わせてもらえるかなと思ったといっていたが、確かにこういう題材だと落ちはあっても笑いをとる場面は意外に少なかったかもしれない。
それでも、映画の創作で、男尊女卑の様子など極端な描写もあったかもしれないが、普段はなかなか目にできない、高座の裏側も垣間見られる作品で、楽しめた。
都庁に行ったついでに展望台にも上がって、天気はよかったが、かすんでいた。あまり遠望はなかった、その後のビールが美味しかった。
「落語娘」は落語の男社会に飛び込んだ女性、香須美(ミムラ)と破天荒の師匠、三々亭平佐(津川雅彦)の物語。落語という伝統芸能の世界では男尊女卑があって、厳しい。この師匠は、演じると死ぬといわれるいわくつきの演目「緋扇長屋」に挑む。この演目も映像をうまく使って、演じている。落語監修には落語家・柳家喬太郎があたっているし、現役の落語家たちが監修に参加して、実際に、ワンポイントで有名落語家も出演している。猛稽古を経て臨んだといわれるミムラは、「寿限無」「景清」「たらちね」などの演目を見事に披露していて、落語も楽しめる。私がよく行く「末廣亭」も舞台になっていた。落語を扱っているだけあって、映画の落ちもある。なかなか構成は考えられている。娘はもう少し笑わせてもらえるかなと思ったといっていたが、確かにこういう題材だと落ちはあっても笑いをとる場面は意外に少なかったかもしれない。
それでも、映画の創作で、男尊女卑の様子など極端な描写もあったかもしれないが、普段はなかなか目にできない、高座の裏側も垣間見られる作品で、楽しめた。
都庁に行ったついでに展望台にも上がって、天気はよかったが、かすんでいた。あまり遠望はなかった、その後のビールが美味しかった。