立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

景色にとけ込む橋

2007年05月31日 | Zenblog
 最近は「橋」といっても、そこのランドマークになるような橋が「・・・ブリッジ」とか称して大きく派手派手しく架かるようになりました。それもまあいいでしょうが・・
 しかし、私の好きな橋はこの写真のような橋です。景色に全くとけ込んでしまって、その存在をだれも意識しないような橋です。絵に描きたいような美しさが、かえってあります。かけられた頃は、ひょっとしたらかなり目立っていて人の目を引いたのかも知れませんが、今ではもう完全に周囲の景色に溶け込んで自己主張らしきものがほとんどありません。まわりの木々や家々とも仲良くなって、しっくりしたのです。
 景色のなかの一部が妙に目立つというのは、あまり見よいものではないですね。全体として美しいのが、美しい景観というのでしょうね。

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金魚その後・・・この金魚はたして赤くなるか?(つづき)

2007年05月31日 | Zenblog
 まだ赤くなっていません。3月29日のブログに載せてから2ヶ月が経ちました。私の通う接骨院の金魚の身の上に大きな訃報がありました。一番小さかった金魚がなくなりました。やっぱり競争に勝てなかったのでしょうか。ここの主人は細心の注意を払っておられたのですが、ある朝亡くなっていたようです。5月初めの朝のことでした。
 現在の2尾の金魚はかなり大きくなり、体型に変化が現れています。すこしランチュウらしくなってきています。色は変わってきているようでもありますが、赤くなったとはまだ言えません。6月に赤に変化するのは無理な気もします。赤くなってくれるのはいつでしょうか?

 この金魚たちの命でさえ貴重に思います。人間の命はなおさらです。松岡農水相の自殺にははっきり「ノー」というべきです。マスコミ・政府の態度は曖昧に過ぎます。自殺が急増し、自殺対策がやかましく言われる中でこの件に関する政府のやや持ち上げ気味(やや美化気味)の雰囲気は危険です。きっぱり自殺を否定する政府の態度が必要です。

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立山に向かう国道8号線

2007年05月30日 | Zenblog
 富山市から新潟方面に向かう国道8号線はお勧めです。市街地を抜けて常願寺川にかかる雄峰大橋まで来ると、目の前に北アルプス立山連峰がパノラマとなって展開します。この景観の開放感と雄大さの実感はたとえようもありません。曇って立山が隠れていたらよほど不幸ですね。冬は、あまり不幸ではありませんが、他の季節は幸福の保証はありません。晴れていても、立山だけ雲に隠されて立山が望めないこともあります。
 雄峰大橋から先はかなり長く立山に向かって、つまり立山を正面に見て走ることになります。立山をどうぞ満喫してください。写真は、国道の立山方向つまり東向きに写しています。立山に向かっていくのは、左側の車線です。向かってくる車は新潟方面からの車です。
 そして、新潟県に入るには「親不知(オヤシラズ)」を越えることになります。親不知は北アルプスが、そのまま日本海になだれ込んだ感じで富山県・新潟県のあいだに立ちふさがっているのです。いちど、この国道をゆっくり走ってみられるようお勧めします。

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麦秋立山

2007年05月29日 | Zenblog
 麦を作ることも減ったのでしょうね。でもまだ、あちこちに麦の実った色が見られます。県東部では、宇奈月の地ビールの原料にするためにビール麦(大麦)の栽培が進み、収穫の真っ最中だとテレビが伝えていました。
 麦の実った色は、稲とはまた違って独特の色合いです。学校帰りに実った麦を手に挟んでもみほぐし、からを取り除いて噛んでいるとガムのように粘りけのあるガムの代用品になったことを思い出しました。小学生の頃の昔の話です。
 実った麦畑の向こうには、残雪の減った立山連峰が控えています。今も良い季節です。

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立山、残雪減り夏へ

2007年05月29日 | Zenblog
 立山の景観が変わりました。真っ白だった山容が、雪がみるみる減っていって青い部分が急速にひろがっています。この冬の積雪量が少なかったせいでしょうか、もうそういう時期になったということでしょうか。夏が近いことを感じさせられる山の景観です。
 でも、国道8号線を東へ走っていると、目の前に雪を残す大きな立山の山容が現れます。今でも、ふとここは日本ではないような気分に襲われます。私の過ごした関西には3000㍍級の山などはなかったからです。こういうときにも、富山へ来てよかったと実感します。

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北前船の港・・・岩瀬

2007年05月28日 | Zenblog
 富山市岩瀬は、江戸時代に北前船の港として栄えました。明治以降も日本海航路の重要な港として活発な活動をしていました。岩瀬から富山駅近くまで船が入る富岩運河や、さらに工場地帯を結ぶ運河などの起点としての役割を果たしていました。現在もそれらの運河は当時の面影を残しています。
 最近、かつて港町として栄えた岩瀬の町を再現する試みが進められています。北前船の問屋として栄えた「森家」を中心に、江戸~明治の風情を復活させるために、表通りの家の造りをかつてのように戻したり、電線を地中化してみたり、「町づくり」が進んでいます。
 電線を地中化するだけで、電柱・電線が消えて街がこんなにすっきりするのかと驚いています。これは、どこの街でも進めてほしい試みですね。

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緑色しだいに濃く

2007年05月27日 | Zenblog
 刻々と自然の緑が濃くなっています。つい最近田植えされた田んぼの苗も、しっかりと根付き始めたようで、すこしずつたくましく感じられる濃いめの緑に進化しています。
 自然の、とくに今頃の歩みは速いですね。刻々と変化しているのが、わが庭でも、田んぼの様子の変化でも感じ取られます。もうじきに、田んぼの水も見えなくなるのでしょう。
 我が身の上にも、考えれば同じ時間が流れているわけで、望ましい変化か望ましくない変化かは別にして、それなりの変化が進んでいるのでしょうね。

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立山見えず、アルペンスタジアム。そして阪神ファン・・・

2007年05月27日 | Zenblog
 黄砂で景色がぼやけています。いつもなら北アルプス立山連峰がスタンドから見渡せるアルペンスタジアム(富山市民球場)の向こうに、何も見えません。立山も黄砂に隠れてしまっています。
 年に1・2回北陸シリーズとして中日戦か阪神戦などが見られる球場です。富山でも阪神ファンは熱狂的です。何年か前、阪神-中日戦を見に行ったとき、阪神が負けました。しかし、試合終了後も観客のほとんどいなくなったスタンドで延々と阪神ファンが「六甲おろし」を歌っていたのには驚きました。勝ち負けに関係なく熱狂する阪神ファンは、生半可な根性ではないとそのとき悟りました。私の友人も、クールを一応装ってはいますが、全くクールというようなものではありません。

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常願寺川の雨

2007年05月26日 | Zenblog
 きのうの雨の風景。これは常願寺川の下流、河口近くです。まだ浅いみどりの木の向こうを、ゆったりと静かに流れています。急流の下流域なのに、かつて急流であったことの片鱗も見せていないのが、いいですね。
 人の一生の終わり近くを、その前にどんなことがあったとしてももはや関係なく、このようにゆったりと静かに流れて、やがて海に流れ込んで静かに終わるというイメージも悪くありませんね。

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雨降る白岩川

2007年05月25日 | Zenblog
 今日は雨です。落ち込むというほどではありませんが、晴れの日に比べて気分が落ち着いているとはいえそうです。雨の日でも立山が見えることがありますが、今日はその立山も見えません。
 白岩川が静かに流れています。風景全体のトーンが落ちて、しっとりしているというのでしょうか。こういう時間も必要だなと感じさせられます。

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富山の駅前通り

2007年05月24日 | Zenblog
 正確には城址大通りといいます。このまままっすぐ進んで突き当たると、そこがJR富山駅です。もう分離帯のケヤキは鬱蒼と茂るようになりました。少し先の左側に城址公園があります。
 私たちが引っ越して来てからの10年の間に、この通りも少しずつ変貌してきています。これから6年後には上越から富山まで新幹線が完成する予定になっています。県や市は中心市街地の活性化にエネルギーを注いでいるようです。たしかに、中心部の商店街などはさびしくなっています。
 どのように変化していくのか、気にはなります。あっちにもあるこっちにもあるどこの都市とも同じようなデザインを描くのではなく、「富山らしさ」が出てほしいですね。少々泥臭くてもいいじゃないですか。富山らしい「チンドンコンクール」のように・・・

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田んぼに映える立山連峰

2007年05月23日 | Zenblog
 この季節、爽快な風が吹いています。白い立山連峰が連なって見えるだけでも、うれしさがあふれるのです。その上、まだ稲がやっと水から頭を出している程度で水を覆うまでには遠く、立山の峰々を田んぼに映しているというのは、至上の喜びに近いものがあります。
 あちこちと歩き回って腰が多少痛くなっても、何枚も何枚も写真を写さざるを得ないような気分になってきます。喜びが次々こみ上げてくるようないい季節です。

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マーガレットが咲いている・・・他者への想像力(つづき)

2007年05月22日 | Zenblog
 庭にマーガレットが無心に咲いています。夕方暗くなりかけの頃、かえって庭のマーガレットの白さが目立ってきます。

 4月25日のブログ「他者への想像力」で、申し訳ないことをしてしまったと謝ったM診療所の看護士さんのYさんに今日会いました。月に一回の診察の日だったので診療所に出かけたのです。出会うなりニコニコして、「あんなにまで書いてもらって・・・」と言ってくれました。読んでいてくれていたのですね。ホッとしました。「コメントに書くのも・・・だし」「電話をしようとも思ったのですが・・・」と言ってくれました。
 通じていたのはうれしいことでした。思ったことが通じていくというのはうれしいことですね。思ったことは語る、発信するということは大切だと思いました。Yさん、これからもマーガレットのように咲き続けてください。

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田んぼに雨(4)

2007年05月22日 | Zenblog
 小降りになり、やがて小止み状態になり、空の明るさが水面に映えるようになりました。ほんの短いドラマが終わりました。一つのドラマを見終わった感じです。

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田んぼに雨(3)

2007年05月22日 | Zenblog
 もう抽象図形どころではありません。田んぼの表面が騒がしくなってきました。表情が変わります。こちらの心も少し波立つほどの、ざわざわとした風景です。

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