美しいけれど鋭いトゲを持ったバラですが、そこに伸びてきた新芽は、そんなトゲを全く感じさせない柔らかそうで赤ん坊のような初々しさです。それが華麗に成長すると、やがて近づくものに傷を負わすことをもためらわない鋭いトゲを持つようになるのですね。
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ナデシコが可愛らしく咲き始めました。そういえば昨年大手術をした病院のマークはナデシコで、病院の親身になってやってくれる医療行為のあれこれが、まさにぴったりだという印象を今でも強く持っています。特に看護婦さんにはそういう気持ちを抱き続けています。ナデシコさんたちの元気なご活躍を祈ります。
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遠くに見える薬師岳は、雪の塊のように見えて、まだ雪解けが始まっているとも見えません。まるで冬の山です。3000㍍級の立山の峰々の雪は田植えが終わってもまだ白いですから、この姿は当たり前といえば当たり前なのですが、山上の季節と平地の季節の差の大きさを感じます。
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吉林から長春の飛行場へ向かう途中の、吉林を出ようという所です。北京長安街で使われるような立派な街灯がついていますので、長春空港から吉林への迎賓路的なものかも知れません。吉林には元々軍用と共用の空港があったのですが、滑走路が短く、また長春空港が吉林よりに移転して来たので(多分)、吉林空港の民用部分は廃止されたようです。
これで吉林はお終いです。明日からは江蘇省宜興(こうそしょうぎこう)を始めます。
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メインストリートの交差点を東に向かった方向です。時刻は夕暮時で少し暗いです。月が見えます。
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宿泊したホテルです。「日式焼肉」の店にはお世話になりました。中央部に仏塔のようなものが見えますが、実は中央部にあるのではなく、後ろに楕円形の20数階建ての大きな宿泊棟があり、その上にこの塔が立っています。私の部屋はこの後ろの宿泊棟にありました。
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28日、29日は安徽省へ行きましたが、途中の田園は菜の花の黄色が目立ちました。華東は二毛作が多く、黄色の菜の花と小麦の緑が鮮やかです。これに蓮花のがピンクがあると一層きれいなのですが、蓮花は殆どありません。田畑を休ませる余裕が無いのでしょう。
さて、今日は吉林の最終版です。外貌からして新しく建て替えられた吉林駅とは違って、その近くにある古い建物です。写真右手奥が吉林駅なので、現在は鉄道部関係の機関が入っているようです。
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風が吹いて、冷たさもかなりだからか、Ｍ高校ではグラウンドではどの部活動もやっていませんでした。別の方へ回ってみると、テニスコートでは女子のテニス部員が練習をしています。やっぱり春だな！と感じさせてくれました。グラウンドやテニスコート、体育館が本格的に始動するのは、もう間もなくです。
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白い立山を眺めながら、風はまだけっこう冷たいですが、ぼちぼちと農作業が始まってくるのは見ていて良い景色です。風は冷たいといっても身を刺すような冷たさでないのが、ある種の爽快感をもたらしてくれます。
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耕耘機が動き出しました。一枚の田の作業を終えて次の田に移ったのに耕されていません。「あれっ？」と思い、農機の作業をよく見ていると、全体を掘り起こして耕すのではなくて、まず畦際の部分をまず掘り起こしているのです。日本の農機はこの辺なかなか芸が細かいのに驚きます。
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吉林市街地の大きな交差点の角で見かけた「吉林第九中学」です。いずれも、ロシア風の建物です。白い縁取りをして、このような色合いの塗装をした建物は、モスクワではよく見かけたことがあります。これは、戦前に建てられたかどうかは判りません。戦後中ソ蜜月時代にソ連を模倣して建てられたのかも知れません。
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カトリック教会の並びにあった建物です。「天慈安老院」とあるので、老人ホームとなっているのでしょうか。
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カトリック教会です。ロシア正教ではなく、カトリック教会なのが不思議です。でも建物の外観からみて、これは戦前に西欧人が建てた建物でしょう。
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共産党吉林市委員会です。これら（1）と（2）二つの建物は、並んでいる訳ではありませんが、割合近いところにあります。これらは、日本が戦前に建てた建物だと思います。
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昨日、安徽省淮安(あんきしょうわいあん)と寿県(じゅけん)から夜遅く上海に戻りました。
さて、今日は、吉林の昔建てられたと思われる建物の特集です。（1）～（4）は、松花江が蛇行して西から東に流れる所の北岸にあります。（5）は、そこから少し北側の市街地の交差点角で撮りました。
まず（1）は、吉林市人民政府です。日本が戦前に建てた建物だと思います。
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